DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

松永が初の判定防衛に成功(日本スーパーウェルター級)

2021年04月22日 05時30分28秒 | 日本ボクシング

現地時間の昨夜21日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーウェルター級:
王者松永 宏信(横浜光)判定3対0(97-93x2、96-94)挑戦者中島 玲(寝屋川石田)

*33歳でこの試合が19戦目となる松永と、王者より11歳若く、これまでに4戦のプロでの実戦がない中島の対決。新旧対決となったこの一戦は、王者がテンポの良いボクシングを展開して試合をリード。挑戦者も時折好打をヒットしますが、試合の流れを引き寄せる事は出来ず。松永がキャリアの差を見せつけ、保持する王座の3度目の防衛に成功しています。

この試合が4度目の日本王座戦出場となった松永ですが、今回の試合が日本王座戦で初めての判定決着となりました。

この辺りの階級となると、日本と世界の距離が絶望的に遠くなります。同王座を20連続防衛に成功した上山 仁(新日本木村)ですら、世界の牙城には手も足も出ませんでした。しかしそれでも重量級。一発一発のパンチの重みが中軽量級とは違ってきます。世界云々ではなく、日本国内レベルでも盛り上がりを見せてもらいたいですね。

 

2021年4月22日現在のスーパーウェルター級王者たちの顔ぶれ下記のようになります。

WBA(スーパー):ジャーメル チャーロ(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エリスランディー ララ(キューバ/1)
WBC:ジャーメル チャーロ(米/1)
IBF:ジャーメル チャーロ(米/0)
WBO:パトリック テシェイラ(ブラジル/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:井上 岳志(ワールドスポーツ/1)
日本:松永 宏信(横浜光/3)

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