DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

内藤、殊勲の王座獲得

2007年07月19日 12時19分56秒 | 日本ボクシング
後楽園ホールで行われた試合結果です。
WBCフライ級戦:
挑戦者内藤 大助(宮田)判定3ー0(116ー113x2、115ー113)王者ポンサックレック ウォンジョンカム(タイ)
挑戦者内藤が、3度目の世界挑戦で念願の王座獲得。前王者となるポンサックレックは、18度目の防衛失敗に終わっています。
両者による3度目の対決。より緊張感を持ち、より対戦者を研究した内藤が競り勝つ結果となりました。判定は僅差のもの。しかしリングサイドからも、一致して内藤勝利の声。ポンサックレックも潔く敗戦を認めています。
WBCの公開採点では、4回(2ー0で内藤:39ー37x2、38ー38)、8回(2ー0で内藤:77ー75、77ー76、76ー76)。そして大きな山場となった9回(1ー1でドロー:87ー86、86ー87、86ー86)。最終3回で勝負がついた事になります。
32歳10ヶ月で王座奪取となった内藤。これは越本 隆志(FUKUOKA/元WBCフェザー級王者)の35歳に続く記録。
今後はWBA王者坂田 健史(協栄)との王座統一戦、亀田 興毅(協栄)とのドリームマッチなどが予定・期待されます。
5年前の世界初挑戦ではわずか34秒でKO負け(世界フライ級最短記録)。2年前の再戦では大量出血による負傷判定負け。まさにどん底から、階段を一歩一歩這い上がってきた新王者。おめでとう。

今年3月に坂田がWBA王座を奪取。16年ぶりに「伝統のフライ級」のベルトを日本にもたらしました。それが半年もしないうちにA・Cの両王座を独占。ボクシング界にも「流れ・勢い」というものが存在するようです。
コメント
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