笠ヶ岳、志賀山を背景に201系が小さく見えるものの、まだ美しい車体が目立って201系が目を引かせます。209系の顔も懐かしかったです。
何両かでもいいから6月20日に廃車回送されたH4編成に会うため、残った金で25日に行きました。しかし、思ったよりも解体作業のペースが数年前より速くて2両弱しかいませんでした。
北陸新幹線の壁を超えたところに僅かながら201系が見えます。この辺りで試運転が行われていたキハE300系を初見しました。201系にとっても初のコラボになったのではないかと思います。
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左:所々の部品が取り除かれる1号車のクハ201-108ですが、この後重機で奥へ押されていきました。
右:ほかの号車はこんな無残な姿になっていました。
左:解体された201系が鉄くずに化けようとしている最中、201系と自分の呼吸が苦しくなります。
右:トラックに載せてある床下機器たちです。そのうち逆さまの状態で「AVR」と記してあるのが自動電圧装置の裏面が見えて、興味深かったです。
※ すべて敷地外から撮影、観察しています。
お金の事情で行きはバス、帰りは鈍行でいつものルートで戻りました。
途中の姨捨駅でこの素敵な情景を見ていると、「この遥か向こうに201系がひそかに眠っているんだな」と思ったりもしました。H4編成、今までありがとう
高尾駅に到着して待つこと10分、201系が入線しました。今日も元気に走るH7編成でした。
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6時間前は解体される201系が目の前にあったので、不思議な感覚でいっぱいでした。
2008年1月にも同じ体験をしていますが、2年経っても同じ体験ができるとは驚きです。
※ *印が付く画像を押すと拡大写真が見れます。