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新見以北の普通列車事情

2015-01-17 23:00:00 | EF64、伯備線

米子~新見の直通列車が少ないのは、青春18きっぷのシーズンオフに乗ると根雨以南は1編成の貸切が容易になっているほど閑散しているからです。特に県境を越える新郷~生山が顕著です。

その合理化を図るべく減便をしない引き換えに、前回ダイヤ改正で編成変更が行われていました。

日中の運用形態が大きく変わり、115系2両編成の所をキハ120単行のロングシートに格下げされたことです。元来伯備線に運用を持たなかったキハ120は津山線や芸備線用のでしょうか。

 

そのキハ120に運用を奪われた115系は新見以南に異動され、日中の新見~備中高梁は3両から2両のワンマン運転が中心となりました。

それでも新見~米子は殆ど115系が占めており、下りの朝晩2本は車掌が乗務し、それ以外はワンマン運転を実施しています。

 

その傍らに長年の長距離普通運用として有名な西出雲→播州赤穂の運用は米子で2つの運用に分割されたため、消滅しました。

途中、282M~824M~922Mと列車番号が変わり、途中米子まで岡山行として案内されていました。

こちらは出雲市より一つ先の西出雲まで行く最西端の乗入れです。

 

キハ126が唯一入線するのは、平日深夜の終電として根雨を往復する運用ですが、客扱いが上りの根雨行のみとなりました。

改正前の米子行に根雨と武庫から乗った時、帰り荷が無い実態が反映されたのか、米子まで回送になった思われます。

 

EF64の取材に重宝する数少ない普通列車ですので、得た内容を概括するとこのようになりました。

岡山支社管内で配布されている携帯時刻表に頼っていることから、勘違いが含まれている可能性があります。

追うなら断然道路ですが、鈍行派には以前と比べ、覚悟が増えた路線の一例をご紹介しました。


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