斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

応急タイヤのありがたさ

2014年10月28日 | クルマ
社用車のカローラフィールダーの車検代車としてやってきた、パッソをパンクさせてしまいました。

田舎といいますか農作があるところだとかなりの確率で路面に落ちていることのある、マルチング用のビニールシートを固定するU型ピンを踏んでしまった結果、運悪くトレッド面に刺さり、パンクしてしまいました。

現地調査をするところまで行き、3時間後に昼食休憩に戻ったら、パッソの右後部が沈んでいました。

それを見て、パンクであることはすぐにわかりましたが、何処に何をやってパンクしたのかが気になりました。
まず、タイヤの側面を見る限り、擦った後はないし、自身が運転してきた間にも乗り上げてもいないので、トレッド面であるとは想像できました。
で、パンクしている車輪をジャッキアップしてみると、タッカーより大きいホチキス状の金物が、トレッド面の立て溝の部分に思いっきり刺さっておりました。

こうなっていれば、3時間の間に空気圧が半分以下になるのも納得です。

原因が分かったところで、修理ですが、代車パッソはパンク修理キットかなと予想して、トランクルームの底板をめくってみると、応急タイヤが見えてきました。

空気圧もディーラー登録の平成25年車で、この7月に12ヵ月点検を受けた車という事もあり、使用に耐えられる程度の空気圧になっていました。

今回の様なパンクであれば、パンク修理剤でも直すことが出来たと思います。
ただ、タイヤ交換に掛かった時間は15分ぐらいだったので、パンク修理剤を使って修理するよりは速かったです。
パッソの右後輪は軽くて簡単に上がりましたね。

Webカタログを確認してみますと、現在販売中のモデルでもパッソは全グレードに応急タイヤが標準装備されているようです。トヨタのこの辺の対応は、モデル発表時期が大きく影響しているような気がします。(新し目の場合は、税別10,000円のメーカーオプション)

修理方法の単純さや時間のかからなさ、修理後の安心感も含めて、あらためて応急タイヤでもいいからスペアタイヤを積んでいる車の方がいいですね。
さらに走るところが悪いのかどうかわかりませんが、個人所有車では今までに6回、仕事での移動だと2年に3回ぐらいのペースでパンクを経験するので、一度きりしか使えないパンク修理剤は困ります。。

こういう経験や夏冬でタイヤを履きかえる地域に住んでいることもあり、タイヤ交換作業に慣れているというのもスペアタイヤ派になっているのだと思います。

パンク修理後のことになりますが、応急タイヤの入っていたスペースには、車両装着サイズの165/65-14のタイヤを収めることが出来たあたりも含めて、パッソは金が掛かっていなかったり凝った造りはまるでないのですが、意外に真面目にも基本的なところは真面目にで来ているような。。

補足
パッソの応急タイヤとタイヤ工具&ジャッキの配置および固定方法が初めてとは思えないぐらいになじみがあると思ったら…
ちょっと前まで所有していたムーヴカスタムのそれと非常に良く似ていることに気が付きました。
さすが、同じところで開発・製造されただけのことはあります。