キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

七夕より本

2014年07月06日 | Weblog
わくわくまで自転車で行く。
胡瓜、茄子、隠元、枝豆、トマト、ピーマン、佛花を買う。
帰りに魚屋で玉蜀黍、パン屋でワインの肴を買う。
ソーセージをセンターに入れ、扇状に切って焼いたやつが白ワインに良く会う、グリッシーニとチーズが入ったやつも中々いい。
開店前だったが既に二人並んでいて、買い終わって後ろを見たら五六人並んでいた。
手作りで美味いものだったら高くても欲しいんだな、特に年を取ったら美味いものを少しだけ喰いたいからね。

午後、自転車で平塚に行く。
七夕で人が出ていたが昔ほどではない。
大磯よりの公園が臨時駐輪場になっており、そこからBOまで歩いた。
七夕より本だ。
谷沢永一「歴史活眼」致知出版社平成9年、矢野誠一「三遊亭圓朝の明治」朝日文庫 2012年、天野祐吉「もっとマジメにやれ」ちくま文庫 1991年、石井美樹子「中世の食卓から」ちくま文庫 1997年、平松洋子「忙しい日でも、おなかは空く」文春文庫 2012年の五冊を買った。

七夕はどうしたのかって、この後パン屋のオネエサンのところへ行き餡パンを買ったのだが、隣はかつて七夕飾りで特撰の常連であった滝口鞄店。
ここ数年は気張った飾りを出してないので寂しいのだが、七夕に命を掛けた方が亡くなったのだろうか。

この飾りが一番派手な東海道を東へ歩き、七夕飾りを眺めたが、俗なものなので楽しくなかった。
それでもこれを観ないと気がすまないのは、子供のころから見続けてきたので癖になっているからだろう。
平塚の七夕は、空襲で焼けた町の復興の契機にしようと始めたものらしいが、朝顔市か酸漿市のような粋なものをやりゃよかったのにと、この年になってみると思う。

自転車で走ると歩いているときほど花が目に入らないが、ノウゼンカヅラが盛期を迎え、百日紅、夾竹桃なども目につく。
コメント
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