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本・真梨幸子 「教祖の作りかた」

2024-09-03 08:09:06 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介

奥寺色葉は普通の主婦。ある日、YouTuberの息子に1千万円の税金の督促状が届く。同窓会で会った同級生と不倫した色葉は、弁護士の彼に「宗教法人をやれば?」と持ちかけられ…。『小説幻冬』連載を単行本化。 

               

 読書備忘録 

作品紹介だけ読んで借りた・・・弁護士がそういう方向に持って行く?まさかね、真梨幸子さんですからね。

不倫話?・・・でもなさそうだしと読んでいたら、とんでもないことになり、なんだ繋がっていたんだ!

悪い奴は悪いことを考えるのね!

なんか今みている「夫の家庭を壊すまで」を思いましたわ。

ひきこもりになってしまったのにも同情した。学校の対応がね?はなから学校なんて、教師なんて、そんなもんだ!と思っていればね。

いじめなど絶対にあってはならない事なのにね。それを教えるのも学校でしょ?・・・閉鎖的だし、かばいあうからさぁ・・・

いい先生に当たってよかった! とか、今年はハズレた!って言うじゃないですか。

今更ですが・・・人を見る目って大切。これがなかなか・・・

名刺を信用してはいけないとも!

宗教法人って、そうなのね。アレがからんでいるのもあるんでしょ?と勉強になりました。

「自分の信仰する神こそが一番、いや、自分の信仰する神こそが・・・・・という食い違いが、戦争に発展するのです」「まあ、確かにそういう側面はありますね」

そうそう久しぶりに出た同窓会で、お決まりのようにその後なんとか〇会信者から何本も電話があった。電話番号知らせなきゃよかった。そんなにいたの?と思ったから聞いてみた。ら、うれしそうにそうなのそうなの!名前が出る出る。に驚いた。

このお話も同窓会から始まっていますからね。

夫の職業が読み手にわかった時・・・

★★★☆☆



本・知念実希人 「ヨモツイクサ」

2024-09-01 07:30:10 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

その森に足を踏み入れると《ヨモツイクサ》の生け贄となる。北海道旭川に《黄泉の森》と呼ばれ、地元の人々が決して踏み入れない山があった。そこを大手ホテル会社が開発しようとするのだが、作業員が行方不明になってしまう。道央大病院の外科医・佐原茜の実家はその森のそばにあり、7年前に家族が突然消える神隠し事件にあっていた。2つの事件は繋がっているのか。もしかして、ヨモツイクサの仕業なのか。『ムゲンのi』『硝子の塔の殺人』を超える衝撃作。医療ミステリーのトップランナーが初めて挑む戦慄のバイオ・ホラー!


               

 読書備忘録 

器量よしだけれど、貧しい家の子のハルは、遠くの村の村長の息子に嫁入りする。ってことからお話は始まります。

グロイ!と、読んでいるうちに慣れちゃいましたね。

夢中で読んでいたら空が明るくなっていた。

ベクターね・・・この人じゃない?と思っていたのに、え―――違うの?

そういえばそんなことあったわ!

ベクターわかって終わるのかと思いきや!!!

山には沢も多いけれどその水は飲めない。なぜならキタキツネの糞に混じって排泄されるエキノコックスの卵が含まれているかもしれないから・・・

★★★★★



本・綿矢りさ 「パッキパキ北京」

2024-08-30 06:04:25 | 図書館本 読書備忘録 

 あらすじ

味わい尽くしてやる、この都市のギラつきのすべてを。

コロナ禍の北京で単身赴任中の夫から、一緒に暮らそうと乞われた菖蒲(アヤメ)。愛犬ペイペイを携えしぶしぶ中国に渡るが、「人生エンジョイ勢」を極める菖蒲、タダじゃ絶対に転ばない。過酷な隔離期間も難なくクリアし、現地の高級料理から超絶ローカルフードまで食べまくり、極寒のなか新春お祭り騒ぎ「春節」を堪能する。街のカオスすぎる交通事情の把握や、北京っ子たちの生態調査も欠かさない。これぞ、貪欲駐妻ライフ!
北京を誰よりもフラットに「視察」する菖蒲がたどり着く境地とは……?

