DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

パッキャオ、明白なリベンジ

2014年04月18日 21時25分22秒 | 世界ボクシング
先週末12日土曜日、米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
WBOウェルター級戦:
挑戦者マニー パッキャオ(比)判定3対0(116-112x2、118-110)王者ティモシー ブラッドリー(米)

*一昨年6月、疑惑の判定勝負を演じた両選手による再戦。その時の判定はさて置き、試合内容自体は拮抗したものに見受けられました。その後それぞれ2戦をこなしている両選手ですが、ブラッドリー、パッキャオともに何となく冴えない印象の試合を演じています。

今回の再戦では、パッキャオ・サイドから見ると昨年11月のブランドン リオス(米)戦で披露したボクシングを継続して見せられた感じを受けます。常に手数で先手を取り、ブラッドリーの攻撃は俊敏なフットワークでかわしていく。パンチが当たろうが当たる前が12回に渡りとにかく手数を出し続けたパッキャオ。以前の「強さ」は影を潜めましたが、コンディションのよさは十分に見せつけました。

逆にブラッドリー。4回にパッキャオをグラつかせてから大振りのパンチが目立ちました。また無用な防御技術も披露し続け、文字通りパンチを打たずして疲労していきました。多分自らの激しい動きのため足でも痛めたのではないでしょうか?



王座復帰と共に実力の誇示に成功したパッキャオ。今後はどのような路線を歩んで行くのでしょうか?ファン マヌエル マルケス(メキシコ)との第5戦だけは遠慮して貰いたいものです。


WBAスーパーライト級戦(レギュラー王座):
挑戦者ジェシー バルガス(米)判定3対0(115-113x2、117-111)王者カビブ アーラフベルディエフ(露)

*トップランク社の新鋭バルガスが実力者に競り勝ちプロ初戴冠。WBA王座と共に、マイナー団体IBO王座も獲得しています。


WBAスーパーフェザー級戦(暫定王座):
ブライアン バスケス(コスタリカ)判定3対0(114-113x2、117-110) ホセ フェリックス(メキシコ)

*前評判の高かったメキシカンを退け本場アメリカでの評価を上げたバスケス。数日前のFightnewsによると、近日中にレギュラー王者の内山 高志(ワタナベ)が同王座を返上するため、バスケスがその地位に昇格、とありました。一体どういうことなのでしょうか?
コメント
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