本・井戸川射子 「この世の喜びよ」

　作品紹介・あらすじ

思い出すことは、世界に出会い直すこと。
最初の小説集『ここはとても速い川』が、キノベス！2022年10位、野間文芸新人賞受賞。注目の新鋭がはなつ、待望の第二小説集。

幼い娘たちとよく一緒に過ごしたショッピングセンター。喪服売り場で働く「あなた」は、フードコートの常連の少女と知り合う。言葉にならない感情を呼び覚ましていく表題作「この世の喜びよ」をはじめとした作品集。

ほかに、ハウスメーカーの建売住宅にひとり体験宿泊する主婦を描く「マイホーム」、父子連れのキャンプに叔父と参加した少年が主人公の「キャンプ」を収録。

二人の目にはきっと、あなたの知らない景色が広がっている。あなたは頷いた。こうして分からなかった言葉があっても、聞き返さないようになっていく。（本書より）

　　　　　　　　　　　　　　　

　読書備忘録　

あなたは・・・で始まる。そのあなたは私・・・

ちーっともわかりませんでした。

何でも左右対称にしていたのに・・・

喪服売り場と言うのが、やっぱり店員さんは喪服を着るのね。

あーそうなのね！と読んでいた。ただ読んでいた。

読んでなんかいいことあったかな？

たった96ページなのに、すごく時間がかかった。

2022年下期芥川賞受賞作と言う事で読んでみたけれど、私には難しすぎました。

★★☆☆☆