著者自身の中国滞在経験とその観察力が炸裂する、一気読み必至の“痛快フィールドワーク小説”!


               

 読書備忘録 

コロナに2回かかって、北京では夫と共にまたかかっていたけれど、菖蒲のあまり気にしていないみたい!がたのもしい。

夫56歳!20違うって事?

外国暮らしは向いていない、前の妻ともそれが原因で別れたと、マイナス思考の夫だけれど、仕事の電話では急に口調がしっかりして、てきぱきと部下に指示するのをみていた時に、いつか老いたらこんな風にできなくなるんだろうなぁと思いその時は自分が支える。それが夫婦ってもんだ。出来なくなってからが本番!てなことが書いてあって、そうだなぁーと思ったわけ。お互いにね・・・

”女性はポーカーフェイスが必須です。感情を無にしてようやく、これだから女は感情的で話にならない、とは言われなくなります。喜怒哀楽どれもそうですが、怒るなんてもっての外。男が鼻血出そうなくらい怒ってても、森林でヨガしているくらいの無の境地にいなさい、それでようやく対等です”

勤めていた銀座のクラブのママ言葉に、学んだ!・・・時代が変わっても、女がナメられるのは泣いた時と怒った時だと・・・わかるっ!すごくわかる。キーッとなって泣いたら負け!キーッとなっただけでヒステリーに入れられる。私たまにポーカーフェイスしますが、聞いているのかっ!と火に油を注ぐ。そんな時は森林ヨガで無の境地!いいね!

ちょっと遅すぎるけれど、まぁ今気が付けて良かった。

菖蒲はインスタントな友達を作るのが上手い。そうで・・・なんかいたなー!京都の友達がそうだった。会うたびに友達が違うの。〇ちゃんは?と聞くと、あーあれなぁーと、そんなことを繰り返してい たっけ・・・

ペイペイとなった愛犬は、グレムリンのギズモだな!

おもしろかったわぁー

★★★★★



本・中島京子 「うらはぐさ風土記」

2024-08-27 05:22:39 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

30年ぶりにアメリカから帰国し、武蔵野の一角・うらはぐさ地区の伯父の家にひとり住むことになった大学教員の沙希。
そこで出会ったのは、伯父の友人で庭仕事に詳しい秋葉原さんをはじめとする、一風変わった多様な人々だった。
コロナ下で紡がれる人と人とのゆるやかなつながり、町なかの四季やおいしいごはんを瑞々しく描く物語。

               

 読書備忘録 

沙希をはじめ、登場人物がみんな魅力的

特に秋葉原さん!働いたことがなくて年寄りになったけれど、もう働いている人は少ないから、なんだらかんだら・・・と、言い訳めいたことを言いつつも、えー結婚してたの?とびっくり!またお相手の刺し子姫こと真弓さんが素敵だわ。真弓さんのような返しが出来たらなぁ~・・・

おかしな敬語でしゃべる学生にも、特に訂正するわけじゃなく気にしつつも、ま、いっか?と仲良く過ごして、もう出てくる人がみんないい人!

伯父さんは亡くなっちゃったけれど、あ、夢だったの?のマロイがどうやら生きていて・・・

あの家は買い取れたのかしら?

沙希の日常が気になる所です。

楽しかった~!

★★★★★

 

我が家はほぼ南向き・・・

左から日の出で右は富士山

起きたらザーザー降っていた。仕方ないからエアロバイクを漕いでいた。

洗濯機からブーブー聞こえたから干しにでたら・・・

虹っ!

