戦後、作家・官僚だった堺屋太一氏による「団塊の世代」1947~1949年生まれの世代の出生数は年間約270万人弱だった。 その年代の連中は、今、後期高齢者となり始めている。
最近は、年間70万人程度故、この落差は、とてつもなく圧倒的だ。 あらゆる業界で、人手不足に陥るは当然だろう。 で、1972年頃「団塊の世代ジュニア」の数年間以降、一貫して人口減少が、半世紀続いて来て、気が付いたら大変なことになっていた。 直ちに、改善出来る様な課題じゃないのは、当り前。
政治家も専門家も、結果、何も出来ずに来て、目先の対応しか出来ていない印象。
今、経済界のみならず、あちらこちらの世界で働き手不足に見舞われて、大騒ぎ、民間企業の定年延長等で、いつ迄も働かされる時代になってきた。 一度限りの人生、働くばかりが能じゃない。
まさに長期視点から政治の課題だろうが、己の懐勘定、裏金騒動でテンヤワンヤの政界には対岸の火事だ。