ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/21日 付近を自転車で散歩?(輪巡?) 紅葉の始まり

2020-10-22 09:24:58 | 草花
今朝(10/22日)の天気予報によると、西の方から雨、それも強い雨がやってくるということでした。
朝から三河地方は曇り空ですが、夕方頃から雨になるのでしょうか。
そういえば昨日、自転車で小学校の周りをゆっくりと漕いでいる時に、丁度下校の時刻であり、全児童を前にして統率の先生がマイクで「明日は午後から雨になりますから、朝雨が降っていなくても、下校時には雨が降る心配があるから、明日は学校には傘を持ってくるように・・・・」と言っているのが聞こえてきました。

ところで自転車で漕ぎだしてきたのは、気になっている草があったからなのですが、それは記事の中で・・・・・・・・
フジバカマ ↓



拙庭では藤袴を3箇所に植えていますが、今やっと蕾を開き始めたばかりで、この花を好むアサギマダラがやって来ないかと期待しています。



ガガイモ ↓

自転車で漕ぎだしてきた原因はこの草でした。盛夏の時に花を見ていますので、もう実が付いていても良さそうに思えて来てみたのですが、未だ花が盛んに咲いています。



クズの実 ↓

JRの線路際でフェンスに絡んでクズの花が咲いていたのは見て来ましたが、こちらは実直に季節を反映した姿を見せてくれています。



セイタカアワダチソウ ↓

この草を見ている時に十朱幸代さんの「セイタカアワダチ草」という歌の一節を思い出し、声には出さないけれど、「♪それはないじゃない・・・・・わたしにゃ沖縄遠すぎる、わたしにゃ沖縄遠すぎる♪」という歌を歌っていました。
いまから遡ると、もう43年も昔の歌なのですね。



ヘクソカズラ ↓

ヘクソカズラの花はもう終わってしまっていて、なんとも曖昧な色をした実が実っています。



ヤマノイモ ↓

ガガイモからこの草までは皆JRの線路際で見たものです。草花を見るのに線路際もなかなか捨てたもんじゃないですね。



公園のカリン ↓

公園に来て、先ずはカリンの木を見ます。木自体は小さいのですが、実はたくさんつけています。日は西に傾き始め、カリンの実が西日に輝きます。



アオギリ ↓



舟型をした果実の縁に豆のような実が付いていますが、この実はコーヒーの代用になるということですが、コーヒーを嗜まない我が身はそれを未だ試してはいません。



ホルトノキ ↓

常緑樹なんですが、ぽつぽつと紅葉を見せています。江戸時代に学者がオリーブと間違って、(オリーブのある)ポルトガルの木→ホルトノキとしたそうです。



キジバト ↓

宅地化が進んでしまってはいますが、未だこういう野鳥を近所で見ることが出来ます。



カラスウリ ↓

JRの東刈谷駅付近に来ました。線路沿いでガガイモの実を見てきた場所ですが、そこにはガガイモは影も形も無くなっていました。
その代わり、カラスウリが蔓延っていて、実が随分フェンスに付いています。



公園の欅 ↓

家に戻る道すがら公園に立ち寄りました。欅の葉が紅葉を始めています。



ハナミズキ ↓

同じ公園内でハナミズキも紅葉が進んでいます。



月齢4.3 ↓

空には細い月が浮かんでいます。今晩は天体望遠鏡でじっくりと見ることにしましょう。



秋の雲 ↓

空には薄い雲が浮かんでいます。月も小さく見えています。(縦方向の真ん中で、横方向の右寄り)
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10/18日 ここのところ随分涼しくなりました。今時分を「秋冷の候・・・」と使えるのでしょうか?

2020-10-18 11:01:30 | 草花
昨日は一日中雨でした。 しかも寒さを感じるほどの気温でしたね。
すぐに思い出したのが、手紙などで使う時候の挨拶のことですが、この時期に「秋冷の候」を使えるのでしょうか?
そこでネット上で調べてみると、秋の始めの、日に日に涼しくなって来る頃に使う。9月の終わりから10月頃のこと。とありましたから、夏の暑さが長引いてきている近頃の気象傾向の上では今がその適期なのかもしれません。
時候の挨拶も、俳句の季語などでも少しずつ後ろに倒して考えると良いのかもしれません。
ネット上で調べているうちに 
 紫陽花に秋冷いたる信濃かな /杉田久女・・・ という素敵な句に出逢うことが出来ました。
ほかにも
秋冷の俄かに至る瀧の村 東原 芦風
肌いたきまで秋冷の深山空 原裕 『出雲』
秋冷えの姨捨に佇つ女身われ 柴田白葉女 『朝の木』
夕まけて秋冷いたる岩燕(志賀高原) 角川源義 『秋燕』
秋冷の砂丘を雨の堅め降る(駿河濱岡砂丘) 上村占魚 『石の犬』
秋冷の道いつぱいに蔵の影 広瀬直人
秋冷の檜山杉山匂ひけり 山田みづえ
父の死に秋冷ゆる夜となりにけり 稲畑汀子 汀子第二句集