右の空に虹

左の空からは日の出

空がきれいだったから朝っぱらからパチリとした。

 


本・桐野夏生 「真珠とダイヤモンド 上・下」

2024-08-25 07:27:10 | 図書館本 読書備忘録 

 内容

1986年春。福岡の証券会社で出会った佳那と水矢子は、それぞれ2年後に東京に出ていく夢を温めていた。佳那は、同期の望月と結託してマネーゲームの渦に身を投じていき…。『サンデー毎日』連載を大幅に加筆修正。

 内容

バブル全盛時代、望月と結婚した佳那は、ヤクザの山鼻の愛人・美蘭のてほどきで贅沢な暮らしに染まっていく。一方水矢子は、不首尾に終わった受験から流転の生活がスタートし…。『サンデー毎日』連載を大幅に加筆修正。

               

 読書備忘録 

プロローグで、やだ、どしたの?

理由が知りたくて、丸二日夢中で読んだ。

バブルの頃だから、どうかしていた人がたくさんいたんでしょ?ずっと続くと思っていたのよね?

上手く行っていたけれど相手が指で頬を指してシュッ!とおろす人に出会っちゃって、ひやひやしていたら、願い通り東京の本社に転勤になり、離れられるのかしら?と思っていたのに・・・

それはそれは恐ろしい事の始まりだった。

何でそんなことになっちゃったんだろうね。

それって、殺人にはならないの?仕向けたのに?

井之頭公園に現れたのは佳那・・・怖っ!・・・でも、話ができてよかった。そして水矢子を連れて行った。

★★★★☆

 

昨日の夕立・・・夕立?

終わったかな?と思って窓を開けたらベランダの手すりに雨が当たるが音して、あら、また?それはそれはすっごいのが始まった!

こんな時は本を読んでも、数独しても集中していないから・・・

雷は最近にしてはおとなしかったけれど、停電になると慌てるから最強懐中電灯をぶらさげてPrime Videoでjo1の京セラドームのライブをみていた。

みていただけのつもりだったのに汗だくになった。エアコン切れているのかと思ったけれど、そんなこともなく、あ、動いていたんだ私!と気が付き、楽しくいい運動が出来ました。

マンション内戸別のインターフォンがイカれて(そんな言い方はしていませんが・・・)いる所もありって、どうやらそのイカれている中に入っている我が家のインターフォンが鳴ってるのだけれど、画面がシャーシャーしてどなたかわからない。

出ていいのかどうか?と思いながらもこれは出て確認しなければならないでしょ!とそろりと出たら、お届け物でした。

そりゃそう!夫が鍵忘れて出かけ ”開けて!” と帰って来た時とお届け物以外ほとんど鳴らないのだから!

 


本・原田ひ香 「定食屋「雑」」

2024-08-23 07:20:37 | 図書館本 読書備忘録 

 あらすじ

真面目でしっかり者の沙也加は、丁寧な暮らしで生活を彩り、健康的な手料理で夫を支えていたある日、突然夫から離婚を切り出される。
理由を隠す夫の浮気を疑い、頻繁に夫が立ち寄る定食屋「雑」を偵察することに。
大雑把で濃い味付けの料理を出すその店には、愛想のない接客で一人店を切り盛りする老女〝ぞうさん〟がいた。
沙也加はひょんなことから、この定食屋「雑」でアルバイトをすることになり——。
個性も年齢も立場も違う女たちが、それぞれの明日を切り開く勇気に胸を打たれる。
ベストセラー作家が贈る心温まる定食屋物語。

               

 読書備忘録 

なんで? いきなり? と読んでいたけれど、いきなりではなかった。

いるわね・・・ その辺はね・・・

偵察に行った 定食屋「雑」とは縁があったのね。

この人すごいわねー!と思ったのは、沙也加もぞうさんも同じ。

最後に・・・ぞうさんの人を愛する思いが溢れていて感動した。

★★★★★



本・万城目学「八月の御所グラウンド」

2024-08-18 07:41:37 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

京都が生んだ、やさしい奇跡。ホルモー・シリーズ以来16年ぶり京都×青春感動作女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは――。今度のマキメは、じんわり優しく、少し切ない人生の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る傑作2篇


               


 読書備忘録 

十二月の都大路上下ル

出たっ!それはやはりあちらの人でしょう。「新選組って、今もいるんですか?」面白すぎてこれから高校駅伝の見方が変わるかもしれない。選手の向こうを必死で見たりして・・・あ、映らないのか!

