



裁判で執行猶予がついた判決が出たときに、被害者や遺族が望めば、加害者の反省具合をチェックし、刑務所に入れるかどうかを決定できる制度「執行猶予被害者・遺族預かり制度」が始まって38年がたっていた。30年前、その制度の担当係官だった経験があり、今は大学の講師として教壇に立つ井川は、「チャラン」と呼ばれるいい加減な上司とともに、野球部の練習中に息子を亡くし、コーチを訴えた家族、夫の自殺の手助けをした男を憎む妻など、遺族たちと接していた当時のことを思い出していた。執行猶予付きの判決が出たとき、もし被害者や遺族が、加害者を刑務所に入れるかどうか決める権利を持ったら…。人を憎むこと、許すこととは何かを大胆な設定で描く、感動の長編小説。

井川の講義に集まる学生たちは脱線話のチャランのお話にくいつく・・・・余談人間の私にはわかる。
”車を買ったら必ず任意保険に加入すること!人間はミスをする。そのミスで残念ながら人を殺してしまうことがある。対人無制限の任意保険に入っていたか、いないかで、その後の人生がまったく違うものになる。
ネットには間違った情報たくさん溢れているということを、常に肝に銘じておくべき。
気に入らない現実は、断固として拒否すればいい。
ちゃらんぽらんでチャランだけど筆記用具をそろえてくれていたのよね。
え?なんで?指導者と言ったってお父さんが善意でしていることじゃないの?立場変われば・・・このお話がなんともね。
憎しみは生きる力になることもあるが、憎しみ続ける人生はもったいない気がする。って・・・子供なくしているからね。
あら~~~・・・微笑ましく終わりました。
乱読者になってから、乱読しておりますが、あとどれくらい・・・さ、先がね。まぁいいでしょう。これからもいいお話にめぐりあえますように~♪
