第44課
◎文法のポイント
1)活用形Ⅰ+는지 : ~のか、~かどうか ・・・動詞・存在詞
活用形Ⅱ+ㄴ지 : 〃 ・・・形容詞・指定詞
※現在や過去の状況に対する漠然とした疑問を表す。
過去形に付ける場合は、品詞に関係なく「Ⅰ+는지」
ex. GPS를 쓰변 자기가 어디에 있는지 금방 알 수 있어요.
(GPSを使えば、自分がどこにいるのかすぐ知ることができます。)
과연 이게 좋은 방법인지 아닌지 저도 자신이 없어요.
(果たしてこれがいい方法なのかどうか、私も自信がありません。)
《プラスOne》
助詞を付けて細かいニュアンスを表すことができる。
ex. 누구하고 가는지가 중요해요.
(誰と行くのかが重要です。)
몇 번인지는 저도 잘 모르겠어요.
(何番なのかは私もよくわかりません。)
2)活用形Ⅱ+ㄹ지 : ~か、~かどうか
※これからのことや不確実なことに対する漠然とした疑問を表す。
ex. 어떻게 하는 게 좋을지 조언 부탁드립니다.
(どのようにするのがいいか、助言お願いいたします。)
《プラスOne》
「Ⅱ+ㄹ지도 모르다」 : 「~かもしれない」
ex. 이미 와 있을지도 모르겠어요.
(すでに来ているかもしれません。)
◎違いを楽しむ語彙
문패【門牌】:表札 방충망【防蟲網】:網戸 복도【複道】:廊下
第43課
◎文法のポイント
1)活用形Ⅱ+ㄹ 텐데 : ~でしょうに、~はずなのに
※後続節の前提となる状況に対する推測を表す。
ex. 자기 일도 바쁠 텐데 늘 신경 써 줘서 고마워요.
(自分のことも忙しいでしょうに、いつも気をつかってくれてありがとう。)
《プラスOne》
「Ⅱ+ㄹ 텐데(요)」は文末でも使える。
ex. 저녁에는 집에 없을 텐데요.
(夕方は家にいないはずですけど。)
2)活用形Ⅱ+ㄹ 테니까 : ~はずだから、~つもりだから
※推測した理由や、自分の意志を含んだ理由を表す。
ex. 오늘 안으로 결정이 날 테니까 조금만 기다려 주세요.
(今日中に決まるはずだから、少しだけ待ってください。)
《プラスOne》
「Ⅱ+ㄹ 텐데」より「Ⅱ+ㄹ 테니까」のほうが確信に近い推測を表す。
・피곤했을 텐데 일찍 들어가세요.
(疲れたでしょうに、早く帰ってください。)
・피곤했을 테니까 일찍 들어가세요.
(疲れたはずだから、早く帰ってください。)
◎違いを楽しむ語彙
계좌【計座】:口座 이체【移替】:振替 비밀번호【祕密番號】:暗証番号
第42課
◎文法のポイント
1)活用形Ⅱ+ㄹ까 봐 : ~かと思って
※主に先行節の行動や状態が起こるかもしれないことを心配して使う。
ex. 비가 올까 봐 걱정했는데 안 와서 다행이에요.
(雨が降るかと思って心配しましたが、降らなくてよかったです。)
※過去形に付けて使うこともできる。
《プラスOne》
「Ⅱ+ㄹ까 보다」は文末でも使うことができ、不確実な推測・意志を表す。
ex. 내일 솔직히 얘기할까 봐요.
(明日正直に話そうかと思います。)
2)活用形Ⅰ+길래 : ~ので
※その原因や理由が自分の意図と関係なく、外部の要因のためだというニュアンスがある。
ex. 열이 나길래 병원 거서 주사 맞고 왔어요.
