ギネ 産婦人科の女たち 最終回 ＊感想＊

何だか無難にまとまってるなぁ・・・そんな印象を受ける最終回。
ストーリーの面白さでいったら前回の８話の方がよかったな。
それでも火災現場から妊婦が運ばれたのをきっかけに
難しい出産や手術が重なっていき　急速に緊迫した雰囲気になっていく産科の様子は面白かった。
脳外科の手術とカイザーを立て続けに行う手術シーンや　須佐見（國村隼）によるカンシ分娩の様子など
作り手側の力の入れ具合が伝わってくるような見応えのあるものだったと思う。　
（きっと　かなりの時間をかけて撮影しているのでしょうねぇ。）　

まだ内定の段階だというのに　　
スタッフの前で君島（松下由樹）が教授になることを口にしてしまう様子などから伝わってくる　
相変わらずの変わり者ぶりや　他人と接することに不器用な感じを漂わせる柊や
自分の花嫁姿はキレイだとサラリと言い放つ　お茶目で明るい性格の桧口（板谷由夏）。
誰よりも柊のことを気にかけ　医師としての成長を願っている様子の君島（松下由樹）と
さすが　豪腕を振るう院長の娘だなぁと思わせる　ドライで自己主張の強いえりな（本仮屋ユイカ）。
この４人の女性たちの個性が　最終回でもう一度　きちんと描かれていたのもよかった。

ただ　う～ん　何だかなぁ・・・と思わずにはいられないトコロもたくさんあるこのドラマ。　
　
えりなと玉木（上地雄輔）の会話や　玉木が次第に考えを改めていく様子は　
前回から面白くなっていただけに
それ以前の　二人が付き合い始めるあたりの描写が　
とってつけたような雑なものに感じられたのは　やはり残念だったなぁ。
前回　玉木が自分に任せてほしいと語っていた女子大生と玉木のその後の様子も
結局　何一つ描かれずに終わってしまったのも残念。
須佐見と瀬川（内田有紀）の結婚式のシーンに　時間を割きすぎのような印象を受けることや
（須佐見がストラップで作った　急ごしらえの指輪を瀬川にはめるシーンはジーンときたのだけれど・・・。）
背中にしょった瀬川の刺青を最終回でドドーンと見せられても
瀬川が昔やくざだったという過去のエピソードは　
やっぱり　このドラマには要らないのでは・・・という思いを抱いてしまうのよねぇ。


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リアル・クローズ 第９話 ＊感想＊

美姫(黒木瞳)の昔の恋のエピソードが描かれ　
それと同時に蜂矢（小泉孝太郎）が美姫にこだわる理由が明らかとなった第８話。

今までの蜂矢の様子からは　美姫に対してかなり強いわだかまりがあることが窺えて
いったい二人の間には　どんなドロドロした過去があったのだろう　と思っていただけに
今回明らかになった理由には　何だこんなコトだったのかぁ　といった印象を受けるなぁ。
母のように美姫に懐いていた幼い蜂矢にとっては　
美姫のとった行動が　父と自分を見捨てる冷酷なものに思えた　ということかしら？
せっかく蜂矢が抱き続ける美姫への思いを描くのなら
蜂矢のこのあたりの心理を　もう少し描いてほしかったような気もするけれど
この隠されていた過去に対する思いには　美姫と蜂矢でかなりの温度差がある様子や
美姫のトークショーという公の場で　蜂矢が個人的な思いをぶつける様子などから
美姫に対して持ち続ける蜂矢のわだかまりが　
かなり子供っぽいものであることが窺えてくるのは　ちょっと面白かった。

それにしてもこのドラマ・・・第８話から急速に魅力が無くなって見えるのは私だけかしら？
越前屋に大きな問題が持ち上がってくる今回は　きっと面白くなるはずと期待していたのだけれど
相変わらずの　時間稼ぎを思わせる間延びした演出には正直期待はずれ・・・。
今後の越前屋の事業方針や　自分の売り場の業績に対する不安やとまどいといったものを
絹恵（香里奈）や同僚スタッフの様子からは　ちっとも感じられなかったのは残念。
そのうえ　越前屋に大きな問題が降りかかるという　ドラマが大きな動きを見せる話を扱っているのに　
そこに　田渕（西島秀俊）に対して淡い思いが芽生え始めた絹江の様子を
しつこいほど過剰にコミカルに演出して入れ込んできているため　
ドラマ全体が　とても軽くて安っぽい印象となってしまっていると思う。
第６話では　恋愛ドラマとしても　とても見応えのあるものを見ているだけに
うっとおしいだけの絹江の様子を見ていると　かなりガッカリした思いを抱いてしまう。　


