DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ゴロフキン、予想通りの圧勝(3団体ミドル級戦他)

2016年04月26日 02時39分55秒 | 世界ボクシング
先週末23日・土曜日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
3団体統一ミドル級戦:
王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)KO2回2分37秒 挑戦者ドミニク ウェイド(米)

*戦前から王者の圧勝が予想されていた今回の一戦。しかし両者の力量差は予想以上に感じられました。初回終了間際に右でウィイドからダウンを奪ったゴロフキン。2回に2度、同じパンチでダウンを奪った王者はそのままKO勝利を収めています。この試合、決め手となった右はもちろん、随所に見せた左のボディーも効果的なパンチだったように思います。

この勝利により、もっとも長く保持しているWBA王座の16連続防衛(全KO/TKO)に成功したゴロフキン。元WBCジュニア・フェザー級(現スーパーバンタム)王者ウィルフレド ゴメス(プエルトリコ)の築き上げた世界王座17連続防衛記録にあと一つに迫った事に。

現在3つの王座を保持しているゴロフキン。WBCはいまだに暫定が付く王座のままで、その2文字が付かない王座についているのがサウル アルバレス(メキシコ)。2週間後にアミア カーン(英)を迎え、一つ下のスーパーウェルター級の体重リミット+1ポンドの契約ウェートで、その王座の初防衛戦を行います。またWBAは、ゴロフキンから見て格下王者であるダニエル ジェイコブス(米)との王座統一戦を催促される動きが出てきているようです。

ちなみに今回のウェイド戦は、ゴロフキンの3つ目の王座であるIBFの指名防衛戦をして行われています。


WBCフライ級戦:
王者ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)判定3対0(120-108、119-109x2)挑戦者マクウィリアムス アローヨ(プエルトリコ)

*この試合も、上記の一戦同様王者の圧勝が予想されていました。そして試合内容も同様のもの。挑戦者は2014年の9月にタイで世界初挑戦を行い、その時は1対2の判定負けとかなり粘っていました。しかし今回は如何せん、相手が悪かったようです。

全勝記録を45(38KO)に伸ばしたロマゴン。KO率は84%と軽量級では相変わらず異常な高さを維持しています。
コメント (2)
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