*世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋* 番組情報
厭な扉 京極夏彦『厭な扉』×江口洋介
う~ん・・・期待したほどの面白さじゃあなかったような・・・。
「永遠の幸福を手にいれたくないか?」という新見(笹野高史)の言葉で 何となぁく先の展開が見え始めてしまい
新見が慶治(江口洋介)に“永遠の幸福”を手に入れる手段について語った時には
既に このストーリーのオチが分かってしまうのだもの・・・。
新見が語ったとおり まさにループし続ける展開なのねぇ。
ラストで慶治が気付いた回数が ビックリするほど多かったのは ちょっと面白かったなぁ。
はじめの一歩 万城目学『はじめの一歩』×大野智
伊東四朗さんのナレーションが面白かったなぁ。
原作を読んでいなないから分からないのだけれど あのナレーションは原作にもある文章なのかしら?
伊東さん演じる縁結びの神様と 遠藤憲一さん演じる交通安全の神様は そこにいるだけで可笑しい。
名刺やウエイターの言葉で「まず初めに」という言葉を危うく思い出しそうになる肇(大野智)も面白かった。
ラストの ちょっと意外なオチも 女性の強さを象徴していて面白い。
神様が与えた5秒という時間を 肇は無駄にしてしまったけれど
みさき(田中麗奈)は しっかり ちゃっかり まんまと 自分の人生のために使うコトができたということね。
やっぱり女は強いわぁ(笑)。
栞の恋 朱川湊人『栞の恋』×堀北真希
堀北真希ちゃんは現代的な顔立ちだと思うのだけど やっぱり昭和の時代も良く似合うわねぇ。
タイガースの中でも地味なサリーなる人物を好きな邦子(堀北真希)ちゃんが とにかく可愛い。
良く存じ上げないのだけれど 古本屋のご主人・岸部一徳さんがサリーなのかしら?
本に挟んであった栞の傍に そっと自分のメッセージを添えるシーンが
純真でオクテな邦子らしいアプローチの仕方で良かったなぁ。
短いストーリーなのに動きがあって とっても楽しめるストーリー。
邦子の相手が予想外の人物だったというのも面白かったわぁ。
時間を越えて行き交う邦子と男性のメッセージ・・・。ロマンティックねぇ。
泣きじゃくる邦子ちゃんの様子には思わずもらい泣き。
いやあ・・・ステキなラブストーリーだったわぁ。
殺意取扱説明書 東野圭吾『殺意取扱説明書』×玉木宏
面白かったなぁ・・・。
今回の秋スペシャルの中では やっぱりこの話がダントツの面白さだったと思う。
取り説は嫌いだ・・と言っていたくせに 結局 取扱説明書に振り回されてしまう木谷(玉木宏)。
何とも皮肉で 最後にはどんでん返しも用意されているストーリーは いかにも「世にも奇妙な物語」ね。
随所に出てくる“殺意取扱説明書”の描写が最高♪
「殺したい相手を限定」だとか 「殺したい相手との関係の明確化」だとか
「殺意の初期化」だとか 「殺意の調整」だとか・・・
いかにも取り説に書かれていそうな けれども絶対ありえないブラックな文言が最高だわぁ。
極めつけは 「おかしいな?と思ったら・・・」のページねぇ(笑)。 思わず吹き出してしまったわぁ。
ある~!! と 合いの手を入れたくなるようなページがいい♪
いかにも取り説に書かれていそうな矛盾・・・。笑えるなぁ。
取り説に翻弄されまくる木谷が悲しくも可笑しい。
川島(塚本高史)が「どうしてもお前のことが必要なんだ。」などと言い出すアタリから
あれっ?オカシイぞ!と 薄っすらと先の展開が見え始め
ワインを川島が注ぎなおしたトコロでは 完全にその後の展開が分かってしまうワケだけど
そんな展開にも あまりにも人の良い木谷に思わず肩入れしてしまうような緊張感が漂っているトコロがいい。
「人生はやったもん勝ち」・・・なるほど 確かに~(笑)。
最後にも う~ん・・あるっ!!と大きく頷いてしまうようなオチが用意されていて とても楽しめるストーリーだった。
取り説は一応読むけれど 木谷同様 大事なトコロを見落としてしまうアタシは 最後のオチにも大いに納得。
燔祭 宮部みゆき『燔祭』×広末涼子
う~ん・・・原作は面白いのに・・・何だかいまひとつだったなぁ・・・。
短いストーリーの中に 妹を殺害された一樹(香川照之)の心情と
淳子(広末涼子)と一樹の淡い恋物語を描いていくのは いくらなんでも無理があるのではないかしら?
証拠不十分で釈放されてしまう 妹を殺害した男。
その男に対する一樹の言いようのない憎しみや やり切れない思いを描くだけでも
この短い放送時間では難しいような気がするのに
そこに 一樹と淳子の恋愛モードを無理矢理 詰め込んでしまったカンジが かなり残念。
香川照之さんは実力のある俳優さんだとは思うけれど
やっぱり一樹は もう少し若い役者さんに演じて欲しかったという思いもある。
あえて香川さんを起用したのなら (淳子との恋愛モードよりも)のうのうと自由を満喫している男に対する
心情描写を もっと見てみたかったわぁ。
広末さん演じる淳子は 原作で感じた淳子のイメージよりも透明感のあるピュアな雰囲気があり 新鮮で良かった。
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世にも奇妙な物語 20周年SP 春の特別編 *感想*


