ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/1日 中秋の名月

2020-10-01 23:00:02 | 草花

↑ 今宵(10/1日)午後9時頃の月です。
「名月赤城山」 
  ♪男ごころに男が惚れて
  意気が解け合う赤城山
  澄んだ夜空のまんまる月に
  浮世横笛誰が吹く♪
懐かしい東海林太郎の唄でした。

同じ東海林太郎の唄ですが、こちらは満月なのかどうか・・・・・
「赤城の子守唄」の二番
   ♪坊や男児(おとこ)だねんねしな
   親が無いとて泣くもんか
   お月様さえただ一人
   泣かずにいるからねんねしな♪


流行歌の後に、著名な人の句をご覧ください。(順番に格別の意味はありません。)
〇名月や杉に更けたる東大寺  夏目漱石

〇名月や池をめぐりて夜もすがら  松尾芭蕉

〇名月や畳の上に松の影  其 角

〇名月や宵すぐるまの心せき 飯田蛇笏

〇名月や笛になるべき竹伐らん 正岡子規

〇名月や崖に窮まる家二軒 長谷川かな女

〇名月や露にぬれぬは露ばかり 蕪村

〇名月をとつてくれろと泣く子かな  一茶

流石に風流人の句作が並びますね。


今宵の三河地方は月を見るに絶好の空模様となりました。
その上に、明日の晩こそはまん丸の、絶対的な満月となりますが、条件が整えばそちらもしっかりと眺めたいものです。
コメント (6)
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今宵の「中秋の名月」は満月ではない。明日の晩が満月。

2020-10-01 15:44:43 | 草花
今晩の”お月見”をアテにしている方も多いと思いますが、関東方面では天気がすぐれないようですね。
江戸時代の俗説によると、中秋の名月は(大げさに)「10年のうち、見ることが出来るのは一度だけ」というくらいにお天気に恵まれないようです。
気慰めになるかもしれませんが、今晩の中秋の名月は満月ではないのです。
満月を観賞するなら明晩の月になります。10月2日午後八時に東京では月齢15となります。
ちなみに、今晩午後八時の月は東京で月齢14です。今日が駄目なら明日がありますね。
このように中秋の名月と満月が一致しないことはよくあることのようですが、来年の中秋の名月は9/21日、再来年は9/10日ですが、これは満月と中秋の名月が一致するようです。

昨日の田畑巡りの続きです。
カラスウリ ↓

もう、実が赤くなっていました。



ヨシ ↓

これを「アシ」とも言いますね。むしろ「アシ」の方が本当のようです。
アシは「悪し」に通じることから、「良し」=ヨシに置き換えたのでしょうか。
一方野鳥では、ヨシキリのことをアシきりとは呼びません。



タマスダレ ↓

川の護岸に咲いていました。



稲刈り ↓

刈り田にはカラスが来ていました。

初めの一歩 ↓

コンバインの入る初めのところは、人力で予め稲を刈っておきます。



ホオズキ→”ホオズキの仲間”と訂正 ↓

田の畦でこの草を見ました。珍しかったので、家に帰った後、山の神様に株を貰って来ようか?聞いたところ、栽培が意外と難しい・・・・とのことでした。
(当初はホオズキとしていましたが、違うようだとコメント頂きました。しかし、種名を決めるには至っていませんので”〇〇の仲間”としておきます。)



銀杏 ↓

大風が吹いたら実が落ちるので、その時に拾いに行くつもりでしたが、今年は台風がこちらにやって来ず、なかなか機会がありません。



フユサンゴか? ↓

かなり大粒の実が付いていたので、フユサンゴかと思いましたが、木本のようには見えなくて、おまけに実が上向きについているので「これは何じゃ?」となっています。



郷倉 ↓

江戸時代後期に幕府が穀物備蓄用の倉庫を全国の村々に作らせたもののうちの一つが、運よく残っていたものだそうです。



コルチカム ↓

道路沿いで目の覚めるような色で咲いていました。イヌサフランとも言いますね。



コナギ ↓



田んぼの雑草ですが、強い割には花のある株が中々見つかりませんでした。



ホソバヒメミソハギかナンゴクヒメミソハギ ↓



田んぼの道沿いのところでたくさん咲いています。
(ホソバヒメミソハギかナンゴクヒメミソハギか実物を見てから確定いたします。)



チョウジタデ ↓

花がついていませんが、何だろうと思い、茎を持ち帰りました。
調べてみるとどうやらチョウジタデのようで、果実の莢が独特の形をしていますね。
コメント (2)
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