私は授業中によく、授業とは全然関係ない話をするのだが、次に紹介するのは、学生たちから特に笑われた話。
6月頃、私は何かと忙しく、週に何度かは徹夜になることもあった。
そんな徹夜続きのある日、仮眠をとりながら頑張っていると、仕事の合間、30分ほどうとうとしていた時の夢に、アンジュルムの上國料萌衣(かみこくりょう・もえ)さんが現れた。
私の家に来てカレーライスを作ってくれるというのだが、台所に立つ彼女の様子を後ろから見ていると、明らかにおかしな具材を入れている。
牛肉、タマネギ、ニンジンはいいとして、白菜、シイタケ、そしてしらたきが鍋に入っているのを見たときは、目を疑ってしまった。
テーブルに向かい合って、できあがったカレーライスを食べるときに、私が躊躇していると、上國料さんが、
「おいしいわよ。はい、あ~ん。」
と言って、スプーンでむりやり口の中に突っ込まれてしまった。
……しかも、あろうことか、夢の中の私は、それを美味しいと思ってしまった。
悪戯そうに笑いながら彼女に、
「おいしいんでしょ? ほら、おいしいと言いなさい。」
と言われ、
「……おいしい、です……。」
と答えると、彼女にあからさまなドヤ顔をされた。
という話をしたら、学生たちから笑われたりあきれられたりした。
6月頃、私は何かと忙しく、週に何度かは徹夜になることもあった。
そんな徹夜続きのある日、仮眠をとりながら頑張っていると、仕事の合間、30分ほどうとうとしていた時の夢に、アンジュルムの上國料萌衣(かみこくりょう・もえ)さんが現れた。
私の家に来てカレーライスを作ってくれるというのだが、台所に立つ彼女の様子を後ろから見ていると、明らかにおかしな具材を入れている。
牛肉、タマネギ、ニンジンはいいとして、白菜、シイタケ、そしてしらたきが鍋に入っているのを見たときは、目を疑ってしまった。
テーブルに向かい合って、できあがったカレーライスを食べるときに、私が躊躇していると、上國料さんが、
「おいしいわよ。はい、あ~ん。」
と言って、スプーンでむりやり口の中に突っ込まれてしまった。
……しかも、あろうことか、夢の中の私は、それを美味しいと思ってしまった。
悪戯そうに笑いながら彼女に、
「おいしいんでしょ? ほら、おいしいと言いなさい。」
と言われ、
「……おいしい、です……。」
と答えると、彼女にあからさまなドヤ顔をされた。
という話をしたら、学生たちから笑われたりあきれられたりした。