goo blog サービス終了のお知らせ 

DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ドネア、圧勝で王座統一

2012年07月11日 20時32分40秒 | 世界ボクシング
先週末7日土曜日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
IBF/WBOスーパーバンタム級王座統一戦:
WBO王者ノニト ドネア(比)判定3対0(117-110、118-109、119-108)IBF王者ジェフリー マセブラ(南ア)

*注目の王座統一戦を制したのはやはりドネア。マセブラが180センチの長身を生かし、どこまでドネアを苦しめるかに注目していました。しかし序盤戦は大舞台登場でガチガチのマセブラ。後半戦は前半戦からのダメージ+ドネアのスピードについていけず完敗。大差判定でドネアが2冠王に輝いています。

私(Corleone)は3回のみマセブラに与え、結果は119対108でドネア。序盤のジャブ戦では若干南アフリカ人が勝っているように思いました。あくまで結果論ですが、もしマセブラがビックイベントに慣れていたら、と少々悔やまれます。またドネアは4回終了間際、見事な左フックでダウンを奪っています。

ドネアの次の対戦者候補にはWBOバンタム級王者のホルへ アルセ(メキシコ)、WBAスーパーバンタム級王者のギュレルモ・リゴンドウ(キューバ)、そして我らが西岡 利晃(帝拳)の名前が挙がっています。


スーパーミドル級10回戦:
ケリー パブリック 判定3対0(98-91x2、97-92)ウィル ロセンスキー(共に米)

*2010年4月にミドル級王座を失って以来、ブランク気味だったパブリック。今回の試合は今年3戦目となります。中堅のロセンスキーに快勝したパブリック。今後は2階級制覇はもちろん、ビックネームとの対戦を視野に入れていく方針だそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩佐、2連続KO防衛に成功

2012年07月10日 22時20分24秒 | 日本ボクシング
先週末7日土曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本バンタム級戦:
王者岩佐 亮佑(セレス)TKO7回1分49秒 挑戦者益田 健太郎(新日本木村)

*昨年11月、2度目の挑戦で同王座を獲得している岩佐。3月の初防衛戦に続きKO(TKO)勝利を収め、自身の存在をアピールすると共に2度目の防衛に成功しています。

今秋には世界ランカーとの対戦を視野に入れている岩佐。昨年3月、現WBC王者山中 慎介(帝拳)と一進一退の攻防戦を繰り広げている岩佐。すでに実力は証明しているだけに、後は地固めと世界初挑戦待ちだけとなっています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウラジミール王朝、揺るがず

2012年07月09日 20時52分27秒 | 世界ボクシング
先日7日土曜日、スイスで行われた試合結果です。
3団体(IBF/WBO/WBA)統一ヘビー級王座戦:
王者ウラジミール クリチコ(ウクライナ)TKO6回2分56秒 挑戦者トニー トンプソン(米)

*4年ぶりの再戦となった一戦。結果はウラジが前回より5回早くトンプソンを倒し防衛に成功しています。

Fightnews等では、ウラジの圧勝と掲載されていましたが、実際は試合終了時までシーソーゲームが続いていました。私(Corleone)の5回終了時までの採点は、47対47のイーブンでした。

長身のサウスポー トンプソンにパンチがないのが幸いしたウラジ。パンチによるダメージは無し。しかし普段より自身のパンチがヒットすることが少なく、試合のペース自体はどちらかというとトンプソンが握っているように見えました。

やりずらそうに試合を進めていくウラジ。ジャブの打ち合いでも勝っていたのは米国人。5回に左、右、左のコンビでようやくダウンを奪ったウラジ。最終回となった6回は、パンチというより、その圧力でトンプソンをギブアップに追い込んでいます。

