口笛を吹く者

  「経歴」の番外編を掲載しました。クリスマスでもクラブ・ペリカンは休みまへん!いつも営業中です(不定期休業だけど)。
  
  それにしても、クリスマスというのは不思議な行事ですね。これほど人の心を楽しませ、あるいはどん底に突き落とすお祭りもないでしょう。クリスマスとは一種の試験紙なのです。自分は「幸せ」な人間か否か、という。

  私はアンチ・クリスマス派です。お祭りとは人を楽しませるためにあるのであって、苦しめるためにあるのではない。クリスマスには世の人々みなが神経質になるようです。とにかく絵に描いたようなアイテムで、「まとも」に過ごさなくてはなりません。

  クリスマス・ツリー、ホール・ケーキ、チキン、プレゼント、友人・家族・恋人との団欒、楽しく暖かい雰囲気、これらすべてが揃っていなくては、即座に「寂しい」、「わびしい」、「かわいそう」、「不幸せ」の烙印を押されるのです。

  同じことを去年の日記でも書いたかもしれません。たぶん書いたでしょう。また書きます。神様がいるならば、きっとクリスマスの「幸せ」とは無縁な人々のそばにいて、静かに、そして優しく彼らの肩を抱いているに違いありません。

  いったいチャウは何を書いているんだ、と思われるかもしれませんが、これは「チャウ一人つぶやき系」のカテゴリーに属するものです。私も人間なんで、しみじみと物思いに耽るときもあるんですよ。
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