八月の御所グラウンド

8月に野球ね。サウナのような京都で野球。別にしなくていいのに、人も足りないのだから!ってことで交換条件で行ったのね。そしてまた不思議が・・・与太話でもなさそうと思えば楽しい。そんなことあるわけないとは思うけれど、ちゃんと人が集まるのだから、まんざらね!俺たち、ちゃんと生きてるか?だって・・・

★★★★☆

 

夕ご飯食べていたらポロリーン!とスマホがなって、えっ?アマゾン来たみたいだ。と玄関に出て行った夫が持って来たものは・・・

さっき頼んだブリタの浄水フィルター・・・

もう来ちゃったの?

夕方4時過ぎに頼んで7時ちょっとに届いた。

最近はご無沙汰しているけれど、よく行っていた公園近くに大きな配送センターができたのは知っていた。

そこから来たのかな?・・・あまりのはやさに驚いてしまった。

 

今日のあさんぽ・・・

曇っていたからどうかな?と出てみたら、暑くはなかった。

そして・・・

先日まで気が付かなかったこの景色

紐がずっと上まで・・・ずっと先まで・・・張ってあって、そこにずんずんしていたこれ!

ちょっとあさんぽが楽しそっ!となった瞬間!

今度はカメラ持って行こっ!

散歩には鍵とハンカチとスマホしか持って出ないから・・・



本・林真理子 「マリコ、アニバーサリー」

2024-08-13 07:33:47 | 図書館本 読書備忘録 

 内容紹介

理事長になって初めての卒業式。エッセイよりだいぶ早い「挨拶文の締切」に面喰う。トラブルが起きても何のその。いつでも前向き、ますます元気なマリコに今日も世間の目は釘付けである。『週刊文春』連載を単行本化。

               

 読書備忘録 

ユーチューバーの話は、そうそう、大変なのよ。大人の社会にはきちんとしたルールがありますって事。

ご主人のトーゴーさんのアドバイスは、下向いて原稿を読んじゃダメ!顔を上げてしゃべらないと通じない!下を向いている政治家に、デキる人なんか誰もいない!トーゴーさんファンとしてはそうだそうだ!と、思い切り思いました。ありゃダメだ!

この国は本当に貧乏なのか。実はそうでもないのか。誰かはっきりさせてほしい。そう、私もそう思います。

〇長になったこの人良く知っています。子供の頃だけれど・・・弟の方がみんなに可愛がられていた。

林さんも怖がりでしたね。トーゴーさんはそんなこと言うんですか。家の夫は思い切り馬鹿にします。でも、たまにゾッとしています。

小山薫堂さんが、人間が迷った時に選んだものは必ず正解だ。って、何かに書いていたそうで、読んだ人も、自分もそう思う時がある。と・・・そぉっか~?パラレルワールド行けるわけじゃないからわからないと思うけれど、そう思って生きているのが平和でしょう。と、思いました。薫堂さんのラジオはたまに聞いていて好き。

子供に大嫌いとか、うざいとか言われるそれは母親を全面的に頼って信頼している証拠で、虐待されている子供はお母さんキライとか、うるさいとは言わないでただひたすらお母さん大好きと言うそう。専門家から聞いた話だそうですよ。

理事長の話はあまりなく、今までの林さんが出てきていて、よかった。

お煎餅の話はあのお店でしょうか?

★★★★☆

 

ほぼ一週間の、の~びのび(お互いに)も今日まで・・・

オリンピック開会式は森にいたからみられなかったけれど、閉会式はライブでみられた。

ご飯の支度をしなくてよかったから買い物の回数も減り時間はたっぷり!やりたい放題でしたが、その時間はめちゃくちゃでしたね。

なので・・・

まずはあさんぽからと出たところ、まだ薄暗いのに暑い!お散歩コース一周で汗だく!ヤメた。

そういえばテレビ体操もご無沙汰していたから、たまっている録画を引っ張り出して汗かきついでにシャワーの前に久しぶりっ!

