今月の歌会には、先日、明治神宮の宝物殿に企画展を観に行ったときに詠んだ歌を提出していた。
今日、歌会の担当の方から、当日の詠草を送っていただいたので、先生の添削をいただいた形で紹介する。
時雨降る明治神宮の木々の間に銀杏の散るを木洩れ日かと思ふ
昼なれど小暗き色の空の下神宮の杜に降る寒時雨
二首目の結句は、もとは「時雨降るなり」だったのが、このようになっていた。
「寒時雨」は初めて見る言葉だったが(辞書にはない)、ネットで検索してみて、木俣修の歌集『冬暦』に、
昨日(きぞ)の日にひとくびられし草なかにこの夜しんしんと降る寒時雨(さむしぐれ)
という歌があるのを知った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/04/4bb1c7030c867adbedd1f39b6d7c042d.jpg)
時雨の中、神宮の杜を歩いた日の、体の芯から冷えるようだった寒さを思い出した。
今日、歌会の担当の方から、当日の詠草を送っていただいたので、先生の添削をいただいた形で紹介する。
時雨降る明治神宮の木々の間に銀杏の散るを木洩れ日かと思ふ
昼なれど小暗き色の空の下神宮の杜に降る寒時雨
二首目の結句は、もとは「時雨降るなり」だったのが、このようになっていた。
「寒時雨」は初めて見る言葉だったが(辞書にはない)、ネットで検索してみて、木俣修の歌集『冬暦』に、
昨日(きぞ)の日にひとくびられし草なかにこの夜しんしんと降る寒時雨(さむしぐれ)
という歌があるのを知った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/04/4bb1c7030c867adbedd1f39b6d7c042d.jpg)
時雨の中、神宮の杜を歩いた日の、体の芯から冷えるようだった寒さを思い出した。