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東京DOGS 第８話 ＊感想＊

サブストーリーが無くなって　神野が絡んだ話が１話丸々描かれていた第８話。
おまけに由岐（吉高由里子）がついに甲斐崎に拉致されるという急展開のストーリー。

普通に展開していっても充分に面白くなりそうな　こんなシリアスな展開のときに
いつものネタを唐突に挟み込まれるのは　どうしてもテンションが下がるなぁ。
真昼間に繰り広げられる緊迫した銃撃戦。
由岐を単独で逃がした後に急に展開される　堀川(勝地涼)と真紀(臼田あさ美)のコント。　
正直　萎えました・・・。
なにも　あの緊迫した状況の銃撃戦の最中に入れることはないんじゃないかしら？

由岐を拉致した甲斐崎の車を見失った後に繰り広げられる奏(小栗旬)とマルオ(水嶋ヒロ )の掛け合い。
由岐が拉致されるという急展開のストーリーに　気持ちを入れ込んで見入っているのに
突如入れられたあの掛け合いのせいで　ブチンとその気持ちを断ち切られてしまい
ここでも何だか急激にテンションが下がってしまった。
おまけに　掛け合い自体も　あんまり面白くなかったし・・・。
このドラマは　突如始まる奏とマルオの掛け合いを描くことに　かなりの情熱を注いでいることは
前々から分かっていたことだし　その演出にも　ずいぶん慣れてきていたけれど
今回のような　今までで一番の見どころとなるような重要なストーリーのときくらい
余計な小細工を入れずに　ストーリー展開だけで勝負すればいいのに・・・と思ってしまう。
　
とっくに銃撃戦の終わった現場で　物陰からひょっこり顔を出す堀川・益子・舞島の様子や
由岐が拉致されて動揺しまくり　パンをビニールごと食べる奏の様子などは面白かったし
由岐を救うべきか神野の組織を追うべきかを決めかね　奏の気持ちが揺れ動く様子や
自分を救うことよりも　組織を追うことを選んだ奏の行動にショックを受ける由岐の様子は
今までにない二人の心情が表現されていてよかっただけに
シリアスなシーンと　おふざけシーンのバランスをもっと考えてほしかったなぁ　と思う。


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JIN -仁- 第９話 ＊感想＊

「私には仁先生の医術がありますから。」
前回　咲が野風に言ったこの言葉は　野風（中谷美紀）の心に強く残ってしまったのね。
確かに　あの時の咲（綾瀬はるか）の表情は　どこか誇らしげだったもの。
本当は　咲は咲で未来とそっくりな野風の顔を羨ましく思い　
野風に対して　複雑な乙女心を抱えているのだけれど。
自分には仁と結びつくものが何も無いと思っている野風に　身請けの話が舞い込み
最後に仁（大沢たかお）と一夜を伴にすることで　心の拠り所を得ようとする野風。
龍馬が野風に言っていたように　野風は色仕掛けで仁に迫るような女性に見えなかったため
思いもしなかった展開に私もびっくり。
自分の体と時間を５０両で買う様子や　心の中でつぶやく咲への侘びの言葉から
野風の仁への思いの強さが伝わってきたなぁ。
仁と二人っきりになっても　いつもと変わらなかった　あの気位の高い凛とした物言いが
仁に唇を寄せた途端に　あっという間に涙声になり　柔らかな表情になる野風の様子はとても素敵。　
あの一瞬に見せた表情は　まるで少女に戻ったかのように見えて　とても可愛らしかった。

野風からの手紙で仁が吉原に出向いたことに　心穏やかではいられない咲の
「じっとしていると　ろくでもないことばかり考えるので。」という言葉も可愛らしかった。
野風と咲。　この対照的な二人は　どちらとも可愛らしくて魅力的な女性だけに　
見ている私も何だかちょっと複雑な思いになるような　仁と野風のラブシーンだった。

そうそう　ラブシーンといえば　龍馬（内野聖陽）もあったわね～。
野風が開いた宴席では　それこそウザったいくらい我が物顔で楽しんでいて　
邪魔に思った野風から　こっそり眠り薬を仕込まれちゃ龍馬さん。
目が覚めたら覚めたで　仁に野風を奪われたと思い　寝室まで乗り込んでくるあたりは
いつもの　我が道を豪快に　マイペースに突き進んでいく龍馬なのだけれど　
野風を抱きしめるシーンでは　思わずドキッとさせられてしまったわぁ。