図書館本も随分読めたし、一切お金のかからない勉強?も少々できたし、同じく新しいことを始める前の準備も始めたし・・・

あとは・・・やる気が失せない事を願うばかり

いろんなことが待ち受けていますが、家族のいる通常モードに入ります。

 


本・川端康成 「みずうみ」

2024-08-12 07:26:34 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

誰にも言っちゃ、だめだよ。ふたりだけの秘密……高校教師の桃井銀平は、教え子の久子と密かに愛し合うようになる。だが、二人の幸福は長く続かなかった――。湖畔で暮らしていた初恋の従姉、蛍狩りに訪れた少女など、銀平が思いを寄せた女性たちの面影や情景が、中世の連歌のように連想されていく。作家の中村真一郎が「戦後の日本小説の最も注目すべき見事な達成」と評した衝撃的問題作。


               

 読書備忘録 

ストーカーと言うのも、そうだよなぁーと思ったけれど、〇態じゃないかーとも思った。

軽井沢にそういうところがあったんだ・・・

半熟卵の黄味のような夕日・・・夕陽を見ると、あ、そうそうと思うかもしれない。

有田老人と桃井

誰の作品でしたっけ、場面が変わるたびに、ちゃっちゃっちゃちゃちゃと流れていた音楽の・・・若い頃観た映画・・・幻想的な・・・と、思い出せないけれど読んでいて霧の中にいるような・・・怖いけれど美しい!

★★★★☆

終わっちゃいましたね・・・。



本・益田ミリ 「東京あたふた族」

2024-08-09 05:09:56 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

あたふた族は、せわしない。
なにを隠そうわたしもその一員である。

デビュー直前までを描いた「上京物語」、
コロナ前と後の日常(朝日新聞連載「オトナになった女子たちへ」)、
「終電後」「のび太と遊んだ空き地」など味わい深い随筆作品…

3部構成で贈る、長編小説のようなエッセイ集。

大人気エッセイ『しあわせしりとり』から3年半、待望の刊行!


               

 読書備忘録 

まえがき読んで・・・そうだ コロナ だったんだ。

私、未だにライター使えません。チャッカマンです。

そうそう、私も赤ちゃん生んで飛行機で母が一緒に秋田の鳥海山の麓の町の先生でもないのに住んでいた教員住宅まで来てくれて、いよいよ帰るという時に、いい年して空港でめそめそ泣いた。気の強い母も目を真っ赤にしていた。その子が10カ月で北関東に引っ越すときには、月一検診では言葉がわからず、まだ英語の方がわかります。とこぼしていたお隣の先生の奥さんが、ひとりでよく頑張った!と泣いてくれた。

身体定規・・・そっか、覚えておこう。

ワンコの散歩は、そうそうお話しています。しゃがんでティッシュで取りながら、なんかやさしく言っているのをよくみますよ。

推しがほしい・・・いますよ推し!

ご主人が帰って来るのをジグソーパズルをしながら待っていた友達がいて、銀座の博品館で、ギョッとするほど大きいのを買っていたのを思い出した。どんどん大きなのになっちゃったってわけね。でも・・・ある日帰りが遅くなって慌ててバスに飛び乗ったら、どうやら同じ電車に乗っていたらしいご主人がパチンコ屋に入って行ったのを見ちゃってね。しばらく家出していましたわ。

ちょっとした事・・・

みんな経験してるんだわ。とエッセイを読むとホッとする。

★★★☆☆

 

昨夜は、もそもそともう絶対に着ない洋服の整理をしていた。

いくらブランド物とは言え、何十年ももったいなくて処分できずに置いておいたコート3着を思い切って処分!先ほどゴミ置き場に持って行った。

お店がわんさかあるところが近いから、人と会う時は私たちが出て行く。この家に来てもらう事もないし、お茶だって外でする方が私は楽しいからお招きして、もうわいわいしないし、そんな時代は終わった。そんなわけで、食器やお鍋なども最低限で生活しましょうと・・・