意外な苦戦を強いられながらも王座の防衛に成功したウラジ。こらまでに一番長く保持しているIBF王座だけ見ると、これが12度目の防衛成功となっています。

ウラジは今回の王座獲得後、クリス バード(米)、スルタン イブラギモフ(露)、ルスラン チャガエフ(ウズベキスタン)、そしてトンプソンと2度と多くのサウスポー選手と対戦してきました。今回の苦戦はウラジを責めるより、トンプソンを褒めるべきでしょう。

IBFの指名挑戦者だったトンプソン。ウラジの次の相手は誰になるのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スピンクス、王座返り咲きならず

2012年07月08日 01時36分23秒 | 世界ボクシング
先月末30日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
IBFスーパーウェルター級戦:
王者コーネリアス バンドリッジ TKO7回2分32秒 挑戦者コーリー スピンクス(共に米)

*昨年8月以来の両雄による再戦。初回に1度、7回に3度のダウンを奪ったバンドリッジがしぶとさを見せつけライバルを返り討ち。9月15日にWBC王者サウル アルバレス(メキシコ)との対戦実現へ向け、大きく前進をしています。

王座返り咲きを果たせなかったスピンクス。6回終了時までの採点では、2対1(57-56x2、56-57)と若干のリードを保っていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週末の試合予定

2012年07月07日 04時29分13秒 | 世界ボクシング
2012年7月第1週末の試合予定です。

7日 土曜日
後楽園ホール
日本バンタム級戦:
王者岩佐 亮佑(セレス)対 挑戦者益田 健太郎(新日本木村)

スイス
3団体(IBF/WBO/WBA)統一ヘビー級王座戦:
王者ウラジミール クリチコ(ウクライナ)対 挑戦者トニー トンプソン(米)

メキシコ
WBAバンタム級戦(暫定王座):
王者ウーゴ ルイス(メキシコ)対 挑戦者ジャン サンプソン(ニカラグア)

メキシコ(上記とは別会場)
WBAミニマム級暫定王座決定戦:
ヘスス シルベストレ(メキシコ)対 エドウィン ディアス(パナマ)

米国カリフォルニア州
IBF/WBOスーパーバンタム級王座統一戦:
IBF王者ジェフリー・マセブラ(南ア)対 WBO王者ノニト ドネア(比)

スーパーミドル級10回戦:
ケリー パブリック 対 ウィル ロセンスキー(共に米)


8日 日曜日
横浜文化体育館
WBCスーパーフライ級戦:
王者佐藤 洋太(協栄)対 挑戦者シルベスター ロペス(比)

OPBF(東洋太平洋)/日本ウェルター級戦:
王者渡部 あきのり(協栄)対 挑戦者山川 和風(金子)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意見番(07‐06‐12)

2012年07月06日 03時46分24秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2012年7月6日ごろの意見番です。

*今回も先日に引き続いて日本人初の2団体統一王者に輝いた井岡 一翔(井岡)についてです。

先日、統一王座の一つであるWBC王座を返上。残ったWBA王座の返上も近いでしょう。

ライトフライ級で2階級制覇も目論んでいる一翔。意外にも標的はWBC王者のコムパヤックではなく、ライトフライ級最強王者のロマゴン。対戦カードとしては実に魅力的なものですが、もしこの試合が実現する場合、一翔不利の様相になるでしょう。

また井岡陣営は一翔の同門でOPBF(東洋太平洋)王座を保持している宮崎 亮の世界挑戦も同時に画策中。宮崎には現在一翔が保持しているWBAのミニマム級王座を狙わせるという話があるようです。


現在のライトフライ級の王者は、

WBC王者コムパヤック ポープラムック(タイ)

WBAレギュラー王者ローマン ゴンザレス(ニカラグア)

WBA暫定王者アルベルト ローセル(ペルー)

そして今週末7日土曜日、メキシコでは一翔の後釜争い、WBAミニマム級暫定王座決定戦が予定されています。その試合に出場するのはヘスス シルベストレ(メキシコ)とエドウィン ディアス(パナマ)。一翔同様、宮崎の今後の路線にも大きな注目が集まりますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色々(07‐05‐12)