火事場での仁の手術の様子からは　仁の体を張った「医者の心意気」がひしひしと伝わってきたし
咲と同様　すっかり頼りになる助手となったことが窺える佐分利（桐谷健太）や
初めて体験するトリアージで　患者の分類に人情を挟み込もうとする順庵（田口浩正）の様子など
わずかなシーンも見応えがあって　とても楽しめた。

心を静めるために夜鍋をする咲を見守る栄（麻生祐未）や恭太郎（小出恵介）の様子
持ち前の口八丁で　気難しい栄に難なく取り入る龍馬の様子や
咲の姉と間違えられ　いたってご機嫌な栄の様子などを見ていると　
このドラマは　些細なシーンでも登場人物の描写が丁寧にされているのがいいなぁ　などと思う。　
　

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0号室の客 Second Story 才能のある男 ＊感想＊

セカンドストーリーは　漫才師の修（丸山隆平）と淳（安田章大）のお話。
漫才王座決定戦で優勝したにもかかわらず　仕事がめっきり少なくなった二人は
今後も漫才を続けていくかどうかという コンビの今後の身の振り方を０号室の判定で決めることに。

さすが関西人の丸山くんと安田くん。　漫才師役がぴったりとハマっていて最高。
ホテルの部屋で　変な置物に互いに突っ込みあって　漫才の才能を確かめうシーンなど
台本はホントにあるの？と思わせるようなテンポの良さを発揮していて面白い。
判定に使う毛を抜くやりとりにさえ　互いにボケを挟み込んでてくるあたりも
関西人同士の漫才コンビらしい雰囲気が漂っていて笑えた。
判定の結果は　修は５０点　淳は５１点という　普通にみたらどっこいどっこいの点数なのに
常に上から目線で偉そうに物を言う修に　嫌気が差し始めている淳が　
修よりわずか１点 判定が上という事実に固執する様子は　なかなか見もの。

２話に描かれる　さらに悪化していく二人の低レベルな争いも面白かった。
そうそう　０号室の判定は　その人の生き様によって刻一刻と変化していくというのは　
なるほど～　面白い設定ねぇと感心。
それにしても　この二人の心の狭さ　器の小ささは　かなりのものね～。
けれども　どれだけ険悪なムードになっていても
ネタ合わせの時には　パッと切り替えてくる二人の様子からは　
さすが漫才師（さすが丸山くんと安田くん）という感じも窺えるのが面白いなぁ。

漫才王座決定戦をめぐって　何やら触れたくない過去を二人が抱えていることは
第１話から　それとなく匂わせていたけれど
優勝するまでに二人を育て上げてくれた恩師を　二人は裏切ってしまっていたのねぇ。
いやぁ　このころから器の小さい二人・・・・。
忘れたい過ちに　きちんと立ち向かい　最後には恩師に謝罪するという展開は
お涙たっぷりの人情ものといった雰囲気もあり　二人の雰囲気にあっていてよかったと思う。
（・・・ただ　第３話でやっと明らかになった二人の秘密よりも　
彦麻呂さんの体形のほうに　強い衝撃を受けてしまったわぁ・・・。）

サードストーリーで０号室を訪れるのは　医師と患者という組み合わせなのね～。
予告で見た森迫永依ちゃんが　とっても大きくなっていてびっくり。
加藤成亮くんの白衣姿もサマになっていたし　次回のお話も楽しみだなぁ♪


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０号室の客　　Ｆｉｒｓｔ Story　憧れの男　＊感想＊

マイガール 第９話 ＊感想＊

・・・コハルちゃん（石井萌々果）を陽子が通っていた小学校に連れて行かなきゃよかったわねぇ。
あそこにさえ行かなきゃ　コハルちゃんも陽子との会話を思い出すことはなかったでしょうに。
「思い出しましたぁ。」とコハルちゃんが言ったということは
それまでは　この小学校に通いたいと思っていたことさえ忘れていたということなのよね～。
だいたい　コハルが回想したシーンの陽子（優香）の言葉って　完全に誘導尋問なのでは・・・？
「コハル　ここの制服ぜったい似合うよ。可愛いんだろうなぁ。見たいなぁ。」って・・・。
ママにそんな風に言われたら　オシャレに敏感な女の子だったら誰でも　
この学校に行きたいっ♪　と思ってしまうわよねぇ。

