

小さな活版印刷所「三日月堂」。店主の弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった言葉。仕事を続ける中で、弓子が見つけた「自分の想い」と、「三日月堂の夢」とは――。感動の涙が止まらない、大人気シリーズ完結編!
星をつなぐ線
街の木の地図
雲の日記帳
三日月堂の夢








終わってしまいましたね。
川越は夜までいる観光客はほとんどいないから、お話しするには静かでよかった。
そうそう、思っていた通り・・・春ですね。
水上さんは残念でしたが・・・
「みんな、いつか死ぬ。人間はそれを知ったうえで生きている。ほんとうに賢かったら、生きるのをやめてしまうでしょう」
そう言って、本ができるまでは意地でも生きる。と・・・
死期が迫っていても思うことがあれば嬉々として生きられる。か・・・
生きざまを見せてもらって気がする。
懐かしい人も、みなさんお元気で!
久しぶりに川越に行ってみようかなぁ~・・・
三日月堂があるわけじゃないけれど、ふらぁ~りと・・・
★★★★★



初対面の相手でも、たちまちするりとその懐に入ってしまう。小谷夏子は男をその気にさせる天才だ。彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまうのだ。そんな生来の詐欺師を遠縁に持つ弁護士・石田徹子は、夏子がトラブルを起こすたび、解決に引っぱり出されるのだが…。対照的な二人の女性の人生を鮮やかに描き出し、豊かな感動をよぶ傑作長編。








弁護士の徹子と詐欺師の夏子 同い年の親戚
子供のころの話から、共に年老いていく過程がね・・・
なんというか・・・騙されちゃうんだね。
励ましたり、楽しませたり、もう死んじゃうんだから!って人の最後をきらきらさせたり・・・不思議な詐欺師、天才!
徹子が、ったくもー・・・と、夏子にかかわっても、なぁんか応援しちゃってんじゃないの?楽しんじゃってんじゃないの?って思えるところが面白い。
弁護士の依頼料の取りっぱぐれー?
弁護士稼業も大変なんだ。
そう、何してんだろう?私っ!って私だって何度も思うことがある。
願っていた通りの人生を送れていなくても、うまくいかないことが多くても、その現実と上手く折り合いをつけていく。
そうなのですよ。その通りなのですよ。折り合いをつける。ね・・・
★★★★★



ふわり木の葉が舞うようにたどり着いたベルリン。
母との確執を越えて、気づいた「書くこと」の原点。
一針一針、希望の物語を紡いでいく。
生きることが心から楽しくなるエッセー。
デビューから10年、小川糸の<素顔>。
もくじ
第1章 日曜日の静けさ
第2章 母のこと
第3章 お金をかけずに幸せになる
第4章 わが家の味
第5章 双六人生








何はともあれ・・・居場所がいくつもあるってことはうらやましい!
ただ、私もベルリンに犬も一緒に・・・には、えー!
そんなに長い時間のせても大丈夫なの?
おしっことか、食事は?とか、お水は?とか閉じ込めっぱなしで?とか・・・
手荷物扱いで一緒に乗れるんだぁ~・・・機内では前の座席の下に決められた大きさのケージに入れて、到着まで外には出せず、食事は与えず、水は鼻を湿らせる程度なんですって。
ベルリンの 🐕 犬事情に日本もそうなったらいいなーって書いてあった。
ベルリンの大みそかの花火の後のお正月はゴミだらけ!
第二章 母のこと に、そうでしたか・・・
お母さまのお話では、亡くなった後のちょとオカルトチックなお話もあって、まさかっ!
学生時代にドイツ大好きだった社会学の先生がいらして、何だか知らないけれどたまにお茶に誘ってくれたりした。
そんな時そんなにドイツがいいなら住んじゃったらいいんじゃないですか?に、それができれば最高!っておっしゃっていた。
卒業してからもやり取りはしていて、旅先からの現地の消印の押された絵葉書が欲しいとおっしゃっていたので、OLになってあちこち旅するようになってからは現地から絵葉書を出していた。
先生はとても喜んでくださっていたんだわ。
糸さん読んで先生を思い出した。
退職後関西にお引越しされ、ドイツには?に、もう年だから・・・と。
阪神淡路の震災からお手紙は戻ってこないから届いていたと思うけれどお返事は来なかった。
★★★☆☆









