第 3516回などで何度も書いているように太陽光発 電以上に有効なのが太陽風呂じゃないかと思っています。我が家の太陽風呂はもう30年 くらい使っています。多分我が家の家計に一番貢献しているのじゃないでしょうか。朝日ソーラーの悪徳商法で 市場が冷え込んでしまったのは今でも残念に思ってます。
そんな太陽風呂に関する記事が久しぶりにありました。
日刊工業新聞よ り 05月30日
ソー ラー給湯システム、パネル+反射板で集熱量23%増大-東京都市大など実証
東京都市大学都市生活学部の坊垣和明教授はソーラー給湯システムの太陽熱利用について、太陽熱の集熱パネルに反 射板を組み合わせることでエネルギー量が最大約20%増えることを明らかにした。積水ハウスと東京ガスとの共同研 究。
反射板を設置することで集熱効果が高まる
積水ハウスの研究施設と東京都市大学の建物屋上に実験装置を設置した。積水ハウスでは集熱パネルの設置角度を60 度、75度、90度の3パターンに変えた。季節によって太陽の高度が異なるため、年平均の集熱量は角度によってほと んど差がないことがわかった。
同大では90度に固定した集熱パネルの前面に太陽光を反射する板を設置。反射板にアルミ板、瓦、防水シートを用い、 幅(30センチメートル、1メートル)や角度(26・6度、水平)を変えた。幅1メートルのアルミ板を水平に置く と、ない場合と比べて集熱量は23%増加。給湯システムに用いた太陽熱の利用量は19%増で、他の反射板と比べて効 率が最も高かった。
この角度によって集熱量が変わらないというのは以前サイト 順路だったが最近は余り訪問していない市民 のための環境学ガイドで以前安井先生がご自宅に太陽風呂を取り付けるときに垂直に取り付け、冬の角 度の浅い太陽光に最適だし、夏はそれでなくても湧きすぎるのでこの角度が意外と有効であると書いているのを読ん で、成る程と感心したのを覚えています。
それだけに90度の集熱パネルの前面に反射板を置けば効率が上がるというのも素直に納得できるものがありま した。
まてよ、それなら反射板を太陽電池に置き換えるのはどうだろう。つまり、太陽光発電のパネルの後ろに90度 に集熱パネルを取り付けるのです。これでもある程度の反射は稼げそうです。逆に集熱パネルの反射光も太陽電池に 役立ちそうで、一挙両得かも。
相変わらずくだらないことを考えています!