キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

白菜

2017年11月23日 | Weblog
毎日、散歩、映画、読書、飲酒と規則正しい生活をしているが、時間が矢のように過ぎて行く。
充実した時間というものは早く時を刻むので、先が短いものにとってはあまり好ましくなく、退屈な時間が目の前に果てしなく広がっているほうが幸せを感じるかもしれない。
ゆったり散歩をして、のんびり映画を観て、遅読を心がけ、チビりチビり酒を呑むようにしなきゃいけないなあと思う。
隠居生活というのは飽きるほど時間があると思っていたが違ったね。

いつの間にか72候が「金盞香る」に変わっていた。
水仙が咲き香り漂うの意、月桂樹の黄色い花を観るが、水仙は気がつかない。
朝、庭の椿の赤が緑の樹に鮮やかに映えているのを四五日前に観て感じ入った。
夏生一暁の「日々の歳時記」は、俳句については門外漢の小生にも敷居が低い歳時記で2015年の夏に買ってから愛読しているが、今日の言葉の「白菜」に意外なことが書いてあったので紹介したい。
中国産のアブラナ科の野菜で江戸時代に入ってきたが、定着したのは明治後期。
江戸時代から白菜の樽漬けは冬の風物詩かと思っていたのに、最近のことなんですよ。

2時半に一度目が覚めて、寝直したら巧く眠られて、5時49分に目が覚めた。
身体を右下にして寝たが、寝違えたようで首が痛い。
年を取るとどうもスッキリと目が覚めることが少なくなるね、ああ嫌だ。
7時半迄はベッドの中で携帯を使ってなにか書いたり、読書をしているので暖房をつけるが、その内もっと寒くなるとタイマーをセットしておいて暖かい中で目を覚ますのだが、年を取ったら兎に角寒さが身に凍みるようになった。
父が若い頃は暑がりであったのだが、晩年寒がりに転じたのを驚きの目で見ていたが、自分がなってみると情けないほど当たり前に感じる。

さて今朝の読書だが、昨夜から引き続き西部邁「保守思想のための39章」を読んでいる。
未だ22章辺りを逍遙しているが、分かりにくい論旨の章があったり、柴山桂太のあとがきを読んだり寄り道をしているので中々先に進まない。
まあ保守とは過去の歴史や慣習から未来を予見する態度だから、どんどん前に進むより、確り後ろを眺めておくこともが大切だ。

何時ものように7時半に起き出し、雨戸を開けて風呂に入り、カンパーニュを焼き、スクランブルエッグと青梗菜の大蒜炒めを作り、ソーセージを焼いてミルクを温め、最後にリンゴ味の紅茶を飲んだ。

9時半の東海道で小田原へ行き、10時に開店と同時に駅ビルの有隣堂に入り本を眺めた。
だが先週とほぼ変わっておらず、10月に出た小堀桂一郎「和辻哲郎と昭和の悲劇」PHP新書を買う。
10時半から歯医者で治療を受け、11時半前に解放され少し駅ビルで魚を見たが欲しいものがなく帰って来た。
昼は、朝から妻が叉焼を焼きスープストックを作っていたので叉焼麺を食べて、柿、蜂蜜ヨーグルトを食後にいただく。

1時からのプレシネは「The Blindside」 2009年 米映画で、アメフットのマイケル・オファーのノンフィクションを映画化したもの、主演女優のSandra Annette Bulockが綺麗な事、映画は女優を綺麗に映すことが出来ればあとはどうでもいいところがあるが、サンドラ・ブロックという女優を初めて見たがすごかったね、多分撮影当時45歳だと思うが魅了されました。
というわけで、内容は他に当たってください、インターネットという便利なものがあるんでね。

コメント
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