団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★★非正社員

2011年09月07日 | 非正規・派遣

  第3235回第3524回などで何度か非難した派遣制度などの非正社員が増えているのだそ うです。この問題を解決しない限り日本の国が良くなることは無いと思うだけに心配です。

  SankeiBizより  2011.8.30

  非正社員の比率、38.7%に上昇

 厚生労働省が29日発表した就業形態の多様化に関する調査によると、派遣、契約など正社員以外の労働者の割合 は、2010年10月時点で38.7%と、07年の前回調査に比べ0.9ポイント上昇した。パートタイム労働者や契 約社員の割合が増加したことが原因。正社員の割合は、0.9ポイント低下の61.3%。正社員以外ではパートタイム 労働者が0.4ポイント上昇の22.9%で、契約社員が0.7ポイント上昇の3.5%だった。派遣労働者は3.0% で、08年のリーマン・ショックに伴う派遣切りなどを受け、1.7ポイント低下した。

  2011.8.29

  非正規社員、過去最高の38・7% 「賃 金の節約のため」4割超 厚労省調査

 厚生労働省が29日発表した「就業形態の多様化に関する総合実態調査」(2010年10月時点)によると、パー トタイムや契約社員、派遣労働者など全労働者に占める非正規社員の割合は38・7%となり、前回調査(07年)の 37・8%を上回り、過去最高を更新した。非正規社員を活用する理由(複数回答)は「賃金の節約のため」が43・ 8%となり、前回調査と同様にトップとなった。

 非正規労働者の割合は、パートタイムが22・9%(前回調査は22・5%)でトップ。契約社員が3・5%(同 2・8%)で続いた。派遣労働者は3・0%で、前回調査(4・7%)から減少した。

 一方、非正規社員に現在の就業形態を選んだ理由を聞いたところ(複数回答)、「自分の都合のよい時間に働けるか ら」が38・8%(前回調査は42・0%)でトップ。以下、「家計の補助、学費等を得たいから」が33・2%(同 34・8%)、「通勤時間が短いから」が25・2%(同23・2%)で続いた。

 「正社員として働ける会社がなかったから」は22・5%で第5位だったが、前回調査からは3・6ポイント上昇。 派遣労働者だけをみると、44・9%を占めトップ、契約社員でも34・4%で「専門的な資格・技能を活かせるから」 の41・0%に次ぐ2番目の理由だっだ。

 調査は従業員5人以上の1万6886事業所と、その従業員5万1152人を対象に実施。有効回答率は事業所が 61・7%、従業員が64・7%だった。

  「自分に都合のよい時間に働けるから」なんて人がそんなに居るんですかね。私としては「正社員として働ける会 社がなかったから」がどうしても気になります。日本の経営者達は何時までこんな自分たちに都合の良い経営形態を続け るつもりなのでしょうか。ここに問題意識を持って正社員での経営を目指すという経営者は居ないのでしょうか。短期的 には儲けが出て良いのかも知れませんが、それで日本の将来が無くなっても何の痛みも感じないのでしょうか。
  もういい加減、日本の未来のために日本の企業は日本人の雇用を守ろうなんて言い出す経営者が出てきても良さそう なものですが、無理なのでしょうか。
  しかし、そこが変わらない限り日本が今の閉塞感から抜け出すことはできない。このままでは本当に日本の未来は 真っ暗です。

何とかならないものか!