2012年07月05日 23時57分13秒 | 世界ボクシング
最近(2012年7月5日ごろ)のニュースです。

1)9月8日に9度目の防衛戦を予定しているWBCヘビー級王者のビタリ クリチコ(ウクライナ)。ドイツの新鋭マヌエル チャーを迎えて行います。当初、母国のウクライナで行われる予定でしたが、ロシアのモスクワに試合地が変更となっています。

2)今月14日に防衛戦を予定していたWBAヘビー級王者のアレキサンダー ポヴェトキン(露)。指名挑戦者対ハシム ラクマン(米)戦が負傷。代役挑戦者も見つからないためその日の防衛戦はキャンセルとなっています。

3)今年の年末か来年初頭に、フロイド メイウェザー(米)とミゲル コット(プエルトリコ)の再戦の可能性があるようです。

4)WBAクルーザー級の暫定王座を保持しているデニス レベデフ(露)。10月6日にロシアの首都モスクワで防衛戦を行うようです。なおWBAは、レベデフと正規王者ギュレルモ ジョーンズ(パナマ)に対し、王座統一戦を行うよう指令を出しています。

5)日本でもお馴染みのIBFスーパーフェザー級王者ファン カルロス サルガド(メキシコ)。8月4日、メキシコ国内で前WBAフェザー級レギュラー王者のジョナサン バロス(亜)を相手に3度目の防衛戦を行います。

6)先月末30日、3団体でスーパーフライ級王座に就いた経験を持つクリスチャン ミハレス(メキシコ)が無冠戦10回戦のリングに登場。ニカラグアのエウセビオ オセホに大差判定勝利(3対0:97-92x3)を収め、スーパーフライ級卒業後4連勝(3KO)を飾っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロイ ジョーンズ、ポーランドで勝利

2012年07月04日 03時37分30秒 | 世界ボクシング
先月末30日、ポーランドで行われた試合結果です。
ライトヘビー級強10回戦:
ロイ ジョーンズ(米)判定2対1(96-93、96-94、94-95)パウエル グラツェスキー(ポーランド)

*本来ならこの日、グラツェウスキーの同胞ダウィド コステッキーと対戦する予定だったジョーンズ。試合数日前に対戦者変更となっています。6回に左フックでダウンを喫したジョーンズですが、僅差の判定勝利を収めています。元スーパーマンにとり、これが海外3戦目での初勝利となっています。

ミドル級からヘビー級までの4階級(クルーザー級では無冠)で世界を獲得してきたジョーンズ。戦績を56勝(40KO)8敗にしています。試合後のコメントで、ジョーンズはWBCクルーザー級王者クリストフ ウロダルチク(ポーランド)への挑戦を希望しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩渕、防衛に成功

2012年07月03日 02時34分00秒 | 日本ボクシング
先月29日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーライト級戦:
王者岩渕 真也(草加有澤)判定3対0(98-93x2、97-93)挑戦者小澤 剛(18鴻巣)

*今年の2月、チャンピオンカーニバルで同王座を獲得した岩渕の初防衛戦。中堅選手の小澤に大差の判定勝利を収め、初防衛に成功しています。

デビュー2連敗スタートを切っている岩渕。国内王者としては地味な存在に甘んじていますが、今後一戦一戦力をつけ、防衛を重ねていく可能性がありそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大毅、再起2連勝

2012年07月02日 18時32分18秒 | 強いぞジョーさん
先月25日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
スーパーバンタム級10回戦:
亀田 大毅(亀田)TKO4回21秒 ジョバンニ ソト(メキシコ)

*昨年師走にスーパーフライ級の世界王座に挑戦し、2階級制覇に失敗した大毅。中堅選手を相手に、まずまずの試合を披露したようです。

8月にも次戦を行う意向を示している大毅。東京、大阪以外のリング登場を期待しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする