今日は米子市公会堂に、人形浄瑠璃「文楽」を観に行った。
文楽が米子に来るのは20年ぶりとのこと。
会場に入るとき、この可愛い人形に迎えられた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/94/6c2d4f173c0ea11131269aacb50cc779.jpg)
私は夜の部を観たので、演目は「絵本太功記」と「日高川入相花王(いりあいざくら)」だった。
文楽はほぼ10年ぶりだったが、人形が生き物のように動くのに目を引きつけられる。
筋立ては、リアリズムの観点からはつじつまが合わないことばかりなので、途中までは苛々することもあるのだが、最後に話がガッチリ噛み合い、ああこういうことだったのかと腑に落ちるとともに、強い感動が襲ってくる。
人形遣いと語りと三味線が一体になって、悲しみの波動が幾重にも伝わってくる。
人間が虚構を演じるより、人形浄瑠璃のほうがもっと作り事であることがはっきりしているはずなのに、実際にはただ眼前に、悲劇的な人物たちがドラマを繰り広げているようにしか見えないのが不思議である。
文楽も米子には次はいつ来てくれることやら…。
こういう文化・芸術の面に関しては、東京や大阪の人が羨ましい。
文楽が米子に来るのは20年ぶりとのこと。
会場に入るとき、この可愛い人形に迎えられた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/94/6c2d4f173c0ea11131269aacb50cc779.jpg)
私は夜の部を観たので、演目は「絵本太功記」と「日高川入相花王(いりあいざくら)」だった。
文楽はほぼ10年ぶりだったが、人形が生き物のように動くのに目を引きつけられる。
筋立ては、リアリズムの観点からはつじつまが合わないことばかりなので、途中までは苛々することもあるのだが、最後に話がガッチリ噛み合い、ああこういうことだったのかと腑に落ちるとともに、強い感動が襲ってくる。
人形遣いと語りと三味線が一体になって、悲しみの波動が幾重にも伝わってくる。
人間が虚構を演じるより、人形浄瑠璃のほうがもっと作り事であることがはっきりしているはずなのに、実際にはただ眼前に、悲劇的な人物たちがドラマを繰り広げているようにしか見えないのが不思議である。
文楽も米子には次はいつ来てくれることやら…。
こういう文化・芸術の面に関しては、東京や大阪の人が羨ましい。