ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/18日 ここのところ随分涼しくなりました。今時分を「秋冷の候・・・」と使えるのでしょうか?

2020-10-18 11:01:30 | 草花
昨日は一日中雨でした。 しかも寒さを感じるほどの気温でしたね。
すぐに思い出したのが、手紙などで使う時候の挨拶のことですが、この時期に「秋冷の候」を使えるのでしょうか?
そこでネット上で調べてみると、秋の始めの、日に日に涼しくなって来る頃に使う。9月の終わりから10月頃のこと。とありましたから、夏の暑さが長引いてきている近頃の気象傾向の上では今がその適期なのかもしれません。
時候の挨拶も、俳句の季語などでも少しずつ後ろに倒して考えると良いのかもしれません。
ネット上で調べているうちに 
 紫陽花に秋冷いたる信濃かな /杉田久女・・・ という素敵な句に出逢うことが出来ました。
ほかにも
秋冷の俄かに至る瀧の村 東原 芦風
肌いたきまで秋冷の深山空 原裕 『出雲』
秋冷えの姨捨に佇つ女身われ 柴田白葉女 『朝の木』
夕まけて秋冷いたる岩燕(志賀高原) 角川源義 『秋燕』
秋冷の砂丘を雨の堅め降る(駿河濱岡砂丘) 上村占魚 『石の犬』
秋冷の道いつぱいに蔵の影 広瀬直人
秋冷の檜山杉山匂ひけり 山田みづえ
父の死に秋冷ゆる夜となりにけり 稲畑汀子 汀子第二句集

などなど、たくさんの句に出逢うことが出来ました。「秋冷」という言葉は俳句と相性が良さそうです。

記事の更新をしばらくサボっていますが、元気に暮らしてはいますので、どうか適当にお付き合いください。
フジバカマ ↓

今朝(10/18)やっとほころび始めた姿を確認しました。



ミヤコワスレ ↓

ミヤマヨメナの園芸種だそうですが、暑さは苦手で半日陰で栽培するのが良いそうですが、これは日光直射にさらされ続けて、今夏の厳しさに痛めつけられてしまいました。



菊 ↓

お墓に供える花として作っていますが、少しずつ準備が進んでいます。



ナンテン ↓

実が薄く色付き始めました。これも夏の厳しい洗礼を受けて生き残った姿ですね。



ヒガンバナ ↓

花が終わったヒガンバナは元気に葉を出してきています。



ツメレンゲ ↓

ツメレンゲの花は11月になってからでしょうか?今は花の塔を立ち上げて蕾を充実させつつあります。



センリョウ ↓

センリョウの実も色づき始めていますが、これも夏の暑さに苛められた姿のようです。



センボンヤリ ↓

夏の暑いうちから秋花(閉鎖花)を咲かせていましたが、今見る蕾が一番季節にマッチしているように思えます。



シュウメイギク ↓

今年は背丈が随分縮んで育っています。



下弦の月 ↓

これは一週間前の11日の朝(午前八時頃)撮ったものであり、今朝(10/18)は太陽に近すぎて未だ見ることはできません。明後日あたりから太陽の後ろ側に細い月が見えてくるのではないでしょうか。
今月は満月が二度見える欲張りな月に当たり、月末の31日にまん丸お月さんが見えることになっています。



木星の衛星 ↓

木星の衛星は、地球からするとてんでんばらばらに動いていて、13日の晩(午後十九時頃)にはこんな風に見えていました。
前記事での並び方と比べると、全く違いますね。
コメント (7)
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