こんなコハルの願望に気持ちが振り回されてしまう正宗（相葉雅紀）の様子には
どうしても共感できなくて　何だかいまひとつ楽しんで見ることができなかったな～。
せっかく自分が進みたい道を見つけ　その道への第一歩を踏み出すチャンスを得たのに
それを逃してしまうなんて・・・。あまりにも　もったいなさ過ぎるっ！！
子供の希望を何でも叶てえるのが親の在り方ではないだろうに
そこらへんのトコロも　何だかちょっと違うんじゃないの～正宗くん　と思ってしまう。
正宗は　自分のことよりも相手のことを最優先に考えてしまうような　
優しい心の持ち主だということかしらね～。（見ている方は　ちょっとストレスを感じるけれど。）

アパートの大家さんと奥様のエピソードは　ジーンとくる素敵なものだったのはよかった。
年をとってからは　どちらが先に逝っても一人で生活ができるよう
お互いに生活の術を教えあい　来るべき日に向けて準備をしてきた　
という大家さんの言葉は　とても印象的。
この夫婦の　人に頼らずに生きていくという生活信条が　この言葉からも窺えるし
夫婦の老後に向けたあり方のようなものを見せてもらった思いがする。

いよいよ最終回となる次回　櫻井翔くんの友情出演は楽しみね～。
正宗の夢とコハルとの生活　正宗の思いとコハルの思いに
どのように折り合いをつけていくのか　といった結末も　もちろん楽しみなのだけど。


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ROMES 空港防御システム 第８話 ＊感想＊

決して面白くなかったわけではないのだけれど
次回の最終回を盛り上げるための下地作りのような　ちょっと間延びした印象も受ける第７話。

各国の首脳陣を乗せた飛行機を湾空で引き受けることに反対していた成嶋（大倉忠義）が
今回は打って変わって賛成の態度を見せ始めたことが影響して
ロメスチームが成嶋のことを疑いだす展開は　ちょっと面白かった。
それにしてもロメスは　本当にスゴイのね～。
成嶋とデイビス教授のメッセージを持った少年とのやり取りや　
そこに書かれているメッセージの内容まで解析できてしまうなんて。
プライバシーも何もあったもんじゃぁないわねぇ・・・。

一気に疑惑の人となってしまった成嶋に　
疑惑について自分の思いを直接ぶつけるべきかどうか迷う砂村（安田章大）が
その状況を「彼女の浮気」に例えて桜井（柄本佑）に相談する様子はちょっとツボ。
砂村にとって成嶋は　彼女と同じくらい大切にしたい存在だということかしらね？
そうそう　砂村がまゆ子（川村ゆきえ）を食事に誘うシーンで見られた
砂村とまゆ子の感情が対照的な様子も面白かったなぁ。
女性を食事に誘うのに　あのつまらなそうな　相手は誰でもよさそうな態度って・・・(笑)
どちらも何だか砂村らしい可愛らしさが出ていてよかったと思う。
ラストの「俺が何としてでも成嶋さんを止めます。」と成嶋に言うシーンもよかったな。
自分の命に代えてでも　成嶋にテロ行為はさせない　という砂村の思いが
次回　成嶋がデイビスに立ち向かう原動力となるのかしら？
最終回に向けて　見る側の気持ちを上手く引っ張る展開ではあったし　
どんな結末が待っているのか楽しみ。


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ギネ 産婦人科の女たち 第８話 ＊感想＊

面白かった。
今までの中で　一番見応えがあったと思う。

１８トリソミーの赤ちゃんを身ごもる妊婦（須藤理彩）と卵巣がんが見つかった瀬川（内田有紀）。
この二人の女性の様子から　ひしひしと伝わってくる
自分の体への危険を承知しながらも　出産して我が子を腕に抱きたいという母の思いと
生まれてくる子供よりも妻の体を最優先にしたいと願う夫の思い。
二組のカップルの葛藤の様子が丁寧に描かれていて　とても見応えがあった。
そして　この女性たちの意思を強く後押しする柊（藤原紀香）と
柊に救いを求めるかのような　二人の女性の表情はとても印象的。

柊のことを快く思わない院長に対して　柊を必死に庇いだてする君島（松下由樹）と
強くて揺ぎ無い信念から　どうしても組織から外れていってしまう柊が
意見を対立させる様子は　今までの中で一番のテンポの良さと迫力があり
こちらも見応え十分だったと思う。

第２話で描かれ　術後の精神面のケアについては全く描かれることの無かった女の子の登場は
正直　今頃になって登場するの？　という思いもあるのだけれど
若すぎてコトの重大さをよく理解できなかった女子高生が　女子大生となり
自分が失ったものの大きさや　病院側の過失について
深く考えるようになった・・・ということなのかしらね～。
彼女が玉木（上地雄輔）を刺したシーンを見たときには　
また　おかしな方向に話が展開していくのではないかと　ちょっと冷や冷やしたけれど
彼女のとった行動の原因の一端は　
自分の意見を持たず　周りの流れに身を任せるような　いい加減な態度の自分にあると
玉木が気付き　柊にその思いを語る様子は　ちょっと面白かった。

