私が育って、
今も暮らしているのは田舎なので、
子供の頃は日用雑貨のお店でお菓子やジュースも売っていて、
( そんなお店は、今はもうありませんが。 )
そこに行くと 「 喜助の新屋の子 」 と呼ばれていました。
喜助 ( きすけ ) は本家の屋号で、
新屋は分家のことです。
今では、全体に人口が減る中で
このあたりだけは増えている新興住宅地 ( ? ) になって、
コミュニティのあり様も随分変わったように感じますが、
思わぬところで 「 えっ? 」 と驚くことがあります。
近所でもない、
特別親しいわけでもない人が、こちらの素性をよく知っていて、
何でもない会話の中で
こちらの親せき関係まで把握した話が出ることがあります。
今日も 「 何で僕のことそんなに知ってるの? 」
と思うような驚いたことがありましたが、
同級生に言うと 「 それが田舎クオリティー 」 だとか。
田舎クオリティー の直訳はよく解らんが、
ヒトを系統図で頭の中に入れておける
田舎の人ってスゴイ!
因みに、
喜助の人間は代々酒好きで、
上から読んでも 「 喜助酒好き 」
下から読んでも 「 キスケサケスキ 」 なんです。
今日の雨は、
その量以上に雲が厚くて暗かったので、
トンネルを出てもライトを消さずに走っていたら、
パッシングで知らせてくれる対向車がいましたが、
失礼ながらこれは大きなお世話。
先行車にバックミラーで
しっかりこちらの存在を認識してもらうためのモノ!
それでも追い抜きぎわ車線変更してきて、
こちらは対向車線に逃げ出すようなビックリするクルマがいました。
久しぶりに走った和歌山市内けやき通り。
和歌山駅から真っ直ぐ伸びる
県庁所在地のメイン道路と言える道だと思いますが、
今日の天気を差し引いても美しくないですね。
先日の金沢で写した写真ですが、
条件的にはけやき通りに該当する道です。
このちょっとした水の流れが凄く高級なものに感じられました。
この先、この水路がないところまで行っても
ごちゃごちゃした感じはありませんでした。
片側3車線くらいの道だったと思いますが、
歩いていてもストレスを感じませんでした。
同じ道沿いでこんな建物が残っていたのも驚き!
黒田さんは 「 民度が違う 」 と表現されました。
私と同業のおねぇさんは
「 県外に出たら、どこに行っても恥ずかしくなる 」
と言いました。
行政が監理してどうにかできることではないんですね。
一般の人の意識でしか解決できないことだと思います。
父が若い頃、病院に行って
「 風邪をひいた 」 と言ったところ、
「 風邪かどうかはこっちが見て決めることだ! 」
と医師から叱られたとか。
そうかも知れんが、
その姿勢では正しい診察も出来ないだろうと思うのですが、
昔の医師の態度というのはそんな感じでした。
疲れが出たか、
水曜日に熱が出て、その日のうちに結構高くなりましたが、
なんやかやと仕事があって寝込むわけにもいかず
翌日かかりつけの内科で点滴を打ってもらったのですが、
スカッと下がらないまま微熱がつづいてイヤな感じです。
インフォームドコンセント
ということが言われて久しくなりますが、
私のかかりつけの医師は徹底しています。
これは大事で、良いことだと思うのですが、
毎回同じことを長々と説明されるので、
熱が高い時にはツライ ・ ・ ・ 。
「 セ ・ ・ ・
センセェ ・ ・ ・
そ、その部分は以前にも聞いたので、どうかお早く点滴を! 」
と言いたいけど、言いにくい感じ ・ ・ ・ 。
調度良い加減と言うのは難しいですナ!
ここで本の紹介ばかりしていると、
「 上野山仕事してないんじゃないか? 」 という話があって、
もうやめておいた方がいいのかしらン?
と思っていましたが、
先日の金沢で
「 本何を読もうかと思ったときに、
上野山さんのブログで紹介されていたのを思い出します。 」
と、お2人から言われて気を良くしたので
やっぱりやめるのやめます。
“ 家 ” づくりで、
絶対の自信がある意見でないならば、
ご主人は奥さんの意見に従った方が良い!
と、私は思っています。
それを実践して
デッカイ “ 家 ” づくりに成功した例を紹介した小説です。
『 山内一豊の妻 』 って、
“ 妻 ” がいなければ、高知の殿様の名前なんか
現代人の誰も知らないような話なので、
男子としては、
自分に置き換えたら気に入らない人もいるかもしれませんが、
僕ぁ正しい生き方をした人だったと思うなぁ。
ながい小説ですが、
読みやすい小説なので、時間はかかりません。