夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

大山祇神社

2012-03-31 22:50:40 | 旅行
今回の旅行の最後の目的地は、大三島の大山祇神社だった。

以前、職場のK司先生から、「しまなみ海道に行くなら、ぜひ立ち寄るべき」と勧められていたのだ。

実際、有名なパワースポットらしく、決して訪れやすい場所にあるわけでもないのに、多くの人が参詣していた。

今回、両親への感謝の気持ちから旅行へ一緒に行くことにしたが、そのおかげで愛媛や道後温泉にも初めて行けたし、自分ではなかなか行けないような旅館にも泊まれてよかったと思っている。

晴れた!

2012-03-31 22:09:21 | 旅行
朝のうちは強い雨が降っていたので、「こりゃ一日雨かな…。」と覚悟したのだが、午前中でやんで、ご覧のような青空になった。両親と、「普段の行いがいいからね」と言って笑いあった。

松山を発った後は、今治~しまなみ海道へ。天気の方は晴れたが、とにかく風が強く、高速道路を運転していて、激しい横風を感じる。特に橋の上を走るときが恐い。吹き流しが風にあおられて真横から上に吹き上げられてるんですけど…。

とにかく事故の無いようにセイフティ・ドライブを心がける。

子規記念博物館

2012-03-31 17:15:29 | 旅行
道後温泉のすぐ近くにあり、母親の希望もあって、子規記念博物館を観てきた。

私自身も、一年生の現代文の授業で、先月、近代短歌・俳句を教えたばかりなので、今日の訪問に期待していた。

なにしろ、短歌・俳句の革新に子規が与えた影響は大きいにも関わらず、今の国語総合の教科書には、子規の歌も句も載っていないのだ。

これは著しく妥当を欠く人選なので、私の授業では子規・碧梧桐・井泉水など、出てこない人物は補って、文学史の流れがつかめるように教えた。

十五年ほど前の教科書には確かみんな出てきたぞ。いつからこういうことになったのか。

その頃は、子規の絶筆三句も載っていたはず。「糸瓜咲いて痰のつまりし仏かな」など教えた覚えがある。今日その自筆を見て、感慨深いものがあった。

写真は博物館前の子規の歌碑。「足なへの病いゆとふ伊豫の湯に飛びても行かな 鷺(さぎ)にあらませば」。病気に苦しんだ子規の人生を思って読むと、切なくなる。

伊予美人とは?

2012-03-31 09:17:41 | 旅行
朝食の献立の中に、「伊予美人」と書かれているので、不審に思って中居さんに聞いてみたところ、地域の特産の里芋です、ということだった。なるほど、美味しゅうございました。

昨日の夕食もそうだったが、地のものの野菜や魚が多く、両親も「うまい」「おいしい」を連発し、感心していた。

泊まった宿は、「道後夢蔵 旅庵浪六」というところだったが、旅館の方々も親切で、ゆきとどいたもてなしの受けられる、素晴らしい宿だった。

ぜひまた来たいものだ。