などなど、たくさんの句に出逢うことが出来ました。「秋冷」という言葉は俳句と相性が良さそうです。

記事の更新をしばらくサボっていますが、元気に暮らしてはいますので、どうか適当にお付き合いください。
フジバカマ ↓

今朝(10/18)やっとほころび始めた姿を確認しました。



ミヤコワスレ ↓

ミヤマヨメナの園芸種だそうですが、暑さは苦手で半日陰で栽培するのが良いそうですが、これは日光直射にさらされ続けて、今夏の厳しさに痛めつけられてしまいました。



菊 ↓

お墓に供える花として作っていますが、少しずつ準備が進んでいます。



ナンテン ↓

実が薄く色付き始めました。これも夏の厳しい洗礼を受けて生き残った姿ですね。



ヒガンバナ ↓

花が終わったヒガンバナは元気に葉を出してきています。



ツメレンゲ ↓

ツメレンゲの花は11月になってからでしょうか?今は花の塔を立ち上げて蕾を充実させつつあります。



センリョウ ↓

センリョウの実も色づき始めていますが、これも夏の暑さに苛められた姿のようです。



センボンヤリ ↓

夏の暑いうちから秋花(閉鎖花)を咲かせていましたが、今見る蕾が一番季節にマッチしているように思えます。



シュウメイギク ↓

今年は背丈が随分縮んで育っています。



下弦の月 ↓

これは一週間前の11日の朝(午前八時頃)撮ったものであり、今朝(10/18)は太陽に近すぎて未だ見ることはできません。明後日あたりから太陽の後ろ側に細い月が見えてくるのではないでしょうか。
今月は満月が二度見える欲張りな月に当たり、月末の31日にまん丸お月さんが見えることになっています。



木星の衛星 ↓

木星の衛星は、地球からするとてんでんばらばらに動いていて、13日の晩(午後十九時頃)にはこんな風に見えていました。
前記事での並び方と比べると、全く違いますね。
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寒露(10/08~10/22まで)頃の風物:花や実、空や出来事など

2020-10-11 07:10:19 | 草花
寒露とは、晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のことを差すそうです。
二十四節気の一つとして今年は10月8日から22日までがその期間となります。 
暦の上ではこの頃は秋の長雨が終わり、本格的な秋の始まりになります。この頃になると五穀の収穫もたけなわで、農家では繁忙を極めるということになるはずでしたが、今年は様子が違います。
台風の接近によって、雨がひっきりなしに降っていて、しかも長雨になっています。
稲刈りはコンバイン任せが主流で、とっくに終わっています。
秋祭りの時期なのですが、今年は新型コロナの影響でその話もないようです。

GoToトラベルやGoToイートについては我が家の場合は殊更に出費を伴うことには消極的であります。また、マスク無しの外出に気兼ねがなくなるようになるまでは遠出することに臆する気持ちが働いています。
ここのところの雨で、出歩くこともなくなっていますが、先日来付近を撮り貯めした画像ですがまとめて記事に致します。
シュウメイギク ↓

シュウメイギクは今年、条件が過酷だったようで出来が良くはありませんでした。



フジバカマ ↓

これも蕾の時が長くて、今か今か・・・と気が揉めます。アサギマダラが来てくれたことは一度だけありますが、今年はどうでしょうか。



ゴーヤー ↓

ゴーヤーの実を取りそこないました。いつの間にか実が開いていて、赤い種もほとんど落としていました。



インフル ↓

インフルエンザの予防接種を受けて来ました。有り難いことに今年は無料でした。
接種を受けた証明書をくれましたが、これって必要なものなんでしょうか。



水引き (表) ↓


(裏) ↓

水引きの花は真っ赤な花ですが、それを裏返して下から見ると、今度は白っぽく見えます。
表と裏で紅白揃いますので、おめでたい時に使われる「水引き」のようだということが名前の由来だそうです。(先日の自然観察会で得た知識です。)



望遠鏡とカメラのコラボ ↓

天体望遠鏡にカメラを付けて、その望遠鏡の対物レンズの画像をそのままカメラに撮り込む(直焦点撮影)練習をしています。800m先の鉄塔の天辺の画です。



こと座のベガ ↓


木星(本体と衛星3つ) ↓

上の二つの画像は天体望遠鏡からのものではなくて、カメラの望遠レンズで精一杯引き寄せたものをソフトで拡大したものです。
いつか望遠鏡で倍率を高めた画像を撮りたいと願っていますが、今のところ器材不足でそれが叶っていません。
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10/3日 西三河の遠望峰(とぼね)山自然観察 その6(最終記事):設定時間になり、そこから引き返して下山。

2020-10-10 07:05:41 | 草花
今回の遠望峰(とぼね)山の自然観察会では、山を登ってはいくけれども、山頂には届かず、時間になったらそこで引き返してくる・・・・と言うことでした。
その時間とは午前11時半ということで、残り時間が少なくなっていますが、山頂までは未だ標高差にして100メートル以上はありそうです。
11時半までの残り時間を気にしながらまだ登り勾配を歩き続けますが、ところどころに筧で水を誘導していて、このコースを歩くときは飲み水の心配はしなくても良さそうです。
水飲み場 ↓

