DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

チャーがリング復帰へ(色々:04‐11‐21)

2021年04月11日 05時21分21秒 | 世界ボクシング

最近(2021年4月11日ごろ)のニュースです。

1)2017年11月に、当時空位だったWBAヘビー級レギュラー王座を獲得したマヌエル チャー(独)。その後試合を一切行わず、今年に入りWBAの休養王者に移行されています。3年以上も防衛戦はおろか、試合を行っていない選手の王座を剥奪しないのはどうかと思うのですが、何はともあれこのチャーがリング復帰戦を行います。

来月15日にドイツで行われる予定のその試合。チャーは米国人クリストファー ラブジョイと対戦します。

2)チャーと対戦するラブジョイは、19戦全勝全KO勝利という怪物的戦績の持ち主。しかし対戦相手の戦績を見てみると、負け数が勝った数よりはるかに多い選手との対戦ばかり。しかも19戦の内、18戦が4回戦、もしくは6回戦で行ってきました。まあ実力は知れた選手でしょう。興味深いことにこのラブジョイ、これまで行ったすべての試合をメキシコのティファナで行っています。米国・カリフォルニア州サンディエゴのすぐ南に位置するこの街からは、エリック モラレスという偉大なる選手が登場しています。

ラブジョイをアルファベット表記にすると、Lovejoy。しかも本名のようです。

3)本来ならこの試合が行われるまでにチャーの代わりにレギュラー王者に昇格したトレバー ブライアン(米)と対戦しなければならなかったドイツ人。WBAはどのような対応をするのでしょうか。注目です。

4)今月24日に米国・テキサス州のリングでマチエ スレツキ(ポーランド)と対戦する予定だった前WBOスーパーウェルター級王者ハイメ ムンギア(メキシコ)。スレツキが自身の負傷のために試合出場が不可能に。代わってディミトリアス バラード(米)と対戦する事が発表されています。

5)WBOスーパーフェザー級王者ジャメル ヘリング(米)への挑戦権を有している前WBOフェザー級王者で、現在WBOスーパーフェザー級1位のシャクール スティーブンソン(米)。6月12日に2位にランキングされているジェレミア ナカティリャ(ナミビア)と対戦します。ヘリングは先日、カール フランプトン(英)の挑戦を退けるなど、定期的に防衛戦を行っています。しかしなぜだか「スティーブンソン対ナカティリャ」戦は、暫定王座決定戦として行われるようです。

6)先月半ば、同胞のアンソニー マンディン(豪)を129秒で仕留めたマイケル ゼラファ。予想通りに、ティム チューとの対戦を熱望しているようです。

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