斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

新型デミオに乗ってみた

2014年10月04日 | 私乗記
カタログを貰いに行くだけの予定だったのですが、ナンバーが付いていて、車自体も開いているからということで、成り行きで、試乗もすることになりました。。

安心してください、ディーゼルではなくガソリンモデルです。

試乗したグレードは、ガソリンモデル最量販仕様となると思われる、13Sの6EC-AT車にマツダコネクト用のナビデータSDカードとLEDコンフォートパッケージをオプションとして選択されていました。
この時点で、車両本体が160万円程度といったところでしょう。
試乗車は、バイザーとナンバーフレームが取り付けられていないことに驚いたのですが、試乗に同行した営業の方に話してみると、驚かれました。
デミオでは取り付ける人とそうでない人は半々だそうです。

あまり予備知識を入れないで乗ったので、カタログを見てから試し忘れたことやもっと気にすべきところがあったのと市場距離も4kmに届かない程度だったので、車両に関する細かな感想は避けておきます。

で、試乗して思った事…

マツダコネクトの改良って進んで無いの?
デミオに装着されているのは、アクセラに採用されたのと同じシステムで、基本ソフトがバージョンアップされたものとのことです。

現状では、オーディオレスにせずディーラーオプションで購入可能なナビは動作の安定性、地図の見やすさ、案内の精度、ルート選定の自然さの4点だけでも、ユピテルの1万数千円で販売されているPNDに遠く及ばないと思う。

あの、駄目駄目なディスプレイシステムに気を取られ過ぎて、その他の事に気が回らないくらい。。

僅かな距離の試乗中に、携帯電話とリンクさせたらフリーズという素晴らしい体験が出来ました。

初期ロットだからというエクスキュースを付けたとしても、完成度が低すぎると思う。

アクセラの時は、ディーラーに戻るルートが高速道路に乗るように案内されてて、それを無視したら、右折禁止のところで右折するように指示されたという体験をしたのに…
個人的には、オンダッシュモニターが苦手(視線の中に輝度の高いものが常に入ってくるのは好みではない。)、ナビのマップとカーインフォメーションが排他表示になると表現できる情報がいくらあってもその意味が薄れると考えているので、マツダコネクトとセンターディスプレイの思想は個人的な好みに合わない。
また、こういった部分は自動車の性能以上に寿命が短いので、汎用品(規格品)をスマートに収める事の方が、パッと見の見栄えがする専用デザイン品を採用することより大切と考えております。

かなり自慢気味に多くのグレードに標準装備であり、他社のディーラーオプションのナビの半額程度でカーナビが使えるようなることを言われたので、「この状態だったら、確実に1か月点検より前に撤去方法を聞きに来るよね。完全に撤去すると他の部分に支障があるようなら、配線を延長して、グローブボックス内に移設かな?現状では車両価格の中にこれが含まれているだけでも腹立たしいよね。」

そう遠くないうちに、あの部分に2DINのポケットを造り、グローブボックスの蓋と交換する形でディスプレーを移設する方が出てくると思います。

デミオに試乗した感想のほとんどが、マツダコネクトなのは…
あまりガソリンモデルの新型に関する予備知識を入れていなかったのとアクセラの時に個人的に大不評だった、部分がどう改善されたかが気になっていたので。。

そして、新型デミオで気になったこと。
あの、足を投げ出すような座り方とサイドシルを跨ぐように乗り降りしなくてはならないのは、あまり好きではないな。(体硬いので、着かれている時にこういう姿勢を強要されるのは日常に乗るクルマとしては好まない。)
好意的に書くと、「着座ポイントの低い、レーシーなシートポジション。」かなぁ。

補足
ひとりごとを聞いた程度ですが、アテンザも小改良時にマツコネ化に合わせた新デザインダッシュボードになるそうですよ。
個人的な感想としては、そんなに素晴らしい装備とは思えないのですが…
マツダには思い出してほしい。
初代アクセラ後期の一番人気オプションが「オーディオレス&2DINスペース付コンソールパネル」であったことを…