渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

人口減少、働き手不足

2024年06月05日 | 日記

戦後、作家・官僚だった堺屋太一氏による「団塊の世代」1947~1949年生まれの世代の出生数は年間約270万人弱だった。  その年代の連中は、今、後期高齢者となり始めている。

最近は、年間70万人程度故、この落差は、とてつもなく圧倒的だ。  あらゆる業界で、人手不足に陥るは当然だろう。  で、1972年頃「団塊の世代ジュニア」の数年間以降、一貫して人口減少が、半世紀続いて来て、気が付いたら大変なことになっていた。  直ちに、改善出来る様な課題じゃないのは、当り前。

政治家も専門家も、結果、何も出来ずに来て、目先の対応しか出来ていない印象。   

今、経済界のみならず、あちらこちらの世界で働き手不足に見舞われて、大騒ぎ、民間企業の定年延長等で、いつ迄も働かされる時代になってきた。  一度限りの人生、働くばかりが能じゃない。

まさに長期視点から政治の課題だろうが、己の懐勘定、裏金騒動でテンヤワンヤの政界には対岸の火事だ。

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大手企業と中小企業の賃上げ格差

2024年06月05日 | 日記

過日、経団連や連合の発表では、大手企業の今春の賃上げは、平均5.58%、と胸を張っていた。

今日の日本商工会議所の発表では、多くの会員非大企業の賃金引き上げは、平均3.62%、就中、会員企業の約4割を占める従業員20人以下の中小企業では、3.34%とか。

格差等についてマスコミは、あまり大きくは触れていない様に見受けられたが、時節柄、わぁわぁ騒ぐが、喉元過ぎれば、熱さなんてなかったも同然。  政府も労働組合も、真剣じゃないですね。

地方自治体の職員には、多くの非正規職員がおり、労働者の賃金底上げの力になっていないし、社会保険等も不十分で、多くの市民は、その実態すらご存知ない。

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14億の民主国家インド

2024年06月05日 | 日記

インドやメキシコでの選挙結果がニュースで取り上げられる。

同じ14億の民を抱える専制国家中国とは、政治体制が異なる旧宗主国イギリスから独立100年を控える民主主義国家インド。

共産党の号令の下に力ずくで動き動かされる中国と、ガンジー、ネールを生み、民衆の力で民主独立を勝ち取った歴史を持つインド。

これから、一世代30年の間に、インドは、更に、中国とインドの関係は、更に、取り巻く世界はどの様に変化するのだろうか?

いずれにしても、30億弱の人間を食わせて行く両国は大変で、食糧争奪戦は過酷を極めるだろう。

日本の食糧自給率が低過ぎるので、これまた、大変だ。

で、メキシコの友人が史上初、ユダヤ系女性大統領の誕生を喜んでいたが、日本も近い内に女性首相の誕生となろうと。

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