ほろ酔いハングル

韓国語学習の覚え書き・+・気になった日本語のメモ

「3階」

2016-11-26 | 日本語メモ

建物の階数を数えるとき
いっかい、にかい、
次は?
さんがい? さんかい?


私は無意識に「さんかい」と言っていました。
調べてみると
「さんがい」が多数派。 
九州地方では「さんかい」と読む人が多く(私は東北地方ですが...)
最近若い人で「さんかい」と言う人が増えているそうです。(私は若くありませんが...)


古くは、「いっかい、にかい、さんがい、しかい」と言ったそうです。
「3階(さんがい」が濁るのは、「『ん』のうしろは濁ることが多い」という日本語の法則によるもの。
例えば、3本(さんぼん)、3匹(さんびき)、3軒(さんげん)など。
ただし、3回(さんかい)、3個(さんこ)、3頭(さんとう)のように、濁らない語もあります。

また、「4階(しかい)」は「死」に通じるという発想から、「よんかい」と言うようになったのだけど、
「し」を「よん」にそのまま替えただけなので、「よんがい」にはらなかったんだとか。
それで、「~階」における「『ん』のうしろは濁ることが多い」という法則に例外が生じたため、
「3階(さんかい)」という言い方も受け入れらるようになったのではないかということです。

でも、放送用語では「さんがい」 だそうです。 ⇒参考