マルティネス、現役続行へ（色々：07‐21‐14）

最近（2014年7月21日ごろ）のニュースです。

1）来月9日、米国ニューヨーク州で防衛戦を予定しているWBA（スーパー）/WBCスーパーライト級王者のダニー　ガルシア（米）。ロッド　サルカ（米）という無名選手と対戦するようですが、WBA,WBC共にその試合を両団体の世界戦としては認可しない方針のようです。

2)前WBCスーパーウェルター級の暫定王者であるルーカス　マッティーセ（亜）が9月6日、次戦を予定しています。対戦者はマイケル　ペレス（米）、試合地は米国オハイオ州のシンシナティに決定しています。

3）来月16日、IBFウェルター級王者ショーン　ポーター（米）が英国のケル　ブルックを迎える注目の一戦が決定しています。

4）米国カリフォルニア州で行われる上記のIBFウェルター級戦。同じ興行でWBCスーパーミドル級の再戦、サキオ　ビカ（豪）対アンソニー　ディレル（米）も行われる予定です。

5）今週末26日、元3階級制覇王のフェルナンド　モンティエル（メキシコ）が同国人の中堅選手ヘスス　リオスと対戦します。

6）ミゲル　コット（プエルトリコ）にいい所なく完敗を喫したセルジオ　マルティネス（亜）。現役続行の意向のようです。

リゴンドー、速攻勝利

現地時間の昨夜19日、中国のマカオで行われた試合結果です。
WBA（スーパー）/WBOスーパーバンタム級戦：
王者ギレルモ　リゴンドー（キューバ）TKO初回104秒　挑戦者ソッド　ゴーキャットジム（タイ）

＊実力は非常に高く評価されるも、試合がつまらなすぎると常に非難の的になっているリゴンドー。マカオ初登場の試合では、そんな鬱憤を晴らす試合を見せたように見えましたが、どうなんでしょう。

右ジャブの突きあいで始まったサウスポー同士の一戦。1分20分過ぎ、両者の頭（リゴンドーはおでこ、ソッドは顔面）が激突しタイ人がダウン。これはもちろん正式なダウンではありません。即試合が再開されますが、ソッドが相手に手を合わせに行った所、リゴンドーはお構いなしにワン・ツーを決め、正式なダウンを奪っています。カウント中に試合は止められそこでリゴンドーの勝利が宣告されます。

　　　

あっけない形で勝者となったキューバ人。WBA王座の7度目、WBO王座の2度目の防衛に成功。8年ぶり、3度目の世界挑戦も実らなかったソッド。2006年7月の挑戦試合も、当時のWBO王者ダニエル　ポンセ　デレオン（メキシコ）に初回KO負け（52秒）を喫しています。

今回の試合ではリゴンドーに何ら落ち度はありませんでした。しかし正直、あそこでのストップは少々早かったように思います。

今週末の試合予定

2014年7月第3週末の試合予定です。

19日　土曜日
中国・マカオ
WBA（スーパー）/WBOスーパーバンタム級戦：
王者ギレルモ　リゴンドー（キューバ）対　挑戦者ソッド　ゴーキャットジム（タイ）


21日　月曜日
岡山武道館
OPBF（東洋太平洋）スーパーバンタム級戦：
王者和氣　慎吾（古口協栄）対　挑戦者リ　ジェイソン(韓国)




23日　水曜日
後楽園ホール
日本ライト級戦：
王者加藤　善孝（角海老宝石）対　挑戦者斉藤　司（三谷大和スポーツ）

帝里、予想外の大差判定負け

先ほど、神戸ポートタワーホール・大輪田の間で行われた試合結果です。
IBFスーパーフライ級王座決定戦：
ゾラニ　テテ（南ア）判定3対0（118-110x2、119-109）帝里 木下（千里馬神戸）

＊強豪テテ相手に試合前から不利が予想されていた帝里。しかし結果は予想以上の実力差を見せてけられ完敗。王座奪取に失敗しています。

　　　

2010年9月以来の世界挑戦の機会を物にした175センチの長身選手。今後面白い存在になって行きそうです。

意見番（07‐17‐14）

2014年7月17日ごろの意見番です。



＊素晴らしいですね。両誌とも予想ができなかったために、今月号の表紙は何になるかワクワクしておりました。個人的にはボクシング・マガジンに軍配！

和毅、聖地ラスベガスで防衛に成功

先週末12日土曜日、米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
WBOバンタム級戦：
王者亀田　和毅（日本）KO7回1分35秒　挑戦者プンルアン　ソーソンユー（タイ）