う~ん・・・期待したほどの面白さじゃあなかったような・・・。
「永遠の幸福を手にいれたくないか?」という新見(笹野高史)の言葉で 何となぁく先の展開が見え始めてしまい
新見が慶治(江口洋介)に“永遠の幸福”を手に入れる手段について語った時には
既に このストーリーのオチが分かってしまうのだもの・・・。
新見が語ったとおり まさにループし続ける展開なのねぇ。
ラストで慶治が気付いた回数が ビックリするほど多かったのは ちょっと面白かったなぁ。

伊東四朗さんのナレーションが面白かったなぁ。
原作を読んでいなないから分からないのだけれど あのナレーションは原作にもある文章なのかしら?
伊東さん演じる縁結びの神様と 遠藤憲一さん演じる交通安全の神様は そこにいるだけで可笑しい。
名刺やウエイターの言葉で「まず初めに」という言葉を危うく思い出しそうになる肇(大野智)も面白かった。
ラストの ちょっと意外なオチも 女性の強さを象徴していて面白い。
神様が与えた5秒という時間を 肇は無駄にしてしまったけれど
みさき(田中麗奈)は しっかり ちゃっかり まんまと 自分の人生のために使うコトができたということね。
やっぱり女は強いわぁ(笑)。

堀北真希ちゃんは現代的な顔立ちだと思うのだけど やっぱり昭和の時代も良く似合うわねぇ。
タイガースの中でも地味なサリーなる人物を好きな邦子(堀北真希)ちゃんが とにかく可愛い。
良く存じ上げないのだけれど 古本屋のご主人・岸部一徳さんがサリーなのかしら?
本に挟んであった栞の傍に そっと自分のメッセージを添えるシーンが
純真でオクテな邦子らしいアプローチの仕方で良かったなぁ。
短いストーリーなのに動きがあって とっても楽しめるストーリー。
邦子の相手が予想外の人物だったというのも面白かったわぁ。
時間を越えて行き交う邦子と男性のメッセージ・・・。ロマンティックねぇ。
泣きじゃくる邦子ちゃんの様子には思わずもらい泣き。
いやあ・・・ステキなラブストーリーだったわぁ。

面白かったなぁ・・・。
今回の秋スペシャルの中では やっぱりこの話がダントツの面白さだったと思う。
取り説は嫌いだ・・と言っていたくせに 結局 取扱説明書に振り回されてしまう木谷(玉木宏)。
何とも皮肉で 最後にはどんでん返しも用意されているストーリーは いかにも「世にも奇妙な物語」ね。
随所に出てくる“殺意取扱説明書”の描写が最高♪
「殺したい相手を限定」だとか 「殺したい相手との関係の明確化」だとか
「殺意の初期化」だとか 「殺意の調整」だとか・・・
いかにも取り説に書かれていそうな けれども絶対ありえないブラックな文言が最高だわぁ。
極めつけは 「おかしいな?と思ったら・・・」のページねぇ(笑)。 思わず吹き出してしまったわぁ。
ある~!! と 合いの手を入れたくなるようなページがいい♪
いかにも取り説に書かれていそうな矛盾・・・。笑えるなぁ。
取り説に翻弄されまくる木谷が悲しくも可笑しい。
川島(塚本高史)が「どうしてもお前のことが必要なんだ。」などと言い出すアタリから
あれっ?オカシイぞ!と 薄っすらと先の展開が見え始め
ワインを川島が注ぎなおしたトコロでは 完全にその後の展開が分かってしまうワケだけど
そんな展開にも あまりにも人の良い木谷に思わず肩入れしてしまうような緊張感が漂っているトコロがいい。
「人生はやったもん勝ち」・・・なるほど 確かに~(笑)。
最後にも う~ん・・あるっ!!と大きく頷いてしまうようなオチが用意されていて とても楽しめるストーリーだった。
取り説は一応読むけれど 木谷同様 大事なトコロを見落としてしまうアタシは 最後のオチにも大いに納得。

う~ん・・・原作は面白いのに・・・何だかいまひとつだったなぁ・・・。
短いストーリーの中に 妹を殺害された一樹(香川照之)の心情と
淳子(広末涼子)と一樹の淡い恋物語を描いていくのは いくらなんでも無理があるのではないかしら?
証拠不十分で釈放されてしまう 妹を殺害した男。
その男に対する一樹の言いようのない憎しみや やり切れない思いを描くだけでも
この短い放送時間では難しいような気がするのに
そこに 一樹と淳子の恋愛モードを無理矢理 詰め込んでしまったカンジが かなり残念。
香川照之さんは実力のある俳優さんだとは思うけれど
やっぱり一樹は もう少し若い役者さんに演じて欲しかったという思いもある。
あえて香川さんを起用したのなら (淳子との恋愛モードよりも)のうのうと自由を満喫している男に対する
心情描写を もっと見てみたかったわぁ。
広末さん演じる淳子は 原作で感じた淳子のイメージよりも透明感のあるピュアな雰囲気があり 新鮮で良かった。
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