キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

野毛の春宵

2014年04月15日 | Weblog
昼に駒でチラシを食す、烏賊、蛸、鰤、帆立、鮪であった。
烏賊、蛸が同時にあるときはどうもいけない、そこに酢〆の鯖か小肌が欲しいところだ。
かつて真鶴の鮨屋によく通ったが、相模湾であがった魚の握りというのを食したが、これもいけなかった。
全体の色合いが白っぽく、相模湾には白身の魚が多いということだが、鮪が無いのがいけないし、穴子のような煮たタネが無いのも寂しい。

駒のランチの価格が消費増税後に値上がりしたといっても1,030円であるから、タネがどうのこうのと文句をいえるところでは無いが、うまい具合に組み合わせの良いときに当たるとうれしい。
したがって昨日ははずれであった。

夜、福家で飲む。
肴は蛸、鯵なめろう、奈良漬、芹胡麻和、泥鰌汁、泥鰌柳川、酒は福寿純米、スパーニッカハイボール。

久し振りに福田さんの餃子を喰う。
萬里は空いていた。
かなり安いところだがそれでも人が入っていない。
紹興酒のボトルをとり、蟹玉、野菜炒め、固焼き蕎麦を食す。
かつて大学の先輩が、横浜植物防疫所で働いていて、ここでよく遭遇した。
当時は白酒を飲んでいたが、いつも奢ってくれた。
あの先輩も他へ移動になって久しいが、今はもう定年で退職になっていることだろう。
あっという間の32年だ、しかし萬里の二階へあがると、つい昨日のことのように思い出す。
こういう場所が残っていることがうれしい。
コメント
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