斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

官公庁オークションで発見した驚きの1台

2008年01月16日 | クルマ
当方にとってはネット上の定点観測箇所のひとつです。

いつもは高級車系の素性を見て楽しんでいるのですが・・・
今回はとても珍しいクラシックカーが出品されておりました。

それは高速有鉛デラックスVol.2に2カット登場したクラウンピックアップがせりに出されていたのです。

ちなみに掲載されていたコーナーは往時の旧車イベントの回顧録で、「恋の浦で旧車に恋した一日~ブロスヒストリックカーミーティングin恋の浦」です。
1989年から91年の間に開催された同イベントに出展されていた旧車の中の1台として、MS56型クラウンピックアップが登場しております。
車体塗色、山ナンバー、リヤゲートに配置された特徴的なリフレクターから類推するに間違いないと思います。(同じ仕様が何台も存在するとは考えにくいので・・・)
お手持ちの方のみに向けての情報ですが、掲載されているのは74ページです。

バブル真っ只中の平成初期のカスタムカーなので、てっきり遊び壊されて残っていないものだと勝手に思っておりましたが、車体塗色も変わらずに残っておりました。
同時期に代用アメ車カスタムの定番ベースだった、タテグロ(A30系)、40系クラウン、アローラインコロナ、初代デボネアは90年代中盤頃にはパステルカラーな個体が、結構な台数解体屋に積まれていたのを覚えております。。

登録事項等証明書の記載内容にある自動車登録番号の伏せ方からするとおそらく「山4」のシングルナンバーも残っているんでしょうね。

出来ればこのナンバーを継続出来るような方に乗り継いで頂けるのが一番良いと思うのですが、難しいでしょうね。
意外や意外な展開として、当方の地元にはオールドクラウンに強いショップがあるので、同管轄のナンバーなところに来るかもしれません。(それはそれで面白いかも知れません。)

MS56型クラウンシングルキャブピックアップ(後期型のM型6気筒)というクルマ自体の稀少性だけでなく、カスタムカーとしての歴史も素晴らしいものを持っています。
1989年からの目に付く変更点はホイールとトノカバーぐらいかな?
詳細な写真を見てみますと・・・内装はとてもオリジナル度が高いです。

リンクを貼るのはあまり良くないかもしれないので、気になる方は・・・
Yahoo!japan>オークション>官公庁オークション>自動車車体
から探してください。出品行政機関は下関市です。

補足
官公庁オークションを見る楽しみは物件のタイトルやコメントを見ることです。
出品者の行政機関によっては、プロ顔負けな文章を書かれている方がいらっしゃいます。
きっと車が好きな方がいらっしゃるんでしょうね。。