DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ジョニゴン、まさかの敗戦(色々:10‐16‐18)

2018年10月16日 02時18分56秒 | 世界ボクシング
最近(2018年10月16日ごろ)のニュースです。

1)今月6日、日本でもお馴染みのメキシコ人の元世界王者対決が行われました。これまでにWBOバンタム級とWBCフェザー級(2度)王座を獲得してきたジョニー ゴンザレスが、WBCスーパーフライ級王座に2度就いたトーマス ロハスと対戦。ジョニゴンが有利だろうと思われていた一戦でしたが、ロハスが2対0(116-112、114-113、114-114)の判定勝利。ロハスが昨年6月以来の勝利を収めるとともに、空位だったWBCスーパーフェザー級インターナショナルのシルバー王座を獲得しています。この敗戦はジョニゴンにとり、2015年9月にジョナサン オケンド(プエルトリコ)に喫して以来のものとなりました。

2)同日、こちらも日本のリングでお馴染みのメキシカン、ルイス ネリがリングに登場。比国のジェイソン カノイに3回TKO勝利を収め、空位だったWBCバンタム級のシルバー王座を獲得しています。WBCにはこの訳の分からないシルバー王座を廃止してもらいたいものです。

ネリは山中 慎介(帝拳)からWBC王座を奪取したのが昨年の8月。ロハスがその山中に衝撃的なKO負けを喫したのが2012年11月。山中は引退してしまいましたが、今後、もっと評価されていく選手でしょうね。

3)今週末20日に米国・マサチューセッツ州で、強豪デメトリアス アンドラーデ(米)と防衛戦を予定していたWBOミドル級王者ビリー ジョー サンダース(英)。ドーピングに引っかかったため、アンドラーデ戦は当然のごとく中止に。保持していた世界王座は、はく奪される前に自ら返上しています。

4)サンダース戦は消滅してしまったアンドラーデですが、同日同会場で空位となったWBOミドル級王座決定戦に出場します。WBO1位にランキングされるアンドラーデが対戦するのは、同2位のナミビア人ウォルター カウトンドクア。カウトンドクアがアフリカ大陸外で戦うのはこの試合が初めてとなります。このアフリカン、ここまでの戦績が17戦全勝でその内何と16戦を、規定ラウンド内で終わらせている驚異的レコードの持ち主です。そのレコードが本物かどうか?答えが出るまであと数日となりました!

5)WBAクルーザー級の老舗王者であるデニス レべデフ(露)。現在「休養」王者という地位に就いています。そのレべデフが先月7日、無冠戦10回戦の登場。トルコのヒズニ アルトゥンカヤに3回KO勝利を収め、昨年7月以来のリング復帰戦に勝利を収めています。この一戦が行われたこと自体、最近まで知りませんでした。

6)アルトゥンカヤは今年の七夕に、当時空位だったWBAクルーザー級のレギュラー王座決定戦に出場しましたが、ベイビュート シュメノフ(カザフスタン)に9回で敗れた選手です。次は「レべデフ対シュメノフ」戦を実現させてほしいものです。しかしレべデフ、次戦でのシュメノフとの対決はないようです。代わってレべデフは11月24日、WBAランキング下位のマイク ウィルソン(米)と対戦。両選手にとり第3国のモナコで行われるこの一戦ですが、レべデフが保持するWBA王座が争われるかは不明です。まあ、休養王座が「争われる」というのはおかしな言い回しですがね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする