DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

吉野、今回は圧勝(日本/OPBF/WBOアジア太平洋ライト級)

2020年09月04日 12時05分01秒 | 世界ボクシング

現地時間の昨夜3日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本/OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋ライト級戦:
王者吉野 修一郎(三迫)判定3対0(120-108、119-109x2)挑戦者細川 バレンタイン(角海老宝石)

*2月に行われた日本王座の防衛戦、対富岡 樹(Reboot)戦で大苦戦を強いられ、8回に何とか逆転TKO勝利を収める事に成功している吉野。今回は一階級上の日本王者細川を迎えての防衛戦となりました。試合はジャブとフットワークを駆使した吉野が終始リード。結果は大差の判定で王者が防衛記録を伸ばすことに成功しました。

全勝記録を13(10KO)に伸ばした吉野。日本王座の6度目、そしてOPBFとWBOアジア太平洋王座の初防衛に成功しています。

 

*現在3つのベルトを保持している吉野ですが、それらは日本国内や地域王座に過ぎません。吉野が今後目指すのは、当然の如く世界王座獲得になるでしょう。それでは2020年9月4日現在の、ライト級タイトルホルダーの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(スーパー):ワシル ロマチェンコ(ウクライナ/防衛回数3)
WBA(レギュラー):ジェルボンテ デービス(米/0)
WBA(暫定):ローランド ロメロ(米/0)
WBC:デビン ハニー(米/1)
IBF:テオフィモ ロペス(米/0)
WBO:ワシル ロマチェンコ(英/2)
OPBF(東洋太平洋):吉野 修一郎(三迫/1)
WBOアジア太平洋:吉野 修一郎(三迫/1)
日本:吉野 修一郎(三迫/6)

10月17日に、ロマチェンコとロペスが互いの王座を賭け統一戦を行います。その一週間後の24日、デービスが一階級下のWBAスーパー王者レオ サンタ クルス(メキシコ)と対戦。いくら国内無敵の吉野でも、それらの試合の勝者と対戦となると、絶対不利の予想しかたてられませんね。現在の吉野に必要なのは、現行の王座を保持しながら実力を蓄える、ではないでしょうか。

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