(熱が出たので、病院に行って注射をしてもらってきました。)
※過去形に付けて使うこともできる。
《プラスOne》
「Ⅰ+길래」と「Ⅰ+는 바람에」の違い
・「Ⅰ+는 바람에」の後続節は否定的な内容 「Ⅰ+길래」は否定的とは限らない。
・「Ⅰ+길래」は全品詞で使用可能 「Ⅰ+는 바람에」は動詞と存在詞のみ
・「Ⅰ+길래」は過去形にも付く 「Ⅰ+는 바람에」は過去形には付かない
◎違いを楽しむ語彙
조상【祖上】:祖先 환갑【還甲】:還暦 양로원【養老院】:老人ホーム
第41課
◎文法のポイント
1)活用形Ⅰ+느라고 : ~ために、~ていて、~のに
※動詞や存在詞について、理由や原因を表す。
用言の動作に費やされる時間や労力が、後続節の行為や状態に影響を与えることを表し、
後続節には否定的な内容がくる。
ex. 어젯밤에 월드컵 경기 보느라고 잠을 못 잤거든요.
(昨晩、ワールドカップの競技を見るために、寝られなかったんですよ。)
《プラスOne》
「Ⅰ+느라고」の使用条件
①先行節と後続節の主体は同じ
②過去形にはつかない
③未来の行為には使えない
2)活用形Ⅰ+는 바람에 : ~ので、~たために
※動詞と存在詞について、理由や原因を表す。
後続節は意図しなかった、または望んでいなかった否定的な内容がくる。
通常、後続節は過去形になる。
ex. 전철이 늦게 오는 바람에 회사에 지각했어요.
(電車が遅れて来たので、会社に遅刻しました。)
《プラスOne》
「Ⅰ+는 탓에」 : 「~せいで」 ・・・動詞・存在詞の現在
「Ⅱ+ㄴ 탓에」 : 「~せいで」 ・・・動詞の過去、形容詞・指定詞の現在
※後続節には否定的な結果がくる。
後続節は過去形に限らない。
ex. 눈이 온 탓에 길이 미끄러워요.
(雪が降ったせいで、道がつるつるしています。)
◎違いを楽しむ語彙
혼담【婚談】:縁談 궁합【宮合】:相性
청혼【請婚】/프로포즈:求婚、プロポーズ
第36課
◎今週のポイント
1)容認と許可
・活用形Ⅱ+면 되다 : ~ればいい、~ならいい 〔容認〕
《プラスOne》
「Ⅱ+면 안 되다」 : 「~ではいけない、~とだめだ」
・活用形Ⅲ+도 되다 : ~てもいい 〔許可〕
《プラスOne》
「Ⅰ+지 마세요」 : 「~ないでください」
2)義務と希望
・活用形Ⅲ+야 되다/하다 : ~なくてはならない 〔義務・限定〕
《プラスOne》
「Ⅲ+야죠」 : 「~なくちゃ(いけませんね)」
・活用形Ⅲ+ㅆ으면 하다 : ~れば(いい)と思う、~たら(いい)と思う 〔希望・願望〕
《プラスOne》
「Ⅲ+주셨으면 하다」 : 「~てくださればと思う、~ていただければと思う」 〔丁寧な依頼〕
3)例示
・活用形Ⅰ+기는 하다 : ~はする、~はある、~ことはする
《プラスOne》
「Ⅰ+기도 하다」 : 「~もする、~もある」
「Ⅰ+기로 하다」 : 「~ことにする」
・活用形Ⅰ+거나 하다 : ~たりする
「Ⅰ+곤 하다 : 「~たりする」 〔繰り返し、習慣的行動〕
4)状態変化と使役
・活用形Ⅰ+게 되다 : ~ようになる、~くなる 〔状態変化〕
《プラスOne》
形容詞と없다の場合、「Ⅲ+지다」を使っても「~くなる、~になる」という意味になる。
・活用形Ⅰ+게 하다 : ~(ように)させる 〔使役〕
《プラスOne》
形容詞で「Ⅰ+게 하다」の場合、「~くさせる、~にさせる」
◎違いを楽しむ語彙
비데:ビデ、温水洗浄便座 휴지/두루마리 화장지:トイレットペーパー
뚫어뻥:ラバーカップ