ハマスとイスラエルとの間で突如起きた戦闘。
アラブ対ユダヤの間のこの100年間の歴史を45分間で駆け足で振り返る一昨晩のNHK番組は、分かり易かった。 今迄、断片的にニュースで報じられた出来事、事件、戦闘が漸く繋がった印象。
比較的、この種のニュースに敏感な私ですら、こんな状況ですから、普通の日本国民の記憶からは、遠い在り様でしょうね。
欧米列強に翻弄されたアラブとユダヤとの関係が見える。 16・17世紀の大航海時代から始まり、欧米列強による、今に続く利権争いの人類の歴史が感じられた。
どちらが良い、悪い、と両断されがちだが、ここ迄来ると、そういうレベルの議論では収まらない。
まさに政治的な決断とそれをサポートする国際世論が求められている。
ひと皮剥けた人類の在り方が問われるが、80億人、多種多様で、数百年程度では、人類の進歩なんて然して期待出来ない。