大阪府
明治/1904
煉瓦及び石造、建築面積655.1m2、三階建、中央円屋根付、銅板葺
(事務室及び閲覧室部分の内装を除く)
1棟
大阪府大阪市北区中之島一丁目27番地
重文指定年月日:19740521
大阪府立図書館は明治37年2月に住友家によってつくられ大阪府へ寄付された建築で,昭和49年5月21日に本館・右翼・左翼の三棟が重要文化財に指定されている。この度,阪神・淡路大震災後の構造診断に際し,小屋裏より棟札が発見されたので,設計者・設計の経緯等を示す貴重な資料としてこれを追加指定する。
文化庁ホームページより
中央公会堂の次はお隣のこちらに・・・
前回は雨が降っていたのでこの界隈はあきらめたのでした。
階段でゴスロリさんが撮影中
こういう建物に行くとよく出くわします。
10/27~10/29


何度も通用はしなかったけれど・・・
富士山はフーッ!と雲を飛ばすとスーッと現れてくれた。

元々の予定は京都だった。
チョイと事情があって、ひと月前にホテルも飛行機もキャンセルした。
そんなもんで、箱根駅伝でもないのに京都マイナス1泊で箱根へ行って来た。


夫にはかいがいしく

そして初めて箱根のゴールとスタート地点に行ってみた。

そこには箱根駅伝ミュージアムがあった。


中に入ることはなかったけれど、へぇー・・・とぐるりとして来た。
なんか、取れないみたいね。ホテル・・・
ここで見たかったのにね。
お散歩中に わわわっ!可愛すぎるーとみていたら勝手に口が写真撮らせてもらってもいいですか?


いいですよ~と言っていただき パシャリっ!
か、可愛いっ!欲しいー・・・
モコとアトムがいるでしょっ!と言われちった。
今回はのんびり旅だからのんびりした。

そして以前から欲しかった寄木細工のイヤリングを買って・・・
帰り道で鈴廣に寄って



お買い物・・・
1泊2日の箱根の旅を綴ります。
1/6~7



結婚十年目に離婚し、老父母の暮らす実家に戻った香子。フードコーディネーターとしての新たな人生を歩み出した矢先、母・琴子に認知症の症状が現れはじめる。弟夫婦は頼りにならず、仕事と介護を両立させようと覚悟を決めるが…。年とともに変わりゆく親子の関係を、ユーモアと人情たっぷりに描き出す!








お母さん、ずいぶん早く進んじゃったのね。
お父さんは、まことに不謹慎ではありますが私にとっては理想的な亡くなり方をされました。
香子が一人で考えているよりは弟夫婦が二人で考えていることの方が結果よかったってことになりましたね。
こういうことはみんな考えが違うから、それが正しくてそれは間違っているなんてことはないと思う。
ただ、事情がよくわからないのに、他所の事に口出しするのはどうかと思います。
そういう輩が居なくてよかった。
ことこと・・・
香子がフードコーディネーターで、白ワインに合うレシピ300種とか缶詰のトマトスープに倍量の牛乳を入れてかき混ぜて、冷蔵庫で冷やしてできあがり!とか美味しそうなお話だったから、ことことはお鍋の音?って思っていた。
お母さんが 琴子 娘が 香子
琴子と香子・・・ことことこーこ・・・でした。
お母さんの琴子と暮らしていたけれど、いよいよで施設に・・・
私は・・・その前になんとかなりたいっ!と願うばかり・・・
その手のお話を阿川佐和子さんが書くとこうなるんですね。
あっかるーくて、どんよりしてなくて・・・
★★★★☆





中学の読書クラブの顧問として、生徒たちのビブリオバトル開催を手伝う愛奈。故郷の沼津に戻り、ブックカフェの開業に挑む彩加。仙台の歴史ある書店の閉店騒動の渦中にいる理子。そして亜紀は吉祥寺に戻り…。それでも本と本屋が好きだから、四人の「書店ガール」たちは、今日も特別な一冊を手渡し続ける。すべての働く人に送る、書店を舞台としたお仕事エンタテインメント、ついに完結!
第一章 愛奈
第二章 彩加
第三章 理子
第四章 亜紀、