＊リング外のみで色々な話題を提供している最近の亀田家。しかし末弟和毅はひたすらにリング上でその存在感をアピールし続けています。


試合終了時まで一進一退の攻防が続いた今回の試合。和毅は2度めの防衛を果たすと共に、元WBCスーパーバンタム級王者西岡　利晃（帝拳）以来となる日本人世界王者のラスベガス防衛に成功しています。

現在アレハンドロ　エルナンデス（メキシコ）が暫定王者として君臨しているWBOバンタム級戦線。同団体は両選手による王座統一戦を要請しているようです。

パックマン、マッティーセ等など（色々：07‐15‐14）

最近（2014年7月15日ごろ）のニュースです。

1）11月22日に中国のマカオで次戦を予定しているマニー　パッキャオ（比）。対戦者は、先月大番狂わせでWBOスーパーライト級王座を獲得しているクリスアルジェリ（米）になるようです。

2)前WBCスーパーウェルター級の暫定王者であるルーカス　マッティーセ（亜）が9月6日、次戦を予定しています。対戦者、試合開催地など詳しい事は決まっていませんが、マッティーセは常にファンの期待を裏切らない試合を提供します。今から楽しみです。

3)同日、WBAスーパー、WBOフライ級の2冠を保持するファン　フランシスコ　エストラーダ（メキシコ）が同国人で、一つ下のライトフライ級で2つの世界王座を保持していたジョバンニ　セグラと防衛戦を行います。ご存じの通りこの試合の前日には、東京でWBC王者八重樫　東（大橋）がローマン　ゴンザレス（ニカラグア）を迎え防衛戦を行う予定です。

4)長らくWBAライトフライ級の暫定王者だったアルベルト　ローセル（ペルー）がこの度、晴れてレギュラー王者に昇進した模様です。

5)現役最強のクルーザー級と目されるマルコ　フック（独）が来月30日、イタリアのミルコ　ラルゲッティを相手に13度目の防衛戦を行います。

6)日本ヘビー級王者藤本　京太郎（角海老宝石）の2度目の防衛戦は9月10日後楽園ホールで。挑戦者は昨年11月に対戦している竹原　虎辰（緑）。

カネロ アルバレス、ララに競り勝つ

一昨日の12日、米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
スーパーウェルター級12回戦：
サウル　アルバレス（メキシコ）判定2対1（115-113、117-111、113-115）エリスランディ　ララ（キューバ）

＊現在無冠のアルバレスと、WBA王座を保持するララのノンタイトル戦での対戦。

手数のアルバレスか、有効打のララかで試合の見方は大きく変わった様子。現在のスーパーウェルター級1、2を争う選手同士の対決だっただけに、今度は世界王座を賭け再戦に臨んでもらいたいものですね。9月に予定される某リマッチよりは話題、内容ともに期待できるのではないでしょうか。

実現不要の再戦

9月13日、米国ネバダ州ラスベガスで予定される試合です。
WBA（スーパー）、WBCウェルター級戦：
王者フロイド　メイウェザー（米）対　挑戦者マルコス　マイダナ（亜）

＊5月に既に対戦済みの両者。その時は2対0の判定も、メイウェザーがはっきりとした内容で勝利を収めています。IBF王者のショーン　ポーター、1階級下の2冠王ダニー　ガルシア（共に米）は来月にそれぞれ防衛戦を予定。マニ―　パッキャオ（比）は11月にマカオで防衛戦と実力者達の試合は既に決定済み。といってもこの再戦はちょっとね～

今週末の試合予定

2014年7月第2週末の試合予定です。

12日　土曜日
米国ネバダ州ラスベガス
スーパーウェルター級12回戦：
サウル　アルバレス（メキシコ）対　エリスランディ　ララ（キューバ）

WBOバンタム級戦：
王者亀田　和毅（日本）対　挑戦者プンルアン　ソーソンユー（タイ）


18日　金曜日
神戸ポートタワーホール・大輪田の間
IBFスーパーフライ級王座決定戦：
ゾラニ　テテ（南ア）対　帝里 木下（千里馬神戸）