先月26日、米国・コネチカット州で行われた試合結果です。
WBCスーパーバンタム級王座決定戦:
ルイス ネリ 判定3対0(118-110、116-112、115-113)アーロン アラメダ(共にメキシコ)
*体重超過、ドーピング検査に引っかかるなど、プロボクサーとしては失格の振る舞いを続けてきたネリ。しかし不思議なことに、ネリの母国に本拠地を置くWBCには恩恵を受けているようです。
正規王者であるレイ バルガス(メキシコ)が、自身の負傷のために長期戦線離脱。そのために行われて今回の王座決定戦。ネリが同胞のアラメダに明白な判定勝利を収め王座獲得に成功。同時に2階級制覇達成を果たしています。
WBCスーパーバンタム級挑戦者決定戦:
ダニエル ローマン(米)判定3対0(116-112x3)ファン カルロス パヤノ(ドミニカ)
*ネリへの挑戦権を賭けて行われた一戦。今年1月にWBAとIBFの統一王座から陥落しているローマンが、元バンタム級王者パヤノに辛勝。王座返り咲きへのチャンスを手に入れています。
ネリ、ローマン、バルガスと日本でもお馴染みの世界王者たちが顔を並べている現在のスーパーバンタム級戦線。IBFには暫定ながらも岩佐が王者として君臨中です。そのスーパーバンタム級の2020年10月13日現在の王者たちの顔ぶれを見てみましょう。
WBA(スーパー):ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ブランドン フィゲロア(米/3)
WBC(休養):レイ バルガス(メキシコ/5)
WBC:ルイス ネリ(メキシコ/0)
IBF:ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン/0)
IBF(暫定):岩佐 亮佑(セレス/0)
WBO:アンジェロ レオ(米/0)
OPBF(東洋太平洋):勅使河原 弘晶(三迫/3)
WBOアジア太平洋:ジュンリエル ラモナル(比/0)
日本:久我 勇作(ワタナベ/1)