そうそう居ましたね・・・
愛奈は中高一貫私立中学の司書教諭をしている。
ビブリオバトルですって・・・知らないから、へぇー・・・
彩加お話が結構好きだったのを思い出した。
取手の駅中本屋さん!!
故郷ではそんなことがあったのね。
理子はね・・・
大変そう。
亜紀は子育てしながら戻ってきました。
私も幼稚園バスに長男を初めて乗せたときに、死に物狂いで泣くから今日はいいです。やめておきます。だが、初めが肝心と私から引っ剥がしてバスに入れられていましたっけ・・・ご機嫌で帰ってきました。
それぞれの本への愛情がすばらしいのです。だから本は買いましょ!とは思いますが図書館本で・・・
小説以外は買っています。
あ、また言っちゃった。
★★★★☆



もうほとんど何もかも終えてしまったんじゃないかと僕は思う。間違っていたらごめんなさい。
僕は「こうもり」と呼ばれ、崖っぷちの家にひとりで暮らしながら、石炭を選り分ける仕事をしている。高級な石炭である〈貴婦人〉を見つけ出す天才だった祖父が亡くなり、家と仕事を引き継いだのだ。机と電話機しか置いていない〈でぶのパン屋〉の固いパンを、毎日食べるようになったある日、公園のベンチで居合わせた体格のいい男のひとに英語で話しかけられた。が、意味はさっぱり理解できない。長い話の最後に、彼はひと言「おるもすと」と云った。
世田谷文学館開館20周年記念企画として限定販売され完売した幻の作品に、書き下ろしエッセイを加えた特別版!








静かに静かにお話は進んでいきます。
そして、じんわり響いてきます。
またいいお話読んじゃったなぁ~・・・と「おるもすと」の話のつづきを読んだらそうだったのですか・・・と感動して、”話のつづき、のそのまたつづき”で世田谷文学館版は活版印刷である事を知り、雑司が谷の鬼子母神の境内に日本最古の駄菓子屋さんがあることも知り、近所には活版印刷をした印刷所がある事も知った。
★★★★★



贈りものには福がある。愛しくて、可笑しくて、ちょっと切ない、ちいさな贈りものがたり。16人のエッセイ&コミック&ショートストーリー。
~もくじ~
ドアに掛けるお福分け……平松洋子
ダンナの祖母がくれたもの……木皿泉
おかき事件……朝吹真理子
いちごという小さな特別……今日マチ子
手土産選び~生まれた町と暮らす街~……甲斐みのり
*贈りものがたり
まんまるい、あらたまり……いしいしんじ
ポエム刺繍入りピローケース……小林エリカ
ほんの一椀……坂木司
きれいな靴下……藤野可織
きらきらゼリー……彩瀬まる
ごはんの友々……オカヤイヅミ
贈りものコンプレックスのあなたへ……文月悠光
とっておきの一冊……鹿子裕文
小歳暮のたのしみ……佐藤ジュンコ
贈り下手・贈られ下手……桜木紫乃
天使の名前の犬のこと……乾ルカ








ほんのきもち・・・で、イチゴシャンデいただけたら大変うれしいです。
朝吹真理子「おかき事件」
おっもしろい!お見合いしましょうよ!って・・・
私もエレクトーンの先生のお遊びに付き合ってひどい目にあった。
だれでもよかったのよね。付き合っている人いますからと断っても断っても、一度会うだけでいいから顔立てて!相手もその気はなかったからよかったけれど・・・迷惑な人っています。
坂木司「ほんの一椀」
あ!これいい!使います。
乾ルカ「天使の名前の犬のこと」
とても素敵なお話に感動いたしました。
ガブリエルと過ごしたかけがいのない時間
ガブリエルが贈ってくれた形のない贈り物は宝物だった。
イラストも素敵でした。
★★★★★
