また、巡って来た「こどもの日」、いつもと変わらない落ち着いた穏やかな、一日だった。
残念ながら、女の子の祝日のイメージはなし、これが、長い間の日本の伝統だったのだ。
「甲冑」に見守られながら、毎年の事ながら、ガス・ストーブや遠赤外線ストーブ、加湿器等々、寒い時期にお世話になった家電製品を掃除して倉庫に仕舞った。 また、来期、すぐに使用開始出来る様に。 扇風機等夏物は、既にスタンバイ出来ている。
暑い位の陽気で、季節の移ろいを実感の「こどもの日」だった。
殆んど素通りのTV神奈川の、とある番組で「祝150周年伊勢佐木町」サブタイトルが目に入ったので、釘付けの30分間だった。
もと「浜っ子」には馴染み深い「伊勢佐木町」です。 2年前に亡くなってしまった母校・横浜翠嵐高校の親友は、伊勢佐木町2丁目で洋品店を経営していた。 折に触れ、冷やかし半分に店を覗き、私用の洋品を購入したものだ。 「伊勢佐木町」で仕込むと、やゝ毛色の違うものが替わっていたものだ。 今では、京浜東北・根岸線は、昔の根岸の砂浜の上を走っているが、海に面していた三渓園や観光地になってしまった中華街は、昔の遊び場だった様なものだが、その面影は皆無。
時折り、1・2丁目メイン・ストリートを訪れ、青江三奈「伊勢佐木町ブルース」記念碑前でブルース・ハープを吹く事もあったが、旧友も減ってきて、訪ねる機会も稀になってしまった。
