ときどき森へ・・・sora日和

~ by 小春 ~

本・凪良ゆう 「汝、星のごとく」

2023-03-20 05:48:31 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

その愛は、あまりにも切ない。
正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。
本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。
ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。
ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。


               

 読書備忘録 

そういうラストになっちゃったかぁ・・・

どちらもお母さんの大変な時期を若い頃過ごして、どんな大人になっていくのかと読んでいた。

そう来るか・・・と言う場面が多く、まるで映画を観ているようだった。

「自分で自分を養える。それは人が生きていく上での最低限の武器です。・・・」

良い作品に出会えました。

★★★★★