2月8日朝6時に久宝寺界隈で201系と積雪が観測できましたので、手短に報告させていただきます。
線路に冠雪するほどの雪は大阪・奈良の市街地では2011年冬以来の光景でありながら、通勤客の足を巻き添えになるには及ばない規模です。
大阪市内は未明から僅かに降っていたのが日の出に時刻に暴風雪を伴ってきた形です。
久宝寺と河内堅上で雪質を確かめた所、都会で初体感の乾いた粉雪で形成されています。
積雪は局地的かつ雪間が著しく、記録として映すには非効率的で乾雪とは言え時間が経過するうちに溶けだします。
大阪環状線内でも10時頃まで快晴と雪が交互に訪れ、降雪の10分の間でも局部を雪化粧にしてしまうほどの威力を感じさせます。
水分のない粉雪は風で小玉のようにホームを転がり落ち、後に融雪するはずか蒸発して消失したかのようです。
近畿地方では本格的な白銀が堪能できたのは琵琶湖線の能登川より先の区間で、乗っていた223系が雪煙りを上げていました。琵琶湖線では降雪があっても山科の壁を突破するのは例外的に等しく思います。