森の家では自分で情報を取らないとなにもわからない。宮崎で震度6!と知らせた。

津波こそ来ないこの地だって地震は来る。危機感持って備えておかないと!と、肝に銘じた。

もたもたとだらだら書いているエンディングノートも仕上げておかないと・・・

災害は、ひとごとではないですからね。

取りあえず家の中のものを半分にしようかと・・・

部屋についているクローゼットに入る分だけ!と決めてタンスも処分できればと思った。

あと体力!

ここの前に住んでいたのは6階で、駆け上がったりできたけれど、今はそれから10年以上経っているし、6階より高いところに住んでいるからさすがに駆け上がることはできない。

エレベーターが止まった時に、せめてよたよたとでも上がって来れるくらいの体力は欲しい!

もう70!でもまだ70と思うかな!

1500m・・・田中選手のインタビューを聞いていて、強いなぁー感動した。

ハードルは世界の5位・・・すごいの見ちゃった。楽しかったって・・・

世界陸上楽しみっ!

今日も昼寝・・・




本・小川洋子 「川端康成の話をしようじゃないか」

2024-08-08 08:44:09 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

あまりに哀しく、あまりに美しい(=グロテスク)……こんな川端康成の姿を私たちは知らなかった! 没後半世紀を経て、いまなお読み継がれる川端文学の魅力を二人の作家が語り明かす。長く深く愛読してきた作家ならではの分析と考察は、従来の川端文学の読まれ方をアップデートさせる。五十一回目の命日に贈る「川端康成・讃」


               

 読書備忘録 

名前と、ノーベル文学賞を受賞した事、教科書に載っていた話、百恵ちゃんの出ていた映画、亡くなった場所と亡くなり方くらいは知っていたけれど、作品は有名なのを昔読んだことくらい・・・なので、対談を読んでいる最中から川端康成の作品を読んでみようじゃないか!とは絶賛思いました。

こう読むのね・・・へぇー面白そう。

盲目のおじいさんと二人だけで暮らしていた

婚約者の初代さんが、結婚を反対していた岐阜の寺の住職に侵された

母親に抱かれた記憶がないから、胎児のようにガス管を咥えた

などなど・・・

「掌の小説」図書館で予約しました。

小川洋子さんの作品は好きで読んでいて、たまにラジオ番組も聞いていた。なのでFMの声で読んでいた。もう終わっちゃったんですね。ラジオ!面白かったのに・・・

勉強になりました。

★★★★★

 

昨日の次から次へと光っては鳴り響く雷に、停電やだわ!ひとりなんだから・・・と、思った瞬間 プンっ!

当たり前に、暗くなり、テレビもエアコンも静かになった。

まだ外は薄暗かったけれど、左眼は緑内障で視野が欠けているから、普通の人が見える暗さでも私は見えません。で、玄関までなら壁を伝って行けば安全だからとドアに付けたポケットに用意してくれてある最強の懐中電灯を持ち出し、思うとその通りになってしまうから、気をつけよっ!などとわけのわからないことを思いながら電気が付くのを待っていた。

切れる時は可愛くプンっ!だったのに付くときは、待たせたな!と言わんばかりにブンっ!・・・おまけになんだかわからない電子音までピッピッピ!

よかったわ!と、停電になるたびに12:00になってしまういくつかの時計をセットし終わってテレビを観始めたら、またプンッ!・・・これはすぐに点いたけれど雷はまだドッカンドッカンやっているからセットするのはヤメた。ってことを、これを書いている今、思い出したからセットしなくてはと思ったけれど、今晩もどうなるかわからないから・・・それを思っちゃうからダメなのよ!今日は大丈夫!と思う事にした。

もうすぐ終わっちゃいますね。

ルールはまったく知らない競技でも、若い人たちが頑張っている姿はいいわ~・・・と応援!

