夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

大学図書館

2018-01-21 22:41:29 | 日記
午前中は結社の「新春のつどい」に2年ぶりに参加。
先生や歌会のみなさんにご無沙汰のお詫びをし、簡単に近況などおうかがいする。

昼食後、早めに退出させていただき、少時、林原美術館で「池田家の至宝と曹源寺」展を見てから、そのまま大学図書館に行き、閉館まで調べ物などをしていた。


閉館10分前の退館を促すアナウンスと、その後に流れる音楽は昔と変わっておらず、聞きながら学生時代を思い出して懐かしくなった。
当時は勉強がただ苦しくて逃げてばかりいたが、今は、朝から晩まで勉強ができるのは、実はとても幸せなことだったのだとしみじみ思う。

see you

2018-01-20 23:23:17 | 日記
明日、結社の「新春のつどい」があるので、久しぶりに岡山へ。
天気もよく米子道も空いていて、快適なドライブを楽しんだ。


午後は調べ物などのため大学図書館で過ごし、夜は前任校の同僚の先生たちと飲みに行った。
二次会、三次会と大いに飲み語らい、気がつけばもう日付が変わっていた…。

明日があるので先に帰らせてもらうことにしたら、英語のM先生が別れを惜しんで店の前まで送ってくれた。
握手を求められ、右手を差し出すとき、自然に、
「See you.」
と口をついて出てきた。M先生も、
「See you.」
と答えてくれた。

実際には、職場も住んでいる土地も違えば、なかなか会えないことは分かっていても、人はこんなふうに再会を約せずにはいられないものなのだと思った。

富士を眺める

2018-01-07 22:49:27 | 日記
昨夜、例会を終えて実家に帰ると、妹2人が来てくれていて(上の妹は甥っ子を連れてきた)、久しぶりに家族揃っての夕食となった。
甥っ子も、この間生まれたと思ったらもう小学5年生。
子どもの成長と、月日の流れのはやさよ。

今朝は、亡くなって5年になる友人の墓参り。
昨年は行けなかったので、今年は必ずと思っていた。


帰りに、荒川の土手から遠く富士を眺めた。
高校生の頃は、校舎の窓から毎日見ていた景色のはずなのに、今の自分には、友人を亡くした喪失感と結びつき、これからも毎年今の時期に、こうした風景として眺めることになるのだろうと思う。

例会へ

2018-01-06 22:15:16 | 日記
午前中は新宿の街中の喫茶店で書き物をし、昼食後、例会に参加するために移動。


会場は、日大の世田谷キャンパス。
ここは1月例会の会場になることが多いと、冒頭の会場校挨拶で聞いたが、5年前にも今の時期に来たことを思い出した。
今日は会場校所蔵の資料展示がなかったのがちょっと残念。(5年前は、百人一首関係の歌書類の展示があった。)

研究発表はいずれも大学院生で、フレッシュな印象だった。休憩時間には知り合いの先生何人かと話をさせていただきつつ、今年はさらに自分も研究を充実させ、学会に貢献できるようでありたいという思いを新たにした。

〆サバ

2018-01-05 23:14:31 | 日記
明日、東京で例会があるので、夕方の便で米子を発つ。
搭乗前、空港のロビーで、同僚の先生(研究室が隣)にばったり会って驚いた。
職場の四方山話をした後、共に東京での週末がよいものになるよう声を掛け合ってお別れした。

今日は実家に泊まるが、東京に着くのが遅くなったので、食事(もちろん酒付き)を済ませて帰ることにする。
池袋の「坐唯庵」は昼にはよく来るが、夜は実は初めて。
カウンターに通され、料理人の包丁さばきに見とれながら一杯やる。


写真の刺盛りを頼んだが、米子にいて新鮮な魚を食べつけているはずの私でも、ここの魚はどれも美味しかった。
特に〆サバが絶品で、とろけるような舌触り、サバがこんなに旨いものだとは思わなかった。

こうしたものに出会えると、ふだんしっかり働いて、その稼ぎで美味しい酒・魚を味わえるのは幸福だと思う。