Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

0号室の客  First Story 憧れの男 *感想*

2009-11-16 | 秋ドラマ(2009)感想
大野智くんが 嫌味な男を好演していたこのドラマ。
HOTELPOINTの0号室は この部屋を訪れた人々に点数をつけることができるという設定が面白いわねぇ。
エリートサラリーマンの弘行(大野智)は 
付き合っているキャバクラ嬢 美幸(田中美保)をこの部屋に連れてきて
二人の点数に20点以上の差が出たら別れようと 美幸に切り出すわけだけど
自分には かなり高い点数がでるはずだと思い込んでいる弘行の高慢ちきな様子と
いやいや こりゃあ美幸の方が高得点を獲得するね~と 視聴者に思わせる雰囲気は面白いと思う。
案の定 美幸が64点 弘行が38点という 結果に・・・(笑)
自分に付けられた低い点数を なかなか認められず なおも美幸を下に見ようとする弘行は 
プライドばかり高くって 嫌味ったらしくて ホントしょうもない男なんだけど
大野くんが かなりいい味を出して演じているため 嫌な奴なんだけど どこか憎めないという
愛すべきキャラクターになっていたのが とてもいい。

弘行のことを大好きで すがり付くように弘行にべったりだった美幸が
二人の点数が出た後には 何故だか弘行の何もかもがカッコいいと思えなくなる
という展開も 予想はできるものだけれど 見ていてとても面白かった。 

点数を付けられてから 微妙に立場が逆転していく二人の関係にイラつきつつも
自分の身に起こった嫌なコトを次々と振り返ってていくうちに 
自暴自棄になって とんでもないことをしでかそうとした自分を救ってくれたのが
美幸だったことに気付くという展開も よかったと思う。
弘行が美幸と初めて出会ったキャバクラの回想シーンで
酔っ払っちゃってる弘行の様子は 何だかとっても可愛かったし♪

1回の放送時間が短くてサラッと見ることが出来る手軽さや 月ごとに主役が入れ替わる設定
HOTELPOINTの現実離れしたミステリアスな雰囲気と その雰囲気にぴったりな嵐の主題歌・・・
これらの要素が思っていた以上に魅力的で 意外に楽しめるドラマだと思う。


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