今日も夜更かし・・・

田中希実さん走ります。よね?って、誰に聞いているんでしょうね?

朝の番組に出ている水泳の入江さんのお話がやさしくて好き。



本・乃南アサ 「緊立ち 警視庁捜査共助課」

2024-08-04 07:25:40 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

【指名手配犯を絶対に逃すな!】潜伏犯がいるという「緊急立ち回り情報」(緊立ち)が発令された。「「カメラアイ」を武器に群衆の中から手配犯を捜す警視庁刑事と、広域捜査を担当する刑事。ビル爆発事件で怪我を負いながら、また凶悪犯の逮捕へと奔走しながら、そのうえで、離婚、介護という人生の壁を乗り越えていく女性刑事二人の物語。ある時、強盗および殺人の手配犯がここにいる!という緊急立ち回り情報(緊立ち)が入った!直木賞受賞作『凍える牙』など、警察小説の名手による、13年ぶりとなる警察小説が誕生!

 

               

 読書備忘録 

街角に立ち行き過ぎる人々を何となく眺めているように見えても指名手配犯を探している、メモリーアスリートの見当たり捜査。

その捜査班の小桃は、たとえ整形していても、耳の形などでわかるんです。

一方、広域捜査の燈は、え、それだけで?な情報で広域ってことですからね、すぐに飛んでいきます。

2人の女性刑事の夫との関係なども書かれていて、なかなか大変だなぁと思いながら、小桃は別れてもしょうがないわね!などと読んでいた。

そして、長い張り込み中、トイレは大丈夫なのだろうか?と、変なところに食いついたが、なるほどね、今はコンビニと言うものがあるからね。

タチの悪い女の話に、そんな女がいるんだ!と驚き、整形して実家に帰って、シレっと暮らしている男とか、山谷界隈はインバウンドのバックパッカーに人気の宿であるとか、なかなか面白い話が聞けました。

「緊立ち」とは「緊急立ち回り情報」のことで、「緊立ち」が入るとその場所を特定し、犯人を逮捕するために、可能な限り迅速に必要な人員を集め、布陣を敷いて現場に向かうこと。だそうです。

★★★★☆



本・高瀬隼子 「うるさいこの音の全部」

2024-08-01 06:33:27 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

「おいしいごはんが食べられますように」で芥川賞を受賞した高瀬隼子さんの次なる挑戦。ゲームセンターで働く長井朝陽の日常は、「早見夕日」のペンネームで書いた小説が文学賞を受賞し出版されてから軋みはじめる。兼業作家であることが職場にバレて周囲の朝陽への接し方が微妙に変化し、それとともに執筆中の小説と現実の境界があいまいになっていき……職場や友人関係における繊細な心の動きを描く筆致がさえわたるサスペンスフルな表題作に、早見夕日が芥川賞を受賞してからの顛末を描く「明日、ここは静か」を併録。


               

 読書備忘録 

面白いんだか面白く無いんだか、良くよくわからなかった。

ゲームセンターには幽霊がいる。そっか、そこにも!

劇場には居るってねー!コンサート途中で誰もいないトイレに行ったら居た。って書いていた人いましたよね。ってことを思い出した。なんでそういうこと言われるんだろう?トイレって・・・

お母さんからは・・・「家にいればいるほど嫌いになるんだけど、家を出て行くと、電車や階段で足は大丈夫かしらって心配になって、心配を重ねてると好きになるのよね」って。足を怪我したお父さんの事!ふーん、そう言う事もあるかもしれない。紙切れ一枚と思っていても夫婦だからね。

入り込んで読んでいたら、あ、それは小説のことだった。とか、ちょっと混乱しながら読みました。

★★★☆☆



本・小田雅久仁 「禍」

2024-07-30 03:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

セカイの底を、覗いてみたくないか? 孤高の物語作家が放つ、中毒不可避の悪魔的絶品集。恋人の百合子が失踪した。彼女の住むアパートを訪れた私は、隣人を名乗る男と遭遇する。そこで語られる、奇妙な話の数々。果たして、男が目撃した秘技・耳もぐりとは、一体 (「耳もぐり」)。ほか、『残月記』で第43回吉川英治文学新人賞受賞&第43回日本SF大賞受賞を果たした著者による、恐怖と驚愕の到達点を見よ!


