夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

N・ヒル『仕事の流儀』(その3)

2012-10-02 20:50:46 | N・ヒル『仕事の流儀』
No matter who you are or how much you know, you will not succeed unless you are a salesman! You must sell your services. You must sell your knowledge. You must sell yourself. You must sell your personality.

As you approach the study of fundamentals, keep ever before you the fact that your only limitations are creatures of your own mind. Remember, too, you can remove any limitation that you can create.
( 1 definiton of salesmanship )

今日は、この言葉が印象に残った。

授業でも、セールスマン的な要素が要る。どれほど優れた教員であろうと、どれほど多くの知識を持っていようとも、自分の授業が生徒にとってどう役立つのかを説明し、理解させない限り、授業は成功しない。授業は自分の、教育サービスを、知識を、自分自身を売り込み、自分の人柄で生徒を引きつけなければいけないことを痛感する。

また、ヒル博士が、自分の限界というのは自分が心の中に作り出した物であり、どんな限界も自分で取り除けるというのはその通りだと思った。

仕事では、「これくらいでいい」と思ってしまうとどんどん堕落していってしまう。基本原則が何かを常に考え、研究し、実践していくことの繰り返しが必要である。