ここでは塩ビ管で水を誘引しています。奥の方に”ししおどし(鹿威し=添水)”の仕掛けが見えます。



ジャガイモ? ↓

道沿いにこんなものを見ました。早速皆が集まりワイワイやりますが、どういう訳なのかジャガイモのようです。



ユキノシタ ↓

岩盤に水が滴る場所でユキノシタ(ユキノシタ科ユキノシタ属)を見ました。葉を天婦羅に揚げて食べた時、なかなか乙な味だったように記憶しています。



コクサギ ↓

葉の付き方が変則的で、これは”コクサギ型葉序”と言うそうで、それは「互生の形態の一種で、葉を枝の左右へ交互に2枚ずつ付けるという変則的な形態」であるということを勉強していきます。これ以降かなりの頻度で出現してきます。



ショウジョウバカマ ↓

来春に咲く花芽を準備しています。



スズカアザミ ↓

この道で見るアザミの種類はスズカアザミだけでした。



タブノキ ↓

タブの木は暖地系の木で、大木化しますが、ここでは小さいものでした。


ヤマジノホトトギス ↓

付近の草に邪魔されて、花が一輪だけかろうじて見えています。



ツリバナ ↓

ツリバナの実の、秋らしい良い姿を見つけました。

このあたりで制限時間の11時半となり、来た道を戻ることになります。

小生は皆さんにお別れして単独で下山することにしました。

クサギ ↓

来るときに見ていなかったものを探しながら歩いて居ます。終点近くでクサギの花を見つけました。



地蜘蛛の巣 ↓

木の根元で地蜘蛛の巣を見つけました。巣は管状になっていて、末端は袋で、その場所に蜘蛛が居るはずです。袋ごとそっと引き上げます・・・・・ちぎれないように。
しかし、残念、末端の部分は破れてしまい、蜘蛛が付いては来ませんでした。こういう時にツルボの長い花茎を差し込んで蜘蛛をつつくと、蜘蛛はそれにしがみついて戦いを挑んでくるそうで、それを花茎ごと吊り上げるそうです。そんなことからツルボのことをジイモツリ(地蜘蛛釣り)とも呼んでいる地方があります。小生は花の名前「ツルボ」は蜘蛛を釣るための穂「釣る穂」=ツルボではないかと想像しています。



駐車場着 ↓

駐車場に着いた時にどこかで正午を知らせるチャイムが鳴っていました。
ここから自転車を漕ぎだして家路につきます。
自宅に着いたのはその1時間20分後のことでした。

とても有意義な山行であったと思います。会の幹事さんはじめ皆様に感謝申し上げてこのシリーズを閉じます。
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10/3日 西三河の遠望峰(とぼね)山自然観察 その5:アオキ、イヌビワ、ヤブマメ、ノササゲ、トキワツユクサなど

2020-10-09 07:06:36 | 草花
今回の一行は、不動ヶ滝を過ぎてからは車道歩きになっています。山の中の道ですので、車が通らないことはなくて、往復で歩いているうちに3~4回くらいは車の通行のために道を空けた覚えがあります。
そのくらいの頻度ですから、ほとんどの場合は「歩行者天国」のような状態で、道いっぱいに拡がって歩いて居ました。
道端に平地でも見慣れた草たちがどんどん出て来ます。
アオキ ↓

青い実が付いています。このアオキはこの山に広く生育しているようで、何度も出てきました。



コバノガマズミ ↓

実の色が未だ中途半端で、未だ食用出来るレベルではありません。



クサイチゴ ↓

実の時期はとっくに終わったものです。



イヌビワ ↓

クワ科イチジク属ということで、熟した身を噛んでみました。なるほど確かにイチジクに似た味がしましたが、それほど甘味を感じません。噛む前に注意すべきは、虫(イヌビワコバチ)が卵をよく産み付けているそうです。


ケルン ↓

これはこの付近で休憩を入れた人が暇つぶしに積んだものでしょうね。道案内とかの意味を持ったものではない様です。



ヤマノイモ ↓

果実(蒴果)で、3つの陵(翼)を持っていて、子供の頃に、これに唾をつけて鼻にくっつけて遊んだことがあります。



オカウコギ ↓

葉を揉んだ時にヤツデのような匂いがしました。(同じ科です。)タラノキも似たような匂いがしますが、同じウコギ科ですが属が違います。



ヤブマメ ↓




ノササゲ ↓

マメ科のノササゲとヤブマメ、ツルマメ、ヤブツルアズキが出てくると毎年毎年、必ず図鑑のお世話になります。せっかく覚えても一年経つと必ず忘れてしまいます。
ところが参加者の皆さんは即答します。凄いですね、どうやって覚え込むのでしょうか。



テイカカズラ ↓

テイカカズラの長いさやが二つ垂れ下がっています。



アラカシ ↓

これも同じ科に似たようなものが多いですね。これも覚えきれません。



トキワツユクサ ↓

ここでも南アメリカからの外来の植物が出てきました。
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