               

 読書備忘録 

食書 / 耳もぐり / 喪色記 / 柔らかなところへ帰る / 農場 / 髪禍 / 裸婦と裸夫

まぁ、何といいましょうか・・・びっくり!

「食書」 便所を探しまわる夢をやたら見る。に反応して、いやいや私も同じです。起きなきゃけないのにもうちょっとという時に見る夢。夢の中でここは以前来たことがあるから抜け道は知っている。とか、個室に入ってみたら水が溢れていたり、自分が並んだところだけ、進まなかったり、だからと言って隣に並ぶと今度はそこが故障していたり、この話題だったら事欠かないですよ。って、私のことはどうでもよくて、多目的トイレに入ったら人がいた。その人が本を破いて食べた。って所から不思議が始まる。

「耳もぐり」 なんかね、耳にもぐちゃう話で、自分の耳に自分がもぐちゃう。変な話。

「喪色記」 なんかよくわからなかった夢の話。だと思う。前2作品でどうかしちゃったのかもしれない。仕切り直して次の作品へ・・・

「柔らかなところへ帰る 」 バスで、よろしいですか?と隣に座った肥えた女性。もうね、たーいへん!妻は細いから、超えているのが珍しかったんじゃない?寝ても覚めても!ここまで読んでいたから、あ、ダメ!ついて行っちゃ!

「農場」 輝生の生い立ちにそんなぁー!でも怪しいけれど助けてくれる(?)篠田が現れ農場にいくわけなんだけれど、農場ったってお野菜とかの農場ではありません。確かに農場である。ふん、ばかばかしい!と思いながら、それでそれで?耳から・・・権田は何度も・・・

「髪禍」 そんな変な宗教みたいのに近づいちゃだめよ。こらこら!あーね・・・やっぱりそうなりますよね。髪は人から離れると・・・

「裸婦と裸夫」 現代の裸婦展を観に県立美術館に向かう電車で、こう暑いとそいう人が出てくるかも知れない!なんておかしなことを考えてしまったが、触られてそうなるか・・・

あるわけないじゃない!な、お話達

ハマりかけて、え?

★★★★☆


本・町田そのこ 「うつくしが丘の不幸の家」

2024-07-28 06:00:00 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

築21年の三階建て一軒家を購入し、一階部分を店舗用に改築。美容師の美保理にとって、これから夫の譲と暮らすこの家は、夢としあわせの象徴だった。朝、店先を通りかかった女性に「ここが『不幸の家』だって呼ばれているのを知っていて買われたの?」と言われるまでは――。わたしが不幸かどうかを決めるのは、他人ではない。『不幸の家』で自らのしあわせについて考えることになった五つの家族をふっくらと描く、傑作連作小説。

第一章 おわりの家

第二章 ままごとの家

第三章 さなぎの家

第四章 夢喰いの家

第五章 しあわせの家

エピローグ

 

               

 読書備忘録 

順番に話が進んでいるのではなく、遡って前の住人の話に・・・なので「おわりの家」のその後がエピローグで語られていた。

雨 降っ て 地 固まる とか?・・・「ままごとの家」

「さなぎの家」での話にひどいっ!と思い。「夢喰いの家」では妊活の大変さを知り、枇杷の木を植えた「しあわせの家」に遡っていく。

なんたってお隣に老女信子が住んでいたのが良かったわ。

譲と惣一・・・エピローグが素敵

ご近所さんの噂はね・・・これだけ持ち主がコロコロ変わると言いたくもなるってもんなんでしょうね。

不幸の家・・・否

★★★★☆