DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ガルシア、ヘイニーを破る(スーパーライト級強)

2024年05月02日 05時05分09秒 | 世界ボクシング

先月20日、米国ニューヨーク州で行われた試合結果です。
ウェルター級戦(12回戦):
ライアン ガルシア(米)判定2対0(115-109、114-110、112-112)WBCスーパーライト級王者デビン ヘイニー(米)

*本来ならガルシアが、ヘイニーの保持しているWBCスーパーライト級王座に挑戦する予定でした。しかしガルシアが前日計量に失敗したため、ガルシアが勝利を収めてもタイトルの変動はナシ。変則的な形で試合が行われることになりました。

昨年師走に、当時スーパーライト級最強と思われていたレジス プログレイス(米)に完封勝利を収め2階級制覇に成功したヘイニー。ライト級時代の活躍を含め、「ヘイニーの時代が来るであろう」と予想していました。しかし結果は勿論、試合内容もそれを裏切るものとなってしまいました。

初回からパワーでヘイニーを上回っていったガルシア。ヘイニーもその技術で反撃を試みますが、7回、10回、そして11回とダウンを奪われてしまいました。それぞれのダウンで、試合をストップされてもおかしくないほどのダメージを被ったヘイニーですが、何とか最終回のゴングを聞くことには成功しています。

ようやく実現した注目の若手選手同士による一戦。ガルシアが体重超過大罪を犯したことは非常に残念としか言いようがありません。今後、ガルシアとヘイニーがどのような路線を歩んで行くかはわかりません。しかしガルシアには長期の試合出場停止など、それ相応の刑罰が科されるべきでしょう。

2024年5月2日現在の、両者が主戦場としているスーパーライト級のタイトル保持者たちを確認しておきます。

WBA:アイザック クルス(メキシコ/防衛回数0)
WBA(暫定):イスマイル バロス(ベネズエラ/0)
WBC:デビン ヘイニー(米/0)
IBF:スブリエル マティアス(プエルトリコ/1)
WBO:テオフィモ ロペス(米/1)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/1)
WBOアジア太平洋:永田 大士(三迫/0)
日本:李 健太(帝拳/0)


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