最終回を次に控えた第８話。
かなり面白いものを見せられて　ちょっとテンションが上がってきたので
最後まで見続けてよかったとと思えるような　ステキなお話になっているといいなぁと思う。


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リアル・クローズ 第８話 ＊感想＊

う～ん・・・
田渕（西島秀俊）をメインに進んでいく第８話。
今までと比べると　ストーリーにインパクトが無い印象を受けるなぁ・・・。
このドラマは　絹恵（香里奈）が様々な壁にぶつかりながらも　持ち前の明るさと
体育会系のスタミナと気力で乗り切っていく様子が最大の見どころだと思うので
その絹江の活躍がほとんど描かれていなかった　
ということが　いまひとつ面白みを感じなかった原因かしら？

今まであまりスポットを当てられていなかった田淵の　幼少時代のエピソードは面白かったし
別れた田淵の彼女（奥貫薫）が魅力的なキャラクターだったのは　とても良かったけれど
どうせ田淵を描くのなら　ニットデザイナー双葉を蜂矢（小泉孝太郎）から奪い取る際に使われた
強引で手段を選ばない仕事ぶりを　しっかり見せてほしかったと思う。
美姫（黒木瞳）に　仕事の経過説明をした後に　こっそり舌を出す様子は
田淵の一筋縄ではいかない感じが出ていて面白かったし
双葉の代わりにと依頼していたデザイナーに　土下座して謝罪するシーンは
仕事を成功させるためには　なりふり構わず立ち向かう田淵の姿勢が垣間見られて面白かったけど。

酔っ払った田淵を家まで送り届けた絹恵が　田淵の睡眠時無呼吸症候群のような症状を見て
田淵の名前を何度も呼ぶシーン。あのシーンはしつこかったなぁ・・・。
ああいうシーンを見ていると　ドラマ制作側も今回のストーリーには　描くべきテーマを見出せず
時間を合わせるために　あのシーンを入れ込んできているのでは？　などと思ってしまう・・・。
次回は　越前屋全体を揺るがす問題にあわせて　登場人物に大きな動きがありそうだし
美姫の過去のエピソードも描かれているようなので
もう少し見応えのある面白いお話になっていることを期待したい。


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東京DOGS 第７話 ＊感想＊

第５話あたりから　私の中の高感度が上がりまくりのマルオ（水嶋ヒロ ）くん。
ジムで出会ったお姉さんの大きな胸元に　
仕事も忘れて釘付けになる　どうしようもな～く女好きな感じと
由岐（吉高由里子）や堀川（勝地涼）カップルとの食事の際に見せるチャラさと
ふとした瞬間に見せる憂いを帯びた表情などから　
マルオは　とってもステキなキャラクターになっているなぁと思う。
由岐たちとの食事のシーンでは　堀川に入れる突っ込みも冴えていて　テンポがあって面白かった。

久しぶりに塚本高史くんがドラマに出ているのを見たので
彼が演じる矢野が絡んだ八百長事件については　もう少し掘り下げてもらって
矢野の心情などもじっくり見たかったなぁ　などと思うのだけど
奏（小栗旬）やマルオが担当する事件そのものは　
このドラマの中でサブストーリーのような扱いだと思うので
ここを突っ込んでみても仕方がないかしらね～。
ドラマ製作側が　一番アピールしたいのは　
奏とマルオの掛け合いや　犯人と対峙したときに見せる二人の無敵な強さだものねぇ。（たぶん。）
今回は　マルオが単独で犯人グループに乗り込む様子や　マルオの驚異的な強さも見られたし
奏とマルオの銃撃戦は　かなり見応えがあってカッコよくて面白かったから　いいか～。
そうそう　ママからの電話に奏が言った　「クラシアンに頼んでくれ。」。
これを聞いたときには思わず吹き出してしまった。
不発に終わるネタも多いだけに　ツボにハマったときには　
くそっ　やられたぁ・・・などと　何だか悔しくなってしまうのも　楽しくていいかも。

メインの神野のストーリーでは　由岐がかなり色々と思い出してきたけれど
相変わらず神野の顔だけは思い出せない様子だし
神野の似顔絵は特徴がバラバラで　人物像が浮かび上がってこないし・・・
焦らされる展開を見ていたら　いったい神野は誰が演じるのか・・・神野の顔を拝みたくなってきたな～。


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