本・中島京子 「ムーンライト・イン」

　作品紹介・あらすじ

「わかっちゃった。あなたもムーンライト・フリット（夜逃げ）でしょ」。人生の曲がり角、遅れてやってきた夏休みのような時間に、巡り合った男女。高原に建つ「ムーンライト・イン」で、静かな共同生活が始まる。

　　　　　　　　　　　　　　　

　読書備忘録　

清里かぁ・・・

のっけからヘルパー時代を思い出した。あるあるですわ。お年寄りでも男の人は力があるからね。

盛りだくさん。家族は様々。愛する人もね。

それにしても虹サン！

マリー・ジョイ・・・好きだわ。拓海への返事はなかったけれど、かすかに顎を引いてみせたんだから、幸せになってほしいわ。

★★★★☆

ランチはランチパック ☕

水泳の解説が熱くて楽しかった。

男子200mバラフライ・・・まだ3位にまで入っていなかったけれど、いけんじゃない？ターンしてから行けーっ！除湿にしてある部屋だからお外には聞こえない。行け、行けーっ！って応援していたら・・・解説の方も、行けます。行けますよ。から、行けーーーっ！よーしっ！と叫んでいた。銀メダル取った。

競泳はすごかった。私うるさかった。

そんな日のランチは、オリンピック見るから、2階のドラッグストアと1階のスーパーに大急ぎで行って、さっさとお買い物してとっとと帰って来た。

美容室でおすすめされたトリートメントはとてもいいのだと思うけれど、妙にお高い。

お値段聞いて、今日はやめときます。って、言ったきりいつものトリートメントをしていたけれど、残り少なくなった。祖母が椿油を使っていてつやっつやだったから、おう！そうだわ！と、買ってみた。お顔にはウグイスの糞を使っていてぴっかぴかだった。これ高いんだよ。ってたまにちょっとつけてくれたことがあった。母は、おばあちゃんじゃないんだからそんなもん使わなくたってきれいなのっ！って言っていた。おばあちゃんになった今、ウグイスの糞ねぇー・・・

祖母が今の時代に生きていたらと妄想したら楽しくなった。

御徒町で蛇の血飲んでいた人だから、美への執着はすごかった。カラスの濡れ羽色って言うんだよ。と新聞紙敷いて自分で真っ黒に染めていた。とは、しょっちゅう母とバトルしていた父方の祖母のお話。母方の祖母は、きかない母の親とは思えないくらい、ほんわかりんとした、とぉーってもやさしいおばあちゃんで、おしゃれのイメージはまったくなかった。

こんなことを書いている今、今朝のお散歩でワンコと一緒だった方が、来た来た！無視しよう。と・・・何？と思っていたら、何か話始めた相手を無視した。普通のおばさんに見えたけれど・・・すれ違おうとしたとき、ギョッ！私に、お祈りさせてください。とか、浄化がどうのとか、悩み事は？とか、まくし立ててきた。あー宗教ね？と思ったから、間に合っています。と言ったら、無言でスーッと通り過ぎ、お散歩中の殿方に同じこと言って、不愉快だ！と、怒られていた。そういえば友達が、子供たちから結婚の話が出た時には一番に宗教は？と聞くと言っていた。どこの信者でもないけれど、あとあとややこしくなると面倒だからね。と・・・わかるわー！式場決める時にわかって大変なことになった人知っているからっ！私も聞くよ！きっと・・・

子供たちが中学生の時のPTAの委員でランチしたときに、お祈り始めちゃってなかなか終わらないから、食べちゃお！って言ったのは、何とか学会の人でお祈りしていた人は何とかの証人で、そんなだったから宗教の話になったことがあった。6人いてお墓はお寺にあるけれど信者じゃないと言った3人、どこかの信者さん3人・・・なかなか勉強になりました。