キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

夜桜を眺めながら

2014年04月01日 | Weblog
昨夜は浅勺のつもりが深勺となった。
良くあることだが、家に帰ってくるのが辛くなるまで呑んではいけない。
特に二宮駅についてからの上りの階段と、帰り道の足のだるさといったらない。
気候が良いときには、思わず商店街に置いてあるベンチに横になるが、春とはいえ夜はまだ冷える。

ともあれ、北口に降りて、新原田橋から川面にかかる桜を眺めた、素晴らしい。
三本の桜の古木がある原田道を選んで家まで帰るが、松木さんの桜は既に切られていたのを忘れてた。
山崎さんの桜も道に出た枝が切られていて、かつての権勢が感じられない。
もう一軒の松木さんの桜も切られていて20年前の姿ではない。

近頃は古木にとって受難の時代だ。
道に延びた枝は切らなきゃ、近所の小人が煩い。
実際強風で枝が折れ、人や車に被害があったら損害賠償で大騒ぎになる。
見事な桜を観させてくれるなら、そんなことに目くじらをたてちゃいけない。
この一事をみても日本人の美意識がどれ程貧しくなったかわかる。

嫌な世の中をはかなんでも仕方ない。
川に掛かる桜は折れても迷惑するのは鯉くらいのものだから、思う存分枝を伸ばしている。
今眺めるとすれば川端に植えた桜並木が一番ということになる。

さて今日は昼に大岡川を遡って川面にかかる桜を眺め、Jストアで昼を食べることにしよう。
コメント
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