DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ワンヘン、指名挑戦者を退ける(WBCミニマム級)

2016年08月12日 00時39分29秒 | 世界ボクシング
今月2日、タイで行われた試合結果です。
WBCミニマム級戦:
王者ワンヘン メナヨーシン(タイ)判定3対0(116-112、116-113、115-113)挑戦者サウル フアレス(メキシコ)

*WBCの最軽量級の秘蔵っ子と言うべきでしょうか。このワンヘン、デビュー3戦目に同団体のユース王座を獲得後、その王座の8連続防衛に成功。その後インターナショナルの暫定王座、インターナショナルのシルバー版、そして純粋なインターナショナル王座を徐々にベルトの質の向上に成功。一昨年の11月には晴れて現行の世界王座を獲得。

世界王者に昇格後もその王座の防衛戦と無冠戦を定期的にこなしているワンヘン。今回が指名挑戦者を迎えての5度目の防衛戦となりました。判定はタイで行われた世界戦としては比較的競ったもの。まあ王者サイドから見れば無難な防衛戦だったのではないでしょうか。この試合では日本の福治 勇治氏がレフェリーを務めましたが、同士がワンヘンの世界戦を裁くのは今回が3度目となっています。

現在のミニマム級の世界王者を見てみると、
WBA:ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数4)
WBC:ワンヘン(タイ/5)
IBF:ホセ アルグメド(メキシコ/1)
WBO:空位

空位のWBO王座は加納 陸(大成)と高山 勝成(仲里)により8日後の20日に争われます。

まあいつもの事ですがこの最軽量級はアジア・中南米にその少ない選手層が固まっている、存在価値の薄い階級に感じられてしまいます。一つ上のライトフライ級に吸収されることって、ないでしょうね、残念ながら。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする