



長崎屋へ舞い込んだ謎の木札。『お願いです、助けて下さい』と書かれているが、誰が書いたか分からない。以来、若だんなの元には不思議な困りごとが次々と持ち込まれる。船箪笥に翻弄される商人、斬り殺されかけた噺家、売り物を盗まれた古着屋に、惚れ薬を所望する恋わずらいのお侍。さらに江戸一番の美女選びまで!?一太郎は、みんなを助けることができるのか?シリーズ第11弾。
ろくでなしの船簞笥
ばくのふだ
ひなこまち
さくらがり
河童の秘薬






表題のひなこまちが面白かった。
ひなこまち・・・雛小町
浅草にある人形問屋平賀屋が、美しい娘を一人雛小町に選び、その面を手本にして、立派な雛人形を作る事になった。のだが・・・とんだ捕物帳に・・・
雛小町騒ぎのせいか、着物や小物が盗まれる・・・
そんなわけで屏風のぞきが巻き込まれ、危うく土左衛門に間違えられるところだったわけで・・・
土左衛門といえば、子どものころ隅田川から横っちょにのびる運河で何度かみたことがある。
子どもは見ちゃダメ!って言われたって・・・大人の足の隙間から・・・
江戸時代